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古い論文コメントもしくは論文リストはべつに分けておきます。

2009年06月24日

大脳-基底核-上丘のcomputational model

Nature Neuroscience "Cortico–basal ganglia circuit mechanism for a decision threshold in reaction time tasks" Xiao-Jing Wang。
Rnadom dot motionのコヒーレンスを変えてやって、どっちの方向に動いているかを判断してサッケードで答える、といったperceptual decisionの実験パラダイムでいろいろ実験が行われてきていますが、今回はそれをXiao-Jing Wangが大脳-基底核-上丘の回路を考慮したリアリスティックなモデルを作って説明しようとしています。
そのようなperceptual decisionがどのように行動をmodulateするか、行動選択だけでなく、その潜時も取り扱えるような課題(Roitman and ShadlenのJNS '02 "Response of neurons in the lateral intraparietal area during a combined visual discrimination reaction time task."とか)をモデル化してます。
そういうわけで、これまでのCarpenterのLATERモデルとかRatcliffのモデルとかとは違ったアプローチになるわけですが、生理学者的にはこっちのほうがニューロンの発火パターンと結びつけたりしやすい、というか話は逆で、ニューロンのデータと整合性があるようにモデルが構築されてるわけです。
いきなりここから脱線してもう戻らないのですが、ところで、いまの話は計算論がなにを明らかにしようとしているのか、という問題に関わるので重要です。以前川人先生と小田先生とお酒を飲む機会があったのですが、そのとき川人先生が強調されていたのは、計算論は実験結果を説明できるようなモデルを作るだけでは不充分で、そのなかである計算論的な原理を抽出してくる(このへんの正確な表現は忘れた)ことが重要なんだ、というわけです。これはデビット・マーの3つの理解のレベル: computationとalgorithmとimplementationに基づいた考えです。また、川人先生やWolpertがやっていたような、到達運動がジャークを最小にするのか、トルク変化を最小にするのか、到達位置の誤差分散を最小にするのか、とにかくそういった原理によって到達運動の軌道が決まるのだ、という研究の方向性に深く埋め込まれた考え(computationのレベルでの理解)でもあります。これはpersonal communicationの部類かなと思って以前は書かなかった(040323)のだけれど、著書でも同様なことが書かれているのでよいでしょう。
さて、そのような視点で見ると、サッケードでそのようなcomputationのレベルでの理解をしようとするモデルはあるでしょうか。じつはこれはそのとき川人先生から投げかけられた質問なのですが、今なら私自身の問いとして問いかけることが出来るでしょう。この問いはperceptual decisionのようなcognitiveな話だと難しいように思います。Marrの話は感覚や運動には向く気はするのだけれど、認知ではどうでしょうか。なんらかの最適化の概念が必ず含まれているようにも思えるし。
サッケードの運動としての側面としては、Listingの法則をどうやって実現しているか、という、最近ではDora Angelakiが、以前からもっとたくさんの人がやっている話は近い気がします。そのうち書こうと思っていたのだけれど簡単に。眼球は三つの回転の自由度(horizontalとverticalとtorsion)を持っているけれど、実際に実現すべき動きは球面上を動くような2次元に近い動きであり、自由度が冗長です。そこで、実際の眼球の動きはtorsionを最小化するように、horizontalとverticalの二つの回転軸を45度回してできた回転軸を含む平面上を動く、というやつです。と書いてみて、これはimplementationの問題であることに気付いたり。崩壊。
Sparksのmoving hill hypothesisとかの論争も、… 視覚でのベイジアン的 … (まとまらないのでこのままアップ。)


2006年12月26日

Attentionと上丘との関係をchange blindness taskで。

The Journal of Neuroscience, November 1, 2006, 26(44):11347-11358 Enhanced Performance with Brain Stimulation: Attentional Shift or Visual Cue? James Cavanaugh, Bryan D. Alvarez, and Robert H. Wurtz
以前(20060227)ちょろっと言及したCavanaugh J, Wurtz RH (2004) Subcortical modulation of attention counters change blindness. J Neurosci 24:11236–11243の続編です。
JNS 2004の方はどういう話だったかというと、change blindnessを起こすようなタスクを作って、上丘からニューロンを記録してます。このタスクでは、3カ所でランダムドットが動いていて、空白の時間150msのあとにまたランダムドットが現れる。3カ所のランダムドットのどれかの向きが変わっていても、空白の時間があるとその変化に気づかない。これがchange blindnessだ、というわけです。ランダムドットの向きの変化が起こったときはそのターゲットにサッケードする。ランダムドットの向きの変化が起こらないときもあって、そのときはfixationを維持しなければならない。というわけでこれはdetection taskであって、変化ありとなしの二つの刺激条件があって、サッケードするかしないかの二つの行動があって、hit/miss/false alarm/correct rejectionの4つに分類して解析することになります。なるんですが、signal detection theory的なところにはほとんど立ち入らずに議論が進みます。
ともあれ、(書きかけで終わってるけどそのままアップ。)


2006年08月26日

論文いろいろ

班会議の方は無事終わりました。もっと幅広い宣伝の必要を感じたり。一方で、このサイトでの進行報告を見てポスターを見てくださった方もいて、ありがたい。
んで、そこで話題で出てましたが、大木さんのin vivo optical imagingの第2弾がNatureに出てます:"Highly ordered arrangement of single neurons in orientation pinwheels" 今回のはpinwheelについてのもの。まだ旅先なので見てないけど、著者にBonhoefferが入ってる。
Scienceの方では、学習でLTPが起こっているかどうか、という基本的かつ未解決な問題についに証拠が出た、という論文("Learning Induces Long-Term Potentiation in the Hippocampus" Mark F. Bear)とLTPのmaintananceとspatial memoryの保持とに関する論文"Storage of Spatial Information by the Maintenance Mechanism of LTP"とがback-to-backというか片方がarticleで片方がreportという形にて。Tim V. P. Blissがperspectiveを書いてる。


2006年07月01日

論文いろいろCerebral Cortex

"Distribution of Activity Across the Monkey Cerebral Cortical Surface, Thalamus and Midbrain during Rapid, Visually Guided Saccades" Corbetta and Snyder。Washington University School of Medicine, St Louis、ということで同じところにいるのですな。もう、ほんといろんなところがnhpでfMRIやってますよ、ってことなのですが。Block designでvisually guided saccadeやらせてます。Parietalとかfrontalとかが活動するのが取れるのは当然として、上丘やpulvinarが活動するのが見えてます。
"High Response Reliability of Neurons in Primary Visual Cortex (V1) of Alert, Trained Monkeys" Gur and Snodderly。以前もJNS 1997で同じ話題をやってたことがあったのだけれど、論旨はほとんど変わってない模様。JNS'97は、V1のニューロンは同じ刺激を提示してもそのたびに発火頻度がばらつくのでPoisson的に発火している(Fano factor = 1)と考えられていたのだけれど、小さな眼球運動を補正して、網膜上の視覚刺激の位置が一定になるようにしてみたら、このばらつきはずっと減った、って話。どのくらいニューロンの発火がreliableであるか、というのは意志決定にどのくらいのニューロンの情報をプールする必要があるかという問題と関係して重要であると考えられているわけです。
"Activity-dependent Expression of occ1 in Excitatory Neurons Is a Characteristic Feature of the Primate Visual Cortex" 基生研の山森先生のところ。V1に選択的に発現しているocc1 mRNAのin situ hybridizationをやってます。Monocular deprivationで発現が落ちたりするので、activity-dependentに発現しているらしい。山森研からはほかにも、motor cortex specificに見つかるGDF7 proteinとか、occ1と相補的なかんじで発現してるRBP geneとかが報告されてます。


2006年06月19日

論文いろいろ

PNAS "Item memory, source memory, and the medial temporal lobe: Concordant findings from fMRI and memory-impaired patients" Larry R. Squire。これまでと結論は変わらず。Item memoryとsource memoryとが関わる場所はsegregateしていない。Item memoryでsemantic memory的な成分を見て、source memoryでepisodic memory的な成分を見て、両者はdeclarative memoryで合って、medial temporal lobe memory systemによって担われている、みたいな話。
Science "Cortex Is Driven by Weak but Synchronously Active Thalamocortical Synapses" Randy M. Bruno and Bert Sakmann。結論自体よりもin vivo patchやったことのインパクトのほうが大きいかんじ。Jose-Manuel AlonsoによるPerspectives "Neurons Find Strength Through Synchrony in the Brain"があります。


2006年06月14日

JNP 6月号

メモだけ。
"Symbolic Cue-Driven Activity in Superior Colliculus Neurons in a Peripheral Visual Choice Task" Kyoung-Min Lee and Edward L. Keller
"Effects of Noise Correlations on Information Encoding and Decoding" Bruno B. Averbeck and Daeyeol Lee
"Selection and Maintenance of Saccade Goals in the Human Frontal Eye Fields" Clayton E. Curtis and Mark D'Esposito。Vincent P. FerreraによるEDITORIAL FOCUSあり。
"Differential Involvement of Neurons in the Dorsal and Ventral Premotor Cortex During Processing of Visual Signals for Action Planning" Eiji Hoshi and Jun Tanji。Nature 2000 "Integration of target and body-part information in the premotor cortex when planning action"はPMdの報告だったけど、同じタスクでPMvからの記録したものと比較してます。


2006年04月24日

論文いろいろ

JNS 4/19。"Contribution of the Monkey Frontal Eye Field to Covert Visual Attention" Jean-Rene Duhamel。以前のNeuron 2004 ("A Deficit in Covert Attention after Parietal Cortex Inactivation in the Monkey")でのLIP muscimol injectionと対応づけて考察する必要あり。
JNS 4/19。"Attentional Modulation of Thalamic Reticular Neurons" WurtzがThalamic Reticular Neuronsでattention。
JP 2005。"Motor commands contribute to human position sense"
via 認知科学徒 News Memo


