[月別過去ログ] 2024年11月

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2024年11月04日

BanG Dream! It's MyGO!!!!!劇場版前編、観てきた

(20241004) BanG Dream! It's MyGO!!!!!劇場版前編、観てきた!すごいよかった!毎度の札幌シネマフロンティアでレイトショー。はじめの23分くらいは楽奈エピソードの新映像で、いい感じに補完できた。一方で祥子とAve Mujica周りのエピソードは完全カットなので、話の筋はだいぶスッキリしてる。内容的には初ライブ(7話)まで。はやく後編も観たい。

なお、総集編なのに新規映像が多くてすごい、という意見を見たが、今回追加された楽奈エピソードは、あらかじめ作ってあったけど削られたエピソードなんだろうと推測する。TV放映版はあきらかに楽奈だけ説明が足りてなかったから。そういう意味で、劇場版前編はディレクターズ・カット的なものだと思う。

これはあくまでも推測だけど、たぶんTV放映版での元々の構想として、楽奈エピソードで1話分使う可能性があったんではないだろうか。(7話にたどり着く手前のどこかで。) それがAve Mujica編への引きを作るために現在のTV放映版の構成になったのではないかと。というのも、Ave Mujica編として機能している12話後半と13話の大部分を削ると、ちょうど楽奈エピソード1話分のスペースが空くので。

会場は500人入るところに観客は10人くらいでガラガラ。レイトショーとはいえ、大丈夫かこれ。あと、異様なまでに静かだった。ふつう二人組で誰かしら解説とかしてたりするものだけど、咳の一つすら聞こえなかった。おかげで画面に完全に没頭できたけど。

終了後に札幌駅JRタワーを振り返ると時計は23:15を指していた。駅前の駐輪場に停めていた自転車を拾うと、5分で帰宅。駅近ナイトライフを満喫してる。


ところで後編は8話から13話だけど、どういう終わり方をするのだろうか。「うたう、僕らになれるうた & FILM LIVE」となってるので、これまでのバンドリの「FILM LIVE」と銘打ってるものから推定するに、12話のライブ部分が拡張して終劇となるかな。

前編がディレクターズ・カット的に楽奈in, 祥子, 睦outとなってることから考えるに、後編についてもAve Mujicaパートを全カットして、マイゴ編として完結させてくれるのを期待してる。だから、実質12話のライブ終了(キュウリの差し入れエピソードの前)までで終了になるのではないかと。この期に及んで「クソ親父」ENDはないだろうと思うので。

ただ、制作側的にはこれから放映されるAve Mujica編への引きを作っておきたいという動機があるから、作品の完成度よりも引きを優先して、ラストを「クソ親父」にする可能性はまだ残っている。たつき監督を信じろ(チガウ)

(まもなく劇場版後編が封切りするので、その前にブロク記事を公開。)


2024年11月03日

バンドリIt's MyGO観た

(20240324) バンドリIt's MyGOの10話まで来た。なるほど最高だった。

自分はバンドリは全く観たことがなかった。(共感性羞恥を引き起こす「キラキラ星エピソード」の噂だけ聞いて敬遠してきた)

It's MyGOも1話のいちばんはじめのバンド解散エピソード部分だけ観て、しんどそうだったので切ってた。

10話神回という評判を知っていつか観ようと思っていたが、やっと観ることが出来た。1話は愛音が出てくればもう面白くて、3話までまとめて観たら、視聴確定となった。

すでにいろいろ語られているが、10話の段階でひとつだけ書いておくと、そよが「わたしが終わらせる」と言ってライブを観に行ったのはなんだったか。

それは、そよがライブを観客側から見ていることに燈が気づいたならば、燈は以前やらかしたように(初ライブの一曲目とか)、動揺して歌えなくなってしまうだろうと考えたからではないだろうか。

しかしそよの予想に反して、燈がそよをステージに引っ張り上げるという積極的な行動をした。(あそこでステージに引っ張り上げようとするのが愛音であったのなら、そよはそれを拒否できたはずだ。) 燈の鬼気迫る勢いにそよは気圧されたのであって、この段階ではなにも解決してない。ただただ、音を通して詩をぶつけるという形で否応なく向き合うことになっただけなんだよな。

ということで9話から10話の流れについては大満足。

アドリブであんなうまく演奏できるかよというツッコミは気にならなかった。ストーリーの力が勝った。

祥子の脱退理由については10話でも不明だが、そこを引っ張る点についてはとくに不満はない。祥子本人が自分の責任であると言っており、なんらか個人的事情であることは判明している。種明かしがどういうものであっても、それは話の本筋ではないと思った。(「祥子の脱退理由」はいわゆるマクガフィンだという解釈を見たが、それにすごく納得がいった。) ただし、祥子がAve Mujicaとして再登場するのは知っているので、ここからも祥子がストーリーを牽引することは予測できる。

ここまで書いたので今から11-13話観る。


11-13話観た。大満足だった。

前に書いたことを拾うと、「アドリブであんなうまく演奏できるかよ」については「たまたまうまくいっただけで二度と再現できない」と明言された。

「祥子の脱退理由」についても、予想通り「家庭の事情」だったが、第1期を閉じるのに必要最小限の情報を出したうえで、第2期に引き継がれることが明らかになった。

これで円満解決ではなくて、ライブ前や打ち上げシーンなどでバラバラであることで描写されてるのもよい。

あと、そよに対するヘイト管理が完璧だった。そよが外面を繕わなくても良い場としてバンドが機能し、黒いそよという新たなキャラの魅力を獲得してしまうのをみて、神かと思った。


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