[月別過去ログ] 2000年09月

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2000年09月25日

たまにつづるメモ

  • 近くで本屋が開店した。リリー・フランキーの「誰も知らない名言集」が外国文学・評論のところにあった…トホホ。
  • 自己と他者はどちらかが先にできるものではなく、片方だけがあるなんてことはありえない。「縁起」の概念がわかっていたとすれば、片方から片方が生まれる、なんて図式は到底書けないはずだ。両方が一気にできる、という考えの方がよい。
  • 論文The early days of autopoiesis by F. Varelaを読む。Varelaは神経生理学(T.Wieselのところにいた)のトレーニングをしながら、本当に目指しているところを隠しながらドクター生活を過ごしていた。共感できる。けど真っ当な論文は出せてない。マスターか学部生のときの論文もせいぜいbrain research。共感できない。Biosystemに出た'74の論文(autopoiesisについてのシミュレーションをした初めての論文)は実はNature, Scienceにも投稿していたらしい。Complete rejectionだったと。彼がNatureに論文を載せるのはそれから25年後のimaging studyでのことだった。

お勧めエントリ

  • 細胞外電極はなにを見ているか(1) 20080727 (2) リニューアル版 20081107
  • 総説 長期記憶の脳内メカニズム 20100909
  • 駒場講義2013 「意識の科学的研究 - 盲視を起点に」20130626
  • 駒場講義2012レジメ 意識と注意の脳内メカニズム(1) 注意 20121010 (2) 意識 20121011
  • 視覚、注意、言語で3*2の背側、腹側経路説 20140119
  • 脳科学辞典の項目書いた 「盲視」 20130407
  • 脳科学辞典の項目書いた 「気づき」 20130228
  • 脳科学辞典の項目書いた 「サリエンシー」 20121224
  • 脳科学辞典の項目書いた 「マイクロサッケード」 20121227
  • 盲視でおこる「なにかあるかんじ」 20110126
  • DKL色空間についてまとめ 20090113
  • 科学基礎論学会 秋の研究例会 ワークショップ「意識の神経科学と神経現象学」レジメ 20131102
  • ギャラガー&ザハヴィ『現象学的な心』合評会レジメ 20130628
  • Marrのrepresentationとprocessをベイトソン流に解釈する (1) 20100317 (2) 20100317
  • 半側空間無視と同名半盲とは区別できるか?(1) 20080220 (2) 半側空間無視の原因部位は? 20080221
  • MarrのVisionの最初と最後だけを読む 20071213

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