2006年04月20日

Nature 4/20

"Weak pairwise correlations imply strongly correlated network states in a neural population"
William Bialek ("Spike"の著者)の論文がNature Articleにて。Pairwise correlationみてるだけじゃだめだよ、もしくはPairwise correlationがしょぼくても全体としてはcorrelationあるときもあるよ、というメッセージとも取れそう。読まなくては。
"Unique features of action potential initiation in cortical neurons"
こっちはもっとここのニューロンレベルのkineticsの話。News and Viewsは"Neuroscience: Spikes too kinky in the cortex?"にあり。


2006年03月21日

無脊椎動物でのvalueとかCorollary Dischargeとか

Science 3/17 バッタのState-Dependent Valuation。"State-Dependent Learned Valuation Drives Choice in an Invertebrate"

アブスト読んでると、"sunk-costs fallacy"なんて出てくる。サンクコストの話の説明とくっつけておもしろげに説明してトラックバックすれば、はてなの注目エントリにエントリされうるネタになるので、だれかチャレンジしてみるのがよいと思う。たまには科学ネタも入れなきゃ。

Science 1/27 コオロギ聴覚ニューロンへの遠心性コピー。"The Cellular Basis of a Corollary Discharge"

ニュース記事を発見。UK Today 「1/27 録音された自分の声が、自分の声じゃないように聞こえるワケ」 (via 06.1 K.Moriyama's diary 1/28)

というわけで、コオロギは自分の出す音がとても大きいのに耳がおかしくならないのは、自分が鳴く(=運動、行動)ときは聴覚の入力を押さえているから、というわけです。運動のonline制御とかでのCorollary Dischargeとはニュアンスが違うとは思うのだけれど。

ところで、「録音された自分の声が、自分の声じゃないように聞こえるワケ」じたいは、普段の自分の声は体を伝わる低周波音が混ざっているのに、録音したときにはそれがないから、という話でしょう。かえって、「体を伝わる低周波音」をさっ引けてない、ということでefferent copyが使えてないって話になったりして。と下書きを作って放置していたら、森山氏のところでさらにおもしろいことが書いてあったのでリンク。

ついでにScience 3/17 ラットのV1の応答がrewardでmodulateされるという話。"Reward Timing in the Primary Visual Cortex" BCM theoryのMark F. Bearはこんなこともしているのですな。


2006年03月14日

論文いろいろ JNS 2/22


2006年03月07日

論文いろいろ JNP3月号

Neural Correlates of Attention and Distractibility in the Lateral Intraparietal Area James W. Bisley and Michael E. Goldberg。
以前のScience (Neuronal activity in the lateral intraparietal area and spatial attention.)の内容をfull paper用に膨らませたものなのだろうけど、figureとかそのまんまなんで、もうちょっと工夫はないのかと思いますけど。Short paperが出てからその内容でfull paperを書くってのは、データの厚みが増すことによって信頼性が増すという意味ではいいことなのだけれど、論文の新規性はあまりないわけです。さすがにまったく同じ結論って訳にはいかないから、ふつうせめてなんか言い方を変えたり、新規のデータに重点を置いて書くもんだと思うのだけれど、これはどうなんでしょ。
ま、JNPではこういうのはいくつかありますよね。Sommer and Wurtzとかのも連報で出てました。
Directional Selectivity of BOLD Activity in Human Posterior Parietal Cortex for Memory-Guided Double-Step Saccades
What do dendrites and their synapses tell the neuron? Idan Segev
ケーブル理論のオリジネーター、RALL WがむかしJNPに出版したclassical paper(freely available online)についてのessay。というわけで、Rallの論文落としに行ったら"This item requires a subscription to Journal of Neurophysiology Online"とか言われた。ぜんぜんfreely available onlineじゃないじゃん! ま、そのうち間違いは直るでしょう。もしくはだれか文句付けてきてください(自分でやる気なし)。
追記:このエントリ書いて放置して、いざ貼ってみたら、もう直ってました。


2006年02月22日

論文いろいろ Science 2/17

"Causal Reasoning in Rats"
Non-humanで行動を指標にして高次脳機能を明らかにしようとする実験パラダイム(Claytonのepisodic-like memoryとかもそうでした)のひとつとして重要そうなのでどのくらいのことができているか知りたい。けどまだ読んでない。
On Making the Right Choice: The Deliberation-Without-Attention Effect
うお。consciousとunconsciousなんて書いてある。
コメンタリが"Tough Decision? Don't Sweat It"にあり。


2006年02月06日

Neuron 2/2

"The Hippocampus Supports both the Recollection and the Familiarity Components of Recognition Memory" Larry R. Squire。ROC書いてYonelinasに反撃。このへんに関しては前にも書きました。
"A Motion-Dependent Distortion of Retinotopy in Area V4" John H. Reynolds。Previewは"A Flashing Line Can Warp Your Mind" Vincent P. Ferrera
"Object Selectivity of Local Field Potentials and Spikes in the Macaque Inferior Temporal Cortex" Tomaso Poggio and James J. DiCarlo
"Thalamic Burst Mode and Inattention in the Awake LGNd" Harvey A. Swadlow。って、"Awake LGNd"ってあり?


2006年01月29日

Emotion and Reason in Making Decisions

メモって放置してたのを貼っておきます。
Science 9 December 2005: Vol. 310. no. 5754, pp. 1680 - 1683 Neural Systems Responding to Degrees of Uncertainty in Human Decision-Making
Ming Hsu, Meghana Bhatt, Ralph Adolphs, Daniel Tranel, Colin F. Camerer
Perspectivesあり:Emotion and Reason in Making Decisions Aldo Rustichini


2006年01月27日

論文いろいろ

Nature Neuroscience

Science 1/27

  • "The Cellular Basis of a Corollary Discharge" Cricket (コオロギ)のaudotory neuronのinhibitionに関わっているinterneuronを同定して、これがmotorからのcorollary discharges / efference copiesを送っている、と報告してます。読まなくては。

2006年01月26日

論文いろいろ

JNP 2月号

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# いととんぼ

ゴシップねたで投稿で恐縮ですが、友人の名前が出たので。Serenoさんたちは1男3女の兄姉妹で、全員が視覚系の研究をしているとか。私自身は、ここで話題になっている2人しか面識ないのですが、もう一方、確かにmotionがらみのモノグラフを書かれています。最後の一人は何を研究されているのかは知りません。Martinと留学時代に隣同士だったので、つい筆をとりました。

# pooneil

ご無沙汰しております。兄弟姉妹だったのですか。すごい一家もあるものですね。親もそういう分野なんですかね。
このあいだの研究会ではそちらの学生さんがやってきてトークしたのを聞きました。おもしろかったです。彼がこんどやろうとしていることもおもしろそうですね。


2006年01月19日

論文いろいろ

Neuron

JNS


2006年01月18日

今週のF1000

  • "Understanding and sharing intentions: the origins of cultural cognition" BBS 2005。PDFダウンロード可能。 Shared intentionalityが人間とnhpとを分けるものであると主張。このマイケル・トマセロという方はこちらの紹介文を見ると、joint attentionの概念を昔からやっていた人のよう。Social cognitionに関して重要。
  • Exp Brain Res 2005 "Chronostasis without voluntary action." Alexander I, Thilo KV, Cowey A, Walsh V。前にも扱ったことのある、時計に目をやると時計の秒針が一瞬止まって見える現象、"chronostasis"が眼球運動などの自発的行動がなくても起こる、という論文。Marc Sommerが挙げてる。
  • Nat Neurosci 2006 "Sensorimotor attenuation by central motor command signals in the absence of movement." Voss M, Ingram JN, Haggard P, Wolpert DM。以前の岡崎COEシンポジウムの時にポスターとして出してた演題がNat Neurosci になったもよう。関さんのNature Neurosciがreferされている。これもMarc Sommerが挙げてる。あたらしいPLoS biologyにもWolpertは出してました。

2006年01月06日

無題で。

Casimir J.H. Ludwigという名前をさいきん何度か見たのでチェック。

Independentに読んでた三つの論文に関わっていたのでびっくりした。


2006年01月05日


2005年11月11日

Science 11/4

Science 11/4はSFN配布用neuroscience特集です。昨年の特集(10/15)はPaul GlimcherやYasushi Miyashitaという感じでしたが、今年はSimon Baron-Cohen、 Mriganka Surときて、Kuniyoshi L. Sakaiが入ってます。

2005年11月03日

論文いろいろ

Nature neuroscience 11月号

  • "Neural basis and recovery of spatial attention deficits in spatial neglect" Corbetta@Washington University。急性期と慢性期の患者での注意課題でのactivationをfMRI。Hans-Otto Karnath論文でhemineglectの原因部位がSTGであったことをふまえて、著者らは原因部位を"perisylvian region"と呼んでSTG-IFGを含んだ領域に損傷があるときにIPSやTPJでの活動がどう変わるか、というようなモデルを作っているようです。これまでのTPJ損傷説からのつじつま合わせに苦労している様子。PosnerによるNVあり。
  • "Induction of sharp wave–ripple complexes in vitro and reorganization of hippocampal networks" これについてはしげ日記で扱ってくれるのではないでしょうか。ギューリー・ブジャーキがNVやってますし。と下書きを作って放置していたら予想通りでしたね。

Science

  • "Observing Others: Multiple Action Representation in the Frontal Lobe" RizzolattiとOrbanでaction observationでnhpでfMRI。って英語混じりすぎですねこりゃ。Observation of a hand grasping objectsでrostral F5 and areas 45B, 45A, and 46でactivation。Observation of shapesでarea 45がactivate。というかF5のrostral側のarcuate sulcusの中をふつうに45野と称しているけれど、それだけfineな議論に耐えうる解像度を彼らのデータが持っているかどうかが問題となることでしょう。ようするに、Fig.1見てその結論を信じられますか、ということです。
  • "Failure to Detect Mismatches Between Intention and Outcome in a Simple Decision Task" これ、疾病否認とかと関係あるんだと思うんで読んでみたいんだけれど、まだ。著者はこの現象を"choice blindness"と呼んでる。そのうちTrends in Cognitive Sciencesあたりにレビューが出るだろうからそのときでよいか。
  • "Breakdown of Cortical Effective Connectivity During Sleep" もともとのEdelman and Toniniあたりからずっとフォローしてないんだけれど(なんか怪しげで……)、検証しておかないとなあ、と思いつつ放置中。
  • "Direct Evidence for a Parietal-Frontal Pathway Subserving Spatial Awareness in Humans" 脳腫瘍の切除手術でintraoperative electrical stimulationして、bisection testをすることによって、その患者さんの注意に関連する領野を切除しないようにしました、というわけです。その結果、IPLおよびcaudal STGへの刺激で影響あり。しかし、Karnathが主張するrostral STGへの刺激では影響なし。さらにparietal-frontal pathwayへの刺激がいちばん影響あり。というわけで、Corbettaが書いているように原因部位としてIFGまたはIFG-TPJのconnectivityを考えるというのは理にかなっているのかもしれません。
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# Shige

こんにちは。予想、ありがとうございます(笑)。
sharp wave-ripple complex は海馬特有の脳波なので、いくぶんマニアックかもですね。ただ、ほんとに機能的な neural assembly の形成に関わっているとしたら面白いですが。
それでは。


2005年10月24日

さいきんのNature

しばらくNature読んでなかったので、見逃してる論文がないかチェックしてたんだけれど、うーむ、これはやっぱりかなりキビしいことになってるんではないでしょうか。今年出たNatureでのnhpの論文はLogothetisのretinal lesionとEarl Millerのstriatumからcortexへの流れと下記の聴覚野ピッチニューロンだけ? 2004061720040618のエントリなど見ていただければ流れがもっとよくわかるかと思います。


2005年10月21日

論文いろいろ

JNS 10/12

JNS 10/19

Neuron 10/20


2005年10月12日

論文メモ 混乱編

新事実判明とか、一般公開とか、ソフトボール大会とか、科研費とか、SFN準備とかで超余裕ない。訳もわからずメモ作成。だれか私とディスカッションしてください。


2005年10月05日

論文いろいろ

PNAS 9/27
Imaging input and output of neocortical networks in vivo スライスにoregon greenをロードしてるんだけど、グリアにも入っている様子。細胞体の部分のCaシグナルからスパイク数(ニューロンの出力)をある程度予測できるというのはいいのだけれど、neuropilの部分のCaシグナル(グリアとかのCaを反映)をニューロンへの入力として扱うのはかなり無理がありそう。もちろん、入力と出力とを分けて解析できたら局所回路の解析におけるメリットは多大なわけだけど。そういうわけでガヤ論文とも関係してる。Max Planckなので、Sakmannがcommunicateしてる。
Nature Neuroscience 10月号
Timing of the brain events underlying access to consciousness during the attentional blink Stanislas Dehaene。この前言及したNature Neuroscience Reviewでは見えたか見えないかの二分法が批判されていたけど、今回も変わらず、というかんじ。
NVがTwo-timing attentionにあり。
Cortical responses to invisible objects in the human dorsal and ventral pathways Sheng He。GoodaleがF1000で持ち上げてたやつ。
NVがObject-specific unconscious processingにあり。
Inferring another's expectation from action: the role of peripheral sensation
fMRI evidence for the neural representation of faces

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# ガヤ

あ、召喚された気分。はい、実は、まさに今、私、pre-post分離やっています。それだけにHelmchenのPNASはちょっとショックなのです。まあ、私のはvivoではなく海馬スライス標本なのですが。とりあえず今月中には投稿予定です。あくまで予定ですが、乞う御期待です。
ご参考までに↓
http://hippocampus.jp/dg/

# pooneil

松代以来ですね。帰国して半年で一報目きましたか!すごい。
Caイメージングのムービー見ました。Caシグナルからスパイク数が数えられそうではないですか(というかこれ松代で見せてたやつでしたっけ?)。
Helmchenのは入力といっても、fieldのレベルのものだと思われますので、もっとローカルなものが見れたら素晴らしいと思います。というわけで期待してますので。

# がや

松代で見せたかどうかはあまり記憶が。。。やばい記憶力ですね。

あと我々のもいわゆる "fieldレベル" ですので、(彼らのデータよりは強く言えるとは思うのですが、でも)残念ながら、厳密な意味では彼らのを凌駕していません。ユステとも「プレとポストを個別に分離できたらいいなあ」とは話をしたことはあるのですが、プレについては現時点ではどうも現実的ではないのかもしれません。と言いつつも秘策を考える毎日なのですが。

# pooneil

>>松代で見せたかどうかはあまり記憶が
あう……たぶん勘違いです。二日酔いで遅刻して行ったし。
来週の研究会でお会いしましょう。科研費とSFNに追われまくってるのですが、なんとか。


2005年09月28日

PubMed RSS Feed役に立った

更新してみたら、PubMed RSS FeedにProgress in Brain Researchの論文が並んでた。というわけでProgress in Brain Researchのサイトに飛んでみたら、 Progress in Brain Research vol 150が"The Boundaries of Consciousness: Neurobiology and Neuropathology"という特集であることを知りました。というわけですこし役に立ちました。

2005年09月26日

今週のFaculty of 1000

二つほどメモ。
J Neurophysiol 94: 1623-1635, 2005 "Phase-Response Curves Give the Responses of Neurons to Transient Inputs"
BioEssays Volume 27, Issue 10 , Pages 1060 - 1068, 14 Sep 2005 Revisiting "scale-free networks" Evelyn Fox Keller


2005年08月26日


2005年08月24日

論文いろいろ

時間がない。以前メモって放置してたやつを貼っときます。
Neuron 6/2
Peter J. Bayley, Jeffrey J. Gold, Ramona O. Hopkins and Larry R. Squire, The Neuroanatomy of Remote Memory, Neuron, Volume 46, Issue 5, 2 June 2005, Pages 799-810. Wendy SuzukiがF1000で挙げてた。
John-Dylan Haynes, Jon Driver and Geraint Rees, Visibility Reflects Dynamic Changes of Effective Connectivity between V1 and Fusiform Cortex, Neuron, Volume 46, Issue 5, 2 June 2005, Pages 811-821.
Implicit Attentional Selection of Bound Visual Features
Nature 6/2
Oxytocin increases trust in humans
Human behaviour Brain trust
JNS 6/8
Neural Basis for a Powerful Static Motion Illusion -- Conway et al. 25 (23): 5651 -- Journal of Neuroscience 表紙にもなってます。
JNP 7月号
Statistical Issues in the Analysis of Neuronal Data
Neuron 5/19
Uncertainty, Neuromodulation, and Attention


2005年08月10日

論文いろいろ

Current biology 7/26
"Blinking Suppresses the Neural Response to Unchanging Retinal Stimulation" Davina Bristow, John-Dylan Haynes, Richard Sylvester, Christopher D. Frith and Geraint Rees
"Vision: In the Blink of an Eye" David Burr
"Bodily Illusions Modulate Tactile Perception" Patrick Haggard
Neuron 8/4
"Dissociation between Ventral and Dorsal fMRI Activation during Object and Action Recognition" Ehud Zohary
"Action Insight: The Role of the Dorsal Stream in the Perception of Grasping" Melvyn A. Goodale
"Testing the Efficiency of Sensory Coding with Optimal Stimulus Ensembles"
JNP 8月号
"Delay-Period Activity in Visual, Visuomovement, and Movement Neurons in the Frontal Eye Field" Lawrence H. Snyder。去年のSFNに出てた。Recording siteをVan EssenのCARETを使ってunfoldして表示している分は新しく作ったらしい。
"Neuronal Activity Dependent on Anticipated and Elapsed Delay in Macaque Prefrontal Cortex, Frontal and Supplementary Eye Fields, and Premotor Cortex" Carl R. Olson
"Topographic Organization for Delayed Saccades in Human Posterior Parietal Cortex" David J. Heeger
"Topographic Maps of Visual Spatial Attention in Human Parietal Cortex" David J. Heeger
"Supplementary Motor Area Encodes Reward Expectancy in Eye-Movement Tasks" R. A. Andersen
"Differential Characteristics of Face Neuron Responses Within the Anterior Superior Temporal Sulcus of Macaques" Wania C. De Souza, Satoshi Eifuku, Ryoi Tamura, Hisao Nishijo and Taketoshi Ono


2005年07月29日

Current Biology

7/7 "Patchy Organization and Asymmetric Distribution of the Neural Correlates of Face Processing in Monkey Inferotemporal Cortex" 美しすぎる。こういうの大好き。
7/7 "Meditation alters perceptual rivalry in Tibetan Buddhist monks" J.D. Pettigrew。チベット仏教僧はbinocular rivalryの移り変わりをコントロールできる。のだが、できない人もいるところが面白いところ。
6/21 "Perception of the Consequences of Self-Action Is Temporally Tuned and Event Driven" Daniel M. Wolpert and J. Randall Flanagan。これも「自分でくすぐり」関係。というかWeiskrantzが"Preliminary observations on tickling oneself." Nature. 1971なんてものを出していることをはじめて知った。


2005年07月28日

socialなdecision making

Michael L. Plattが去年のSFNで出していた、メスの画像とジュースとの間でどっちを選ぶかdecision makingさせるというオモシロ論文がいつのまにかCurrent Biology '05に出ていました。
"Monkeys Pay Per View: Adaptive Valuation of Social Images by Rhesus Macaques"
あれ……たしかSFNではニューロンの反応も取っていなかったっけか。
さらに関連する前報として、Current Biology '03 "Reflexive Social Attention in Monkeys and Humans"もメモっておきましょう。
なお、Michael L. PlattはGlimcherといっしょにNature '99をだして、いまはDuke University Department of Neurobiologyでassistant professorをやってます。
Dukeのサイトの右下にryasudaさんがいますね。というかryasudaさんの日記から飛んできたついででこのエントリができたのでした。


2005年07月25日

論文いろいろ

Science 7/22
あーあ、というわけでついにepisodic-like memoryからlikeが取れてしまいました。
"Independent Codes for Spatial and Episodic Memory in Hippocampal Neuronal Ensembles" Edvard I. MoserとBruce L. McNaughton。
JNS 7/20
発達段階のmouseの上丘でimagingというやつがback-to-backで。
"Altered Map of Visual Space in the Superior Colliculus of Mice Lacking Early Retinal Waves"
"Evidence for an Instructive Role of Retinal Activity in Retinotopic Map Refinement in the Superior Colliculus of the Mouse"
Neuron 7/21
"The Coordinated Mapping of Visual Space and Response Features in Visual Cortex" Mriganka Sur。Previewが"Cortical Maps: Where Theory Meets Experiments" Aniruddha Das
"Do Motoneurons Encode the Noncommutativity of Ocular Rotations?" Dora E. Angelaki。もっぱらJNPとEBRだったのですが、最近ブレークしてどんどん出てきてますな。去年会いましたけど、強烈な人でした。今回の話は眼球運動のnoncommutativity(非可換性)について。3次元の回転運動では、x軸方向に90deg回してからy軸方向に90deg回すのと、y軸方向に90deg回してからx軸方向に90deg回すのとは等価ではない。よって、眼球運動で眼球を回転するときにどのようにして目的の位置までの回転方向を決定し、三方向の筋肉の運動指令を出すか、ということが問題になる、という話(というかpreview読んで推定)。Previewが"Noncommutativity of Eye Rotations and the Half-Angle Rule" Julio C. Martinez-Trujillo。
"Formal Learning Theory Dissociates Brain Regions with Different Temporal Integration" Jan Gläscher and Christian Büchel。強化学習関連でhuman MRI。重要そうだけどいまの私の手には負えなさそう。
"Prefrontal Cortex Activity Related to Abstract Response Strategies" Steven P. Wise。またややこしげなタスクが出てきましたよ。とりあえずメモということで。


2005年07月12日

Cerebral Cortex 8月号: follow-up paper二つ

"Simultaneous Representation of Saccade Targets and Visual Onsets in Monkey Lateral Intraparietal Area" Jacqueline Gottlieb, Makoto Kusunoki and Michael E. Goldberg。Nature '98 "The representation of visual salience in monkey parietal cortex"のfollow-upとおぼしきペーパー。Bisley and GoldbergのScience '03への違和感はdistractorへのtransientなresponseとsaccadic targetへのdelay responseとを比較する、という点にあったのだなといまなら思うのだけれど、とにかくabrupt onset cueによるtransientなresponseとsaccadic targetへのdelay responseとを真正面から扱っているようす。じっさい、Nature '98の重要性もそこにあるわけで(saccade直前から始まるremappingによる応答はDuhamel '92でのノイエスなわけで)。そのへんも併せて読みこむ必要あり。
"Population Dynamics of Face-responsive Neurons in the Inferior Temporal Cortex" Narihisa Matsumoto, Masato Okada, Yasuko Sugase-Miyamoto, Shigeru Yamane and Kenji Kawano。こちらはおそらくNature '99 "Global and fine information coded by single neurons in the temporal visual cortex"のfollow-up。


2005年07月07日

論文いろいろ

Nature 6/23
"Invariant visual representation by single neurons in the human brain" Human single-unitでface neuronの応答でidentityに基づいたinvariance codingがある、というもの。F1000でJohn Kalaska / Kevan A. Martin / Mayank Mehta / Aina Puceの4人がセレクト。Invarianceをニューロン応答の選択性で議論するというのはなかなか難しいことなわけです。というのもそれはinvarianceではなくてlack of selectivityとも言えるわけだから。そのへんどう扱っているか読んでおく必要あり。もっともこの論文の最大のインパクトは前回のNature論文と同様に、humanのsingle unitであるということのなのだからそんなに期待できないけど。
JNS 6/22
"Distinct Contributions of Hippocampal NMDA and AMPA Receptors to Encoding and Retrieval of One-Trial Place Memory" Tobias Bast, Bruno M. da Silva, and Richard G. M. Morris
これってNature '03 "Glutamate-receptor-mediated encoding and retrieval of paired-associate learning" M. Day, R. Langston and R. G. M. Morrisとなにがちがうんでしょうか。つまり、One-Trial Place Memoryとwhat−where paired-associates learningの違いという訳なんですが。
Nature AOP
"Microstructure of a spatial map in the entorhinal cortex" doi: 10.1038/nature03721 Edvard I. Moser
このgrid cellってものすごいインパクトでかいけど、なんかすごくartifact臭を感じないすか。ま、読んでないんでなんなのですが。


2005年07月05日


2005年06月29日

Nature neuroscience AOP

"Reference frames for representing visual and tactile locations in parietal cortex" doi:10.1038/nn1480 DuhamelによるVIP recording。
"Saccadic eye movements cause compression of time as well as space" doi:10.1038/nn1488 Morrone MC, Ross J, Burr DCによるサッケード前後の視覚処理について。以前Nature '97に著者らは"Compression of visual space before saccades"というのを出しているのだけれど、今回の論文ではサッケード中に空間だけでなく、時間も圧縮されている、と主張しています。同じ系を使ってサッケードでGoodale流のvision for actionとvision for perceptionとを分けたと主張するCurrent biology '01 "Separate visual representations for perception and action revealed by saccadic eye movements"もメモっときます。
"Transcranial magnetic stimulation highlights the sensorimotor side of empathy for pain" doi:10.1038/nn1481 Alessio Avenanti, Domenica Bueti, Gaspare Galati and Salvatore M Aglioti


2005年06月16日

JNS 6/15

Functional Magnetic Resonance Imaging Activity during the Gradual Acquisition and Expression of Paired-Associate Memory Jon R. Law, Marci A. Flanery, Sylvia Wirth, Marianna Yanike, Anne C. Smith, Loren M. Frank, Wendy A. Suzuki, Emery N. Brown, and Craig E. L. Stark
Referしてるのがフラクタル図形の作り方に関するNeurosci Resだけだとさ。どうかしてる。これがやつらのやりかたですよ。


2005年06月07日

今週のF1000

うちの研究所にもfaculty of 1000が入るようになったのでぼちぼちと紹介します。
Melvyn Goodaleが二つ挙げています。
Experimental Brain Research "What the hand can’t tell the eye: illusion of space constancy during accurate pointing" Pointingは意識の関与の不在下で起こる、Goodaleの主張するdorsal pathwayは意識に関わらない、とする説に整合性のある知見です。
Nat Neurosci "Optic ataxia errors depend on remapped, not viewed, target location" A Vighettoたち。Optic ataxiaについては何回か採りあげました(過去スレッドあり)。Optic ataxiaの原因をこれまでの「網膜上の情報を標的の表象に変換するところの障害」ではなくて、「gaze-centeredな座標系からarm-centeredな座標系へ変換するところの障害」にあると主張しています。
あと、Kevan A. MartinがLogothetisのNature 5/19を挙げています。
Nature "Lack of long-term cortical reorganization after macaque retinal lesions"
この話、去年のSFNでもやってたんですが(605.3)、この派手な発表の次がU.T.Eyselによるmultielectrode arrayでのcatでの報告(605.4)で、reorganizationはあるという結論だったんですが、そっちのほうが本当のように思えました。LogothetisのほうはfMRIでretinal lesionの影響を定量的に見ようとする、かなり危なっかしいものと思いましたし。


2005年05月19日

論文いろいろ

Current Biology 5/10

PNAS 5/10

Nature 5/12


2005年05月17日

論文いろいろ

JNS 5/11

  • "Chromatic Gain Controls in Visual Cortical Neurons." Peter Lennie。
    V1のニューロンのorietation tuningは光のcontrastを変えても変わりません。つまり、コントラストが高いときにニューロンのcontrast tuningカーブのサチってしまったとしたらtuning widthが広がってしまう(どんなorientationに対しても強く応答してしまう)わけですが、そういうことが起こらないようにlateral inhibitionによって全体的な応答を下げてやる(gain control=normalization)ことでcontrast tuningカーブの形が変わらないようにしているというわけです。V1のニューロンがたんにLGNからの入力を線形的に加算しているだけだとしたらこのようなgain controlは実現できないと考えられるので、cortexでのlateral inhibitionという非線形的な演算が行われている証拠としてこの問題は取り扱われてきました。(というか関係者の方、必要でしたら訂正入れておいてください。)
    今回、Peter Lennieはこのようなgain controlが色のtuning(じっさいにはconeへの刺激の周波数特性)でも起こっているということをV1,V2のニューロンで見いだした、ということのようです。
  • "Cortical Ensemble Adaptation to Represent Velocity of an Artificial Actuator Controlled by a Brain-Machine Interface." Miguel A. L. Nicolelis
  • "Distributed Neural Representation of Expected Value." Neuroeconomics。fMRIでexpected value。Nucleus accumbensがanticipated gain magnitudeで、mesial prefrontal cortexがanticipated gain magnitude + anticipated gain probability。さらにNucleus accumbensがself-reported positive arousalで、mesial prefrontal cortexがprobability estimatesだそうです。

2005年05月13日


2005年05月11日

論文いろいろ

Nature 5/5

Neuron 5/5

JNS 5/4


2005年04月30日

Science 4/29


2005年04月28日

論文いろいろ

Nature Neuroscience 5月号

fMRIで知覚をデコード。Back-to-backで出てきました。Kamitani論文が1/3 receivedで、Haynes論文が2/16 received。

PNAS 4/26


2005年04月26日

論文いろいろ

Cerebral Cortex 5月号

Nature 4/21


2005年04月25日

Science 4/22 Bichot et al

"Parallel and Serial Neural Mechanisms for Visual Search in Macaque Area V4." Narcisse P. Bichot, Andrew F. Rossi, Robert Desimone@NIMH。Perspectiveあり:"Watching Single Cells Pay Attention."
Desimone久々に来ましたね。しかもarticle。First authorのNarcisse P. BichotってJeff Schallのところにいた人ではないですか。Visual search中のFEFの活動を記録したSchall labの一連の仕事の担い手の一人ですな。
んで今回はvisual searchの系(しかもけっこう複雑なパターンと色を組み合わせたもの)とV4からLFPを記録してgamma oscillationを見たFries et. al. Science '01 ("Modulation of Oscillatory Neuronal Synchronization by Selective Visual Attention.")の系とを合体させた、という感じですな。
これはちゃんと読んでコメントする予定(と書くとそれだけで満足してコメントしないのだけど)。


2005年04月22日

論文いろいろ

Neuroscience & Biobehavioral Reviews

Current Opinion in Neurobiology

これもvia cogniさんのところから知りました。というかうちは孫引きサイトと化してますな。

  • "From monkeys to humans: what do we now know about brain homologies?" Roger BH Tootel
  • "To what extent are emotional visual stimuli processed without attention and awareness?" Luiz Pessoa (and Ungerleider)。Pessoa L, Japee S, Ungerleider LG: Visual awareness and the detection of fearful faces. Emotion 2005, in pressをもとに、subcortical pathwayが意識下でemotionalな情報を処理している、としてその経路にsuperior colliculus->pulvinar->amygdala、というのを提唱。しかしlegendにも書かれているけど、extrageniculate pathwayとしてのsuperior colliculus->pulvinarの経路はinferior pulvinarでterminationするので、amygdalaへの投射の起始点であるmedial pulvinarとつながっているかどうかは保証がないのです。このへんについて関連するStewart Shippの論文へのコメントが20040512にあります。
  • "See me, hear me, touch me: multisensory integration in lateral occipital-temporal cortex." って"Tommy"かよってそれはsee me, feel me, touch meですから(ってそれだけが書きたかった。ちなみにNeil Youngの"my my hey hey"の"there's more to the picuture than meets the eyes"もタイトルに使われるの見たことあります。"I can see for miles"なんてのも使えるかも)。

2005年04月21日

Neuron 4/21


2005年04月20日


2005年04月15日


2005年04月10日


2005年04月08日

論文いろいろ

Science 4/8

Science 4/1


2005年04月01日

論文いろいろ

このエントリは後付け過去日記です。

PNAS 3/29

JNS 3/30

  • "Decisions under Uncertainty: Probabilistic Context Influences Activation of Prefrontal and Parietal Cortices." Gregory McCarthy。Human fMRIでneuroeconomics。被検者は次に丸が出るか三角が出るかを当てなくてはいけない。どちらが出る可能性が高いか、というprior probabilityを"context stimuli"として直前に与えておく。するとこのprior probability(=uncertainty)によって判断が影響され、このprior probabilityにsensitiveな領域(dorsal prefrontal and posterior parietal cortex)がMRで見つかってきた、と。ま、これがとっかかりの仕事なのであって、さらにcognitiveな要素をdecomposeしてゆくのを期待しましょう。

Current biology 3/29

  • "Contextual Modulation outside of Awareness." Human psychophysicsで、gratingのorientationを答えさせるtask。Backword maskingをかけてawarenessがない条件にしてもcontextual modulationが起こる。しかもinteroular transferがある。だからconsicious perceptionにはV1-higher visual areaのinteractionが必要、ということでPascual-Leone and Walsh Science '01に話がつながると。

2005年03月29日

論文いろいろ

このエントリは後付け過去日記です。

Vision Research 6月号

Neuropsychologia

Nature 3/17

JNS 3/16

Nature Neuroscience 4月号


2005年03月15日

論文いろいろ

このエントリは後付け過去日記です。

Science 3/11

JNS 3/9

PNAS 3/8

Current Biology 3/8


2005年03月05日

論文いろいろ

このエントリは後付け過去日記です。

Science 3/4

Consciousness and Cognition 3月号

Neuron 3/3


2005年03月03日

論文いろいろ3/3

Nature 3/3

  • Synaesthesia: When coloured sounds taste sweet 文字に色を感じる共感覚者でのストループ課題、という話は前にあったけど(MattingleyのNature)、今回は音程に味を感じる共感覚者(E.S.さん)で同様なストループ課題を行った話のようです。
  • Image segmentation and lightness perception コンテキストによって明るさが違って見える、という錯覚の話なんだけれど、あの市松模様に影が当たっているところと当たってないところが同じってやつ(「脳と視覚」Richard Gregoryとかに載ってるやつ)の発展形みたいな話でしょうか。

JNP


2005年02月25日

Nature 2/25

  • "Different time courses of learning-related activity in the prefrontal cortex and striatum." ANITHA PASUPATHY AND EARL K. MILLER。ひさしぶりにMillerのところから。あるブロックではその絵を見たら右にサッケードしなければいけないし、違うブロックではその絵を見たら左にサッケードしなければいけない、というconditional associative learningを行わせる。んでこのreversalの過程でのニューロンの発火パターンの変化のしかたがprefrontalとcaudateとで違っていて、caudateの方は非常に早く、prefrontalはもっと遅い、ということなんだけど、あまりstrikingな結果とは思えないのですが。彦坂研の一連の仕事とかとつきあわせて評価する必要があるでしょう。あと、松元健二さんのScience論文での話をcaudate-orbitofrontal-DLPFC-middlefrontalの系に拡張するとどうなるか、とか。
  • "Excitatory cortical neurons form fine-scale functional networks." YUMIKO YOSHIMURA, JAMI L. M. DANTZKER & EDWARD M. CALLAWAY

2005年02月18日

論文いろいろ2/18

Plaidのスレッドが止まっているのだけれど、とりあえずいろいろメモメモ。

Science 2/18

Neuron 2/17


2005年02月14日

PLoS Biology 2月号

"Parsing a Cognitive Task: A Characterization of the Mind's Bottleneck." Mariano Sigman and Stanislas Dehaene。反応潜時の分布をperception-decision-motorの3段階のモデルで説明して、decisionのところがボトルネックになっている、と主張する論文。以前うちでも取り上げたCarpenterのLATER modelのスレッドとおおいに関係があります。


2005年02月03日

論文いろいろ

Neuron 2/3

JNS 2/2


2005年01月27日


2005年01月26日


2005年01月21日

JNS

JNS 1/12

JNS 1/19


2005年01月20日

Nature Neuroscience AOP

"A representation of the hazard rate of elapsed time in macaque area LIP." Published online: 16 January 2005; Peter Janssen and Michael N Shadlen [ris format]
まえのNeuron '03(Leon and Shadlen)と併せてこのへん採りあげる意義はあるでしょうな。ちなみに"Neural correlates of time perception"に関するメモは20040914のエントリにあります。


2005年01月19日

PNAS 1/18


2005年01月11日

論文いろいろ

Neuron 1月号

PLoS biology 1月号

ところで今気付いたけれど、"download XML"というのがあって、XML形式にfulltextが格納されたものがすでにあるのですな。


2005年01月07日


2005年01月05日

Nature Neuroscience 1月号

なんかfulltextの文字が小さくなってるんですけど。html読んでみると、@importなんて使っているのでinternet explorer 5ではCSS読まないようにするといった最近のテクを使っている様子なんだけど。


2004年12月31日

PNAS 12/28

"Lentivirus-based genetic manipulations of cortical neurons and their optical and electrophysiological monitoring in vivo" PNAS 101: 18206-18211; Tanjew Dittgen, Axel Nimmerjahn, Shoji Komai, Pawel Licznerski, Jack Waters, Troy W. Margrie, Fritjof Helmchen, Winfried Denk, Michael Brecht, and Pavel Osten [EndNote format]
Lentivirusを使ってin vivoで一個のニューロンレベルでgene scilencingとかやってる仕事。Pavel Osten@Max Planck Instituteは以前岡崎にトークしにきたことがあって("Single cell genetics: a novel approach to study experience-dependent plasticity in vivo")そのときの話を聞いて私も遅ればせながらRNAiあたりを勉強したのだけれど、その話がやっと論文になって出てきたということらしい。トークの内容からすると仕事の進み具合はまだまだ途中段階だけど非常に面白い、という感じだったのだけれど。Communicated by Bert Sakmann@Max Planck Institute、ということでぶっちゃけ身内ですな。NatureかScience蹴られたか。
ちなみに今年のSFNで"Novel Approaches to Monitor and Manipulate Single Neurons In Vivo"ということでやったシンポジウムのレポートがJNSにあり:"Novel Approaches to Monitor and Manipulate Single Neurons In Vivo" J. Neurosci. 24: 9223-9227 Michael Brecht, Michale S. Fee, Olga Garaschuk, Fritjof Helmchen, Troy W. Margrie, Karel Svoboda, and Pavel Osten [EndNote format] わたしはべつのシンポジウムに行っていたので参加できませんでしたけど。
あと、LentivirusではなくてSindbis virusを使った話はすでにpublishされています。Methodologyのpaperですな:
"Sindbis vector SINrep(nsP2S726): a tool for rapid heterologous expression with attenuated cytotoxicity in neurons" Journal of Neuroscience Methods, Volume 133, Issues 1-2, 15 February 2004, Pages 81-90. Jinhyun Kim, Tanjew Dittgen, Axel Nimmerjahn, Jack Waters, Verena Pawlak, Fritjof Helmchen, Sondra Schlesinger, Peter H. Seeburg and Pavel Osten


2004年12月27日


2004年12月25日

JNS 12/15


2004年12月24日


2004年12月21日

JNS 12/15

James Cavanaugh, and Robert H. Wurtz "Subcortical Modulation of Attention Counters Change Blindness" J. Neurosci. 24: 11236-11243; 2004 [EndNote format]
James CavanaughってかつてMovshon JA@NYUのところでV1やってたひとですよね。nonhuman primateでChange Blindnessだそうです。


2004年12月17日


2004年12月15日

Science 12/10

Addictionとtemporal-difference reinforcement learningについてです。

mmrlさんにばかりあまり負担がかかるのはよろしくないですし、mmrlさん以外にもこのへんよくご存知の方は読んでいらっしゃるはずで、ぜひ、どのくらいインパクトのある仕事なのかというあたりの評価などあればコメント歓迎します。なんか一番目の論文のfig.2のような回路図をなんども見たせいかなにが新しいのかもうよくわからなくなっているのです。


2004年12月11日

PNAS 12/7(AOP)


2004年12月10日

Nature 12/9

Vision Research


2004年12月08日

JNS 11/24


2004年12月03日

PNAS 11/16

"Fly motion vision is based on Reichardt detectors regardless of the signal-to-noise ratio." J. Haag, W. Denk and A. Borst。Fig.1とか見てるとおもしろそう。Flyのmotion detectorはSN比が低いときはReichardt detectorでSN比が高いときはgradient detectorが働いていると考えられていたけど、two-photonでdendriteのCa2+を測って検証して広い範囲のSN比で調べてみたらどこでもReichardt detectorだったと。


2004年11月25日


2004年11月19日


2004年11月18日


2004年11月17日

Current Biology 11/9

PNAS 11/9


2004年11月16日

脳科学メモ

Henschさん@理研の部門セミナーがあるので自転車こいで聞きに行く予定。話としてはおそらくは

を中心としたものとなることでしょう。
今年はさらにannual review of neuroscienceも出てます。
追記:行けなくなりました。


2004年11月09日

PLoS Biology 11月号

  • "Perception, Action, and Roelofs Effect: A Mere Illusion of Dissociation." Paul Dassonville , Jagdeep Kaur Bala。Goodaleが言うような、ventralとdorsal visual pathwayがそれぞれperceptionとactionの独立な経路になっているという説を支持する証拠の一つとして"Roelofs Effect"というのがあるのですが、これに対する反証を提出しています。
  • "Representation of Attended Versus Remembered Locations in Prefrontal Cortex." Mikhail A. Lebedev, Adam Messinger, Jerald D. Kralik, Steven P. Wise。SFNで見たけどスルーしてました。Prefrontal cortexでのdelay activityがshort-term memoryなのかattentionなのかを分離してみたところ、attentionだった、とのこと。もう少し詳しく読んでみる必要がありそうです。MessingerはSteven Wiseのところに移ったとそういえば言ってました。彼は結構今回のSFNではよく質問してました。あとよく質問してたのがAndersenのところにいたBatista。
  • "Motifs in Brain Networks." Olaf Sporns, Rolf Kötter。脳でsmall-worldとか。

2004年10月21日

Nature 10/21

"Neural correlates of mental rehearsal in dorsal premotor cortex." PAUL CISEK AND JOHN F. KALASKA


2004年10月19日


2004年10月16日

Neuron 10/14つづき

  • Editorial "New Online Access Policy for Neuron." Neuron含むCell Pressの論文が一年以上経ったものはフリーでアクセスできるようになる、とのことです。すでに1995-2003年12月までについてはフリーになっているとのこと。(追記:間違いました。「2005年の1月から1995-2003年12月までについてはフリーになり、そこから毎月一年以上前のものが順次フリーになる」でした。)すごい。Cell Pressのような大きなところがこう出てきたということはPLoS Biologyのような存在と併せて、ムーブメントとなってきている感じ。
  • "The Neural Bases of Cognitive Conflict and Control in Moral Judgment." Jonathan D. Cohen

2004年10月15日

Science 10/15

Special Issue: Cognition and Behavior、ということで神経科学関連のレビューが並んでます。SFNではこの号がタダでガンガン配られることでしょう。

Nature 10/14

こちらもScienceと同様、SFNでの配布を意識した神経科学特集("Plasticity & neuronal computation")です。

ここからはオリジナルペーパー。


2004年10月13日


2004年10月12日


2004年10月08日

JNS 10/6


2004年10月06日


2004年10月04日


2004年09月30日

Nature 9/30

"Small modulation of ongoing cortical dynamics by sensory input during natural vision."
結論は"sensory evoked neural activity represents the modulation and triggering of ongoing circuit dynamics by input signals, rather than directly reflecting the structure of the input signal itself"。となるとAMOS ARIELIのNature '03 "Spontaneously emerging cortical representations of visual attributes."との関連が知りたくなります。


2004年09月29日

Neural Networks June-July 2004

"Feedforward, feedback and inhibitory connections in primate visual cortex." Edward M. Callaway。ついでにこれも貼っときます。


2004年09月28日


2004年09月27日

Vision Research

"Visual information transfer across eye movements in the monkey." Henk Spekreijse and Pieter R. Roelfsema


2004年09月24日

JNS 9/22


2004年09月20日


2004年09月16日


2004年09月09日


2004年09月08日


2004年09月07日

JNP 9月号

Science 8/27

Edvard I. Moser二連報。


2004年09月06日


2004年08月31日

Current Biology8/24

"Perceptual Learning: Is V1 up to the Task?"
Nature Neuroscience 6月号のCharles Gilbertの"Perceptual learning and top-down influences in primary visual cortex."に関するコメンタリ。

Nature 8/19

TURNING POINTS "The blind leading the sighted." RICHARD GREGORYによるエッセイ。以前言及した「先天盲開眼者の視覚世界」に関連する話題。


2004年08月25日

PNAS 8/17

"DNA targeting of rhinal cortex D2 receptor protein reversibly blocks learning of cues that predict reward." Zheng Liu and Barry J. Richmond @ NIMH。
けっきょくNIMHのMortimer Mishkinによってcommunicate(track I)というオチでしたか。もう3,4年ぐらい前にSFNで見たときにはすげー質問されまくってたというか集中砲火を浴びてましたけどね。Methodologicalにどうなったのか、読んでおかなくては。
というかこういうgeneticな方法をnonhuman primateに応用して行動実験をする、というのに興味があるのですが、実現可能性や障壁はどんなもんなんでしょう。


2004年08月24日


2004年08月20日

Science 8/13

"Optical Sectioning Deep Inside Live Embryos by Selective Plane Illumination Microscopy."
よくわからないのでスルーしていたらHOTWIREDに採り上げられている(生体を傷つけずに3次元で捉える顕微鏡『SPIM』)ので読んだけどやっぱりわからん、imagingに応用可能なのかどうかが。


2004年08月14日


2004年08月07日

Neuron 8/5

"Prefrontal Neurons Coding Suppression of Specific Saccades." Michael E. Goldberg。1st authorの長谷川さんは同じくGoldberg研でScience '00 "Neurons in Monkey Prefrontal Cortex That Track Past or Predict Future Performance."を出しています。


2004年08月06日

JOSHUA T. TRACHTENBERG

ふと気付いたけれど、SVOBODA研のNature '02 "Long-term in vivo imaging of experience-dependent synaptic plasticity in adult cortex."のfirstのJOSHUA T. TRACHTENBERGってMichael P. Strykerのところでoptical imagingとanatomyを組み合わせていた人ではないですか。すごいなあ。

コメントする (4)
# ryasuda

Joshの業績、凄いですよね。今はUCLAのAssit.Profです。おくさんが富豪らしいです。彼のwebpage→ http://www.neuroscience.ucla.edu/faculty-page.asp?key=3559

# pooneil

情報ありがとうございます。Strykerのところに行く前にも別の分野でNature出してるんですね。すごすぎ。

# tama

今、UCLAでTrachtenberg先生のNeurosciのクラスを取っています。
かなり気さくで、気取ったところがなくて、しかも、外見がかなりかっこいいです!
そんなにすごい人だとは知りませんでした。。。

しかも、奥さんが富豪…。いっつも、ジーパンとジャケットみたいなラフな格好です。しかも、Lectureのパワーポイント出す前にデスクトップにセットしてある写真で見たんですが、子どもさんもめっちゃかわいいですよ。
クラスを取る事が出来て、光栄に思います。

失礼しました。

# pooneil

どうもこんにちは。UCLAの院生の方でしょうか。
UCLAにはJoshua Trachtenberg以外にも、ミラーニューロンのMarco Iacoboniとか、LIPのattentionの関与の仕事をしたJames Bisleyとか、early visionのDario Ringachとか、ベイズ脳のAlan Yuilleとか脳のmorphometryのArthur Togaとかがいるのですね。(いま調べてみました: http://faculty.neuroscience.ucla.edu/institution/personnel-list/ )
すばらしい環境じゃないですか。早いうちからそういうところに在籍されているということがうらやましいです。ではまた。


2004年07月31日

Nature 7/29

"Neurons compute internal models of the physical laws of motion."
Vestibular nucleiと小脳のrostral fastigial nucleusからの記録で慣性などの物理法則を内部モデル化している証拠を提出。
Vestibular系ってはずかしながら私なんにも知らないんですよね。VOR (vestibulo-ocular reflex)とかとくに重要であるにもかかわらず。というわけでこれまでNature and Scienceで関わってるっぽいもの。


2004年07月28日


2004年07月27日


2004年07月23日

Nature 7/22

追記:JNS 7/12"Differences in Hippocampal Neuronal Population Responses to Modifications of an Environmental Context: Evidence for Distinct, Yet Complementary, Functions of CA3 and CA1 Ensembles."も貼っておこう。

2004年07月20日


2004年07月17日

Annual Review of Neuroscience

Current Opinion in Neurobiology Article in Press

ガヤのコメントにより追記。
"Processing of complex stimuli and natural scenes in the visual cortex." Peter König。
Current Opinion in Neurobiologyは

  • 2月号 Development
  • 4月号 Cognitive neuroscience
  • 6月号 Signalling mechanisms
  • 8月号 Sensory systems
  • 10月号 Neuronal and glial cell biology
  • 12月号 Motor systems
となっているので、8月号 Sensory systemsの原稿でしょう。
Natural sceneとV1という関連では
あたりが重要論文でしょう。


2004年07月16日

Science Newsome論文

放置してましたがまだ続けるつもりはあります。とくにmmrlさんが送ってくださったエントリ(6/31)およびJCについての報告に関しては忘れずやります。


2004年07月15日

JNS 7/14


2004年07月13日

Current Biology


2004年07月12日


2004年07月10日

Neuron 7/8

FulltextがScienceDirectのページになってる。なんかダサいな、これ。追記:わかった、そのデカい"neuron"っていうbannerがダサいんだ。

Nature 5/20

"Time waits for no man." KEVAN MARTINによるBenjamin Libetの新著"Mind Time: The Temporal Factor in Consciousness"の書評なのだけれど、"ネイチャ-月刊ダイジェスト 私たちは時間には追いつけない."を読むかぎりそうはわからなかった。著者は著者はって書いてるんだけれど、Libetはって書けばよいではないか。原文はそうなってるんだし。翻訳としてそれでは硬いというのだろうか。でも流し読みしたときは著者ってKEVAN MARTINのことかと誤解しましたけどね。そう思うのが普通ではないでしょうか。もっとも、一番悪いのは訳文にはLibetの著書のことがまったく書かれていないことですけどね。と思って紙に印刷されてる方見たらちゃんと書かれてました。それだけ。


2004年07月08日

Science Express 7/1

"That's My Hand! Activity in Premotor Cortex Reflects Feeling of Ownership of a Limb." Richard E. Passingham。
うーむ、self-consciousnessに思いっきり関わる論文ですね。読まなくては。あと、Grazianoのfake handの論文はこれですね。
Science '00 "Coding the Location of the Arm by Sight."

コメントする (2)
# Correggio

7/2のScienceexpressには”That’s My Hand! Activity in premotor cortex reflects feeling of Ownership of a limb” Passinghamのグループからでてますね。Grazianoのfake handを使った実験のヒトversionですけど。

# pooneil

Correggioさん、ありがとうございます。リンク付けておきました。


2004年07月02日

Nature 7/1

"Local sleep and learning."
NVもあるけど、ちょうどALLAN HOBSONがエッセイを書いている。
"A model for madness?" ALLAN HOBSON


2004年06月24日


2004年06月18日

PLoS biology 6月号

にはシステム系の論文がありました。なんかほっとしてたり。
"Electroencephalographic Brain Dynamics Following Manually Responded Visual Targets." Sejnowskiのところからです。
そろそろ有名ラボ以外からの論文も出てくるとよいと思うのだが、今のところ有名人偏重もしくは依頼原稿と思われても仕方がなさそうな感じですな。
で、今回の論文はおそらくは前報のScience '02 "Dynamic Brain Sources of Visual Evoked Responses."の続きかと思われます(どっちもEEGをICAしてsingle-trialレベルでの信号を見ようとするものだし)が、referしてないようです。なんで?


2004年06月15日

Nature 6/10

"Temporal difference models describe higher-order learning in humans." RAYMOND J. DOLAN, KARL J. FRISTON & RICHARD S. FRACKOWIAK


2004年06月14日

Nature AOP

に河西研の松崎くんの論文が載っている。ソース。すげー。おめでとうございます。
"Structural basis of long-term potentiation in single dendritic spines."
海馬スライスのspineをtwo-photonで長時間imagingする。LTPを誘導させると、small spineが膨張しつづけるが、large mushroom spineではこの膨張は一時的で元に戻る。なんてわかりやすいんだろう。すばらしすぎる。
追記:リンクが切れていたので直しました。


2004年05月24日

Neuron 5/13

"Representation of Well-Learned Information in the Monkey Hippocampus." Wendy A. Suzuki @ NYU。海馬ではnovelty(いままで見たことないもの)をコードしているのではなくて、非常にfamiliarになったものの方によく反応するらしい。これどうなんだろ。 Bristol大学のMalcolm Brownはずっと海馬、entorhinal,perirhinal,inferotemporalでfamiliarity,noveltyおよびfamiliarityのneural correlateを探しつづけているのだが、Neuropharmacology 1998 "Differential neuronal encoding of novelty, familiarity and recency in regions of the anterior temporal lobe."によると、海馬では視覚応答する40個のニューロンのうちで1個しかfamiliarityやrecencyの情報をもっているものはなかったと書いている。Novelなものの方がfamiliarityなものよりもTEやperirhinalでは強く反応することがわかっており、noveltyやrecencyはここらでコードされていると彼は考えているのだ。たぶんそれは正しい。で、このことと今回の論文のconistencyは取れているか。 Wendy A. SuzukiのScience '03 "Single Neurons in the Monkey Hippocampus and Learning of New Associations."とのconsistencyは取れているだろうか。 うーむ、続かない。

2004年05月22日

Science

"The Involvement of the Orbitofrontal Cortex in the Experience of Regret." Duhamel and Sirigu @ CNRS。
Parietalと自己意識をやっているSiriguと、LIPでconvert attentionを出したDuhamelとがhuman fMRIをやってる。Regretのneural correlateだそうな。とりいそぎ、これがexpected rewardやexpected errorのズレなどすでに確立している概念で説明できないかどうかが押さえるべきところとなるであろう。


2004年05月20日


2004年05月19日

JNP 六月号

JNP 六月号


2004年05月12日

PLoS Biology 五月号

PLoS Biology 五月号
システム神経科学系の論文がまったくない。そういう方向へ行ってしまうのだろうか。


2004年05月06日


2004年05月05日

Science

"Synaptic Changes in Layer 2/3 Underlying Map Plasticity of Developing Barrel Cortex." Bert Sakmann @ Max-Planck-Institute。
これは私が前にやった仕事とも関係するし、大脳皮質のカラム構造とは何か、という問題とも関わってくるんで、このへんと合わせてまとめてみるつもり。


2004年05月04日

Vision Research

の最新号はVisual Attentionの特集


2004年05月03日


2004年05月02日


2004年04月29日


2004年04月28日

PNAS 4/27

"The anatomy of semantic knowledge: Medial vs. lateral temporal lobe." Squire @ UCSD。自分自身でのcontribution。私のPNAS論文はSquireにeditしてもらったので足を向けて寝られない。
"Parietal cortex and representation of the mental Self."
"Human posterior auditory cortex gates novel sounds to consciousness."
"Cooperative synchronized assemblies enhance orientation discrimination." V1ニューロンは一個一個がそれぞれorientaionをコードしていて、V1すべてのニューロンを組み合わせることで視野全体のすべてのorientaionをコードしていることになる。んでもって、個々のニューロンが持っている情報はそれぞれ独立かというとそういうことはなくて、個々のニューロンが持っている情報以上をpopulationによってコードしていたり(synergyもしくはcooperation)、逆にpopulationでの情報は個々のニューロンの情報の総和より小さい(redundancy)ということも起こる。その辺について採り上げたのが12/19-21に採り上げたBialekのJNS "Synergy, Redundancy, and Independence in Population Codes."であった。今日採り上げた論文もKL divergenceとかを使ってるみたいだが、V1のorientationに関してはcooperationのほうが起こっているということらしい。
"Brain networks underlying human timing behavior are influenced by prior context."


2004年04月27日


2004年04月26日

Neuron

Nature

"Perceived luminance depends on temporal context."
Distractorのonsetと同時に点灯したときのtargetと、distractorのoffsetと同時に消灯したときのtaretとで、感じるluminannceが違う。しかもそれはattentionによらないそうだ。
ちょうどJCでCarrascoのNature Neuroscience "Attention alters appearance."が採り上げられたところだったのだが、もちろん、attentionによってもperceived luminannceが変わる。AttentionによるSpatial resolutionの向上、perceived luminanceの上昇などがどう関係しているか興味がある。


2004年04月20日

Current biology

がオンラインで読めるようになったのでdispatchを読む。2002年1月までさかのぼってみる。見たことあるのもいろいろあるが、漏れてたのをチェックということで。


2004年04月19日


2004年04月18日


2004年04月17日

PNAS


2004年04月15日


2004年04月14日

The Journal of Comparative Neurology

"Perirhinal and parahippocampal cortices of the macaque monkey: Intrinsic projections and interconnections."
Pierre Lavenex and David Amaral @ UC DavisとWendy Suzuki@NYU。
以前LavenexとSFNで話をしたときに言ってた論文が出たようだ。Perirhinal,parahippocampalのintrinsic connectionについてだが、投射パターンはそれぞれ近くに投射しているというだけで、いまいちspecificityがない。


2004年04月10日

Neuron 4/8

が来た。ぼちぼち読んでく。

Cerebral cortex 五月号

"Neural Correlates of Change Detection and Change Blindness in a Working Memory Task."
Luiz Pessoa and Leslie G. UngerleiderってBBSの"Finding Out About Filling In"のfirst authorにしてenactionとしての認知について書いていたあのLuiz Pessoaか? 写真がないのでわからんのだが。かなり驚き。Working MemoryのfMRIでNeuronとかいろいろ出てる。
と思ったら写真入りのページ発見。別人らしい。なーんだ。


2004年04月09日

JNS 4/7

JNS 4/7


2004年04月08日


2004年04月05日


2004年04月04日


2004年04月03日


2004年03月27日

Nature N&V

Nature N&V "Signal processing: Neural coding by correlation?"
ガヤ日記にあったPhys Rev Lett論文
"Noise Shaping by Interval Correlations Increases Information Transfer."
が紹介されている。
(という記事を昨日書きためておいたら昨日の記事と混じってしまったのだった。)


2004年03月22日


2004年03月21日

今週のNature

"Cortical activity reductions during repetition priming can result from rapid response learning."
DANIEL L. SCHACTER @ Harvard Universityがlast authorなんだけど、あとは別のところの人なんで、たぶん、コレスポ取ってるfirst authorの仕事なのだろう。
SCHACTERは「なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか―記憶と脳の7つの謎」の著者なので、専門外の人でも知っているかもしれない。
で、repetition primingの現象を解明するためのfMRI studyというのは今までにもいろいろあったのだが(HensonのScience '00とか)、なにが新しいかというと(続くかも)


2004年03月19日

Cerebral Cortex 四月号

Cerebral Cortex 四月号


*1:CO blob: Cytochrome oxidaseでV1を染めると、layer2/3にパッチ上の構造が見られ、このblobの中と外とでは別の情報が処理されている。


2004年03月12日

Science

"Columnar Architecture Sculpted by GABA Circuits in Developing Cat Visual Cortex."
"Specific GABAA Circuits for Visual Cortical Plasticity"
Henschさん@理研の論文二連発キター! Authorを見ると、理研の人の仕事ではない模様ではあるが。


2004年03月08日

TINS

"Psychology and neurobiology of simple decisions." Roger Ratcliff @ Ohio State University。
Carpenterの論敵。

Science

Software and the Future of Programming Languages
http://www.sciencemag.org/cgi/content/full/303/5662/1331
忘れる前に。


2004年03月07日

Nature

"Perceiving distance accurately by a directional process of integrating ground information."
ZIJIANG J. HE @ University of Louisville, Louisville。


2004年03月06日

PNAS 3/2号

PNAS 3/2号


2004年03月05日


2004年03月04日


2004年03月02日


2004年03月01日


2004年02月27日


2004年02月26日

PLoS biology

PLoS biologyはNatureに紹介記事があったときに探してNicolelisの論文が載っているのを見たかぎりでまったくチェックしてなかった。オンラインバージョンは無料でオープンアクセス、紙のバージョンは有料。High quality journalを目指すということだったと思うが、どのようになるだろうか。Nicolelis以外で今まで見つけたシステムニューロサイエンス的な論文は以下の通り。三人ともNatureやScienceを複数出している有名人。はたしてそういう有名人が重要なネタを用意してきたかどうか、というのがこの雑誌の行方を占うであろう……とまで言っておいてタイトルを並べるだけかよ!並べるだけです。たぶん続く。Shadmehrはシンポジウムに来るのでそこで勉強。


2004年02月25日

先週のScience

先週のScienceはfMRIが三つもある。ちょっとやりすぎ。前よりはずいぶん少なくなってるような気がするが、まだまだいけるらしい。すべてにコメントつける気もないが、Chris D. Frithはまたらしい感じ(empathy)をpainと絡めて採り上げているようだ。それから、


2004年02月19日


2004年02月15日

Science

"Anterior Cingulate Conflict Monitoring and Adjustments in Control."
Jonathan D. Cohen @ Princeton and Cameron S. Carter @ UC Davis (それぞれ元はPittsburghか?)。
Human fMRIでAnterior CingulateでConflict Monitoringなんだけれど、いままでに

とかを出している。このへんとの差分がどのくらいあるかだろう。アブストを読むかぎりだと、ACCでConflict Monitoringしてからそれによって行動をAdjustためにDLPFCが活動している、ということのよう。Science '00ではDLPFCは"cognitive control"と言っているので、それと比べてどのくらい違うのだろうか。


2004年02月14日

Nature

"Brain asymmetry and long-term memory."
よくわからんが、symmetricであること以外に何が違っているかの問題だと思う。Symmetricalである -> Assymmetricalなやつと比べて何かが欠損してるかまたは過剰になっている -> それのせいで長期記憶の能力が落ちている、という話をNature向けに面白そうに書いただけではないの? いつもながら読んでないので、どなたか読んだ人コメントお願いします。


2004年02月13日

Goldman-Rakic DA特集

となってるな。
Science "Selective D2 Receptor Actions on the Functional Circuitry of Working Memory."
JNS "Enhancement of Working Memory in Aged Monkeys by a Sensitizing Regimen of Dopamine D1 Receptor Stimulation."
PNAS "Division of labor among distinct subtypes of inhibitory neurons in a cortical microcircuit of working memory."
Patricia S. Goldman-Rakic追悼。
持続的な発火というのは視覚連合野だろうか頭頂連合野だろうが見られるわけで、そこで前頭前野でworking memoryという議論をする意義がどのくらいあるのかいまだに私はわからない。DAがどのくらいprefrontalにspecificであるかも。誰かコメントしてください。

コメントする (2)
# mmmm

「持続的な発火」だけが重要なんじゃなくて、特定の内容保持に一致する「持続的な発火」のon/offがPFCで制御されているという仮説として私は理解してます。DAの投射はDLPFCにはあんまり強くないようですよね。DAがWMにどれほど重要かというのは私も疑問に思ってます。リンクされてる論文はまだ読んでませんけど。

# pooneil

コメントありがとうございます。「特定の内容保持に一致する」はたとえば「行動の目的にrelevantな情報だけを保持する」というような感じでしょうか。それは確かにそうでしょうね。私にはそれを「PFCが制御している」というよりは「連合野でretainされている情報がPFCでフィルターされている」という感じに見てます。同じっちゃあ同じですが、これはたぶん私が知覚系にバイアスがかかっていて、ボトムアップ的な目で見てしまうからかもしれません。なんにしろ最終的にはちゃんとちゃんとBaddeleyとか読まないといけないんでしょう。心理学かイメージングやってる人の参加も期待したいところ。


2004年02月03日

Trends in Cognitive Sciences

"Tools for the body (schema)."
Angelo Maravita(心理学者)と入来先生(生理学者)@医科歯科。
'96 Neuroreportでのtool useによる受容野の拡張から、body schemaとの関連についてのレビュー。フォローしきれていないがいろいろ進んでいる様子。

Trends in Cognitive Sciences

"Does the huamn mnid raed wrods as a wlohe?"
Grainger @ CNRS。
とりあえずこれが"Does the human mind read words as a whole?"と読めてしまうのが面白いってことで。


2004年01月25日

Nature

コメントする (4)
# 隠居@ U Pitt

こんにちは.最近発見して,時々拝見させていただいております.さっそくつっこみですが,caudateは側脳室のお隣ですが,とくに歪みが強いということはないようですよ.例えば空気が入っている耳や鼻に近い場所などは歪んだり信号が消えたりしやすいですね.失礼しました.

# pooneil

ああご隠居、どうもご無沙汰してます(確信度90%)。コメントありがとうございます。そうか勘違いしてました、副鼻腔が近くて歪むとかそういう話でしたね。よかったらついでに教えてください。T1強調で構造画像撮ったときよりもT2強調で撮ったときのほうがアーティファクトの影響を受けやすいように思うのですが、それは原理的なものなのでしょうか?

# ご隠居

どうもどうも.撮像のシークエンス(SE・GE・IRとか)によって大きくちがうので(最近はT1・T2強調画像が違うシークエンスで撮られる場合が多い)一概には言えないのですが,T2強調画像の方がTE(エコー時間:RFをうってからエコーを取得するまでの時間)が長く,原理的に磁化率によるアーティファクトは受けやすいかと思います.オタツキーな話で失礼しました.冬眠からさめたら研究者復活するべくリハビリを始めなければ...これからもよろしくおねがいします.

# pooneil

ご隠居、なるほどどうもありがとうございます(確信度100%)。「磁化率アーティファクト」で調べたらいろいろ出てきました。http://www.nv-med.com/jsrt/pdf/20035911/1370.pdfとか。リハビリ、というか再開はまだなんでしたっけ?ご活躍を期待しております。


2004年01月15日

Nature Neuroscience

2004年1月号
このあいだのNature Neuroscience AOP 祭り againにもあったように、今月号のNature Neuroscienceのシステム系はsaccade, attention関連の論文が出まくり。重要。


2004年01月14日

PNAS

An egalitarian network model for the emergence of simple and complex cells in visual cortex
Shapley @ NYU。
Integrate-and-fireタイプのニューロンモデルを400個つなげてV1 simple cellとcomplex cellの動態を再現。


2003年12月14日

Current Opinion in Neurobiology

"The role of primary motor cortex in goal-directed movements: insights from neurophysiological studies on non-human primates."
Stephen H ScottのMI (彼はM1ではなくMIと書く)に関する最近の論文をまとめたレビュー。
21世紀入ってからNature2本出してる。System系ではLogothetis, Born, Tanjiぐらいでしょう。生理研のCOEシンポに来るのでそれまでには読まなければ (こればっか)。


2003年12月13日

JNS

Shared Response Preparation for Pursuit and Saccadic Eye Movements
Krauzlis @ Salk Institute。
Smooth eye pursuitとsaccadeとでの共有メカニズムをさぐるhuman psychophysics。
前に出たNeuron論文と関わっているらしい。
私はpursuitぜんぜんわかってないので、こんど読む。

JNS

Effects of Spontaneous Eye Movements on Spatial Memory in Macaque Periarcuate Cortex
Ferrera @ Columbia University。
fixationさせないでmemory-guided saccadeさせてFEFからrecording。
Visual cortexのほうではこういうのたまに見るが(Logothetis, Maunsel)、
Frontal cortexではこういうのはじめてみた。


2003年12月08日

Neuron

Saccade Reward Signals in Posterior Cingulate Cortex
Michael Platt。Platt & Glimcher (NYU)のNature '99が有名。
LIPでrewardによるdecision variableをコードしてる、ってやつ。
PlattはDuke大に移ったらしい。
前と同じ、Rewardの量を変えるパラダイムでPosterior cingulate cortexで記録している。


お勧めエントリ

  • 細胞外電極はなにを見ているか(1) 20080727 (2) リニューアル版 20081107
  • 総説 長期記憶の脳内メカニズム 20100909
  • 駒場講義2013 「意識の科学的研究 - 盲視を起点に」20130626
  • 駒場講義2012レジメ 意識と注意の脳内メカニズム(1) 注意 20121010 (2) 意識 20121011
  • 視覚、注意、言語で3*2の背側、腹側経路説 20140119
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  • 脳科学辞典の項目書いた 「気づき」 20130228
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  • 脳科学辞典の項目書いた 「マイクロサッケード」 20121227
  • 盲視でおこる「なにかあるかんじ」 20110126
  • DKL色空間についてまとめ 20090113
  • 科学基礎論学会 秋の研究例会 ワークショップ「意識の神経科学と神経現象学」レジメ 20131102
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  • 半側空間無視と同名半盲とは区別できるか?(1) 20080220 (2) 半側空間無視の原因部位は? 20080221
  • MarrのVisionの最初と最後だけを読む 20071213

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