[月別過去ログ] 2008年01月

« 2007年12月 | 最新のページに戻る | 2008年02月 »

2008年01月23日

ピクトさん発見。

IMG_2232s.jpg
鎮痛剤のケースで、腰を痛めたピクトさん(老人か?)を発見。おっかし~。


2008年01月22日

今日は漢字ざんまい。

1時間目、漢字テスト。2時間目、新しい漢字を習う。4時間目、漢字の自習。まあ、漢字は得意。テストも
100点。 おつかれさま。


2008年01月15日

明日は土谷さんのセミナー

あしたはカルテクの土谷尚嗣さんが岡崎にやってきてセミナーをしてくださいます。生理研でのアナウンス
土谷さんはこのブログにも何度か書き込みをしてくださっています。カリフォルニア工科大学のChristof Kochのところで注意と意識の関係に関する心理物理学的実験を行い、現在はカリフォルニア工科大学のRalph Adolphsのところでawake craniotomyでの硬膜下電極による側頭葉からの神経活動記録を行っています。今回は後者に関する講演をしていただきます。セミナーへの多くの方の参加をお待ちしています。
前者の注意と意識に関する話の参考文献はこの二つ:
Trends in Cognitive Sciences Volume 11, Issue 1, January 2007, Pages 16-22 "Attention and consciousness: two distinct brain processes" Christof Koch and Naotsugu Tsuchiya
Nature Neuroscience 8, 1096 - 1101 (2005) Published online: 3 July 2005; | doi:10.1038/nn1500 "Continuous flash suppression reduces negative afterimages" Naotsugu Tsuchiya & Christof Koch
ちなみにググっていたらTICSのセミナー用レジメを発見しました。参考までに。
後者のawake craniotomyに関しましてはSFN2007で発表したての新データでして、表面電極によるventral visual cortexからの記録の話です。
土谷さんがRalph Adolphsと一緒に書いたレビューがあります。これはemotionとconsciousnessについて、というもの:
Trends in Cognitive Sciences, Volume 11, Issue 4, April 2007, Pages 158-167 doi:10.1016/j.tics.2007.01.005 "Emotion and consciousness" Naotsugu Tsuchiya and Ralph Adolphs
こちらはconsiousnessのcontentだけでなくlevelの議論もしています。ま、これから読みます。
ちなみにRalph Adolphsはもともとダマジオと一緒に仕事をしていた人でして、扁桃体損傷の患者さんの研究で有名です。たとえば、
Adolphs R, Tranel D, Damasio H, Damasio A. "Impaired recognition of emotion in facial expressions following bilateral damage to the human amygdala."(pdf) Nature. 1994 Dec 15;372(6507):669-72.
Adolphs R, Gosselin F, Buchanan TW, Tranel D, Schyns P, Damasio AR. "A mechanism for impaired fear recognition after amygdala damage." Nature. 2005 Jan 6;433(7021):68-72.
など。扁桃体の活動に関してはDolanの仕事などとも併せて、どちらかというと無意識に関する場所なのかなあと考えていました。
Ralph Adolphsの仕事でも
Nature Neuroscience 8, 860 - 861 (2005) "Preferring one taste over another without recognizing either"
これなんかはそういう側面を強調しているように見えます。
先月富山大に出張に行ったときに西条先生たちとお酒を飲む機会があって、扁桃体は意識と関連するのか、無意識と関連するのか、みたいな議論になりました。
このへんについても興味があります。

コメントする (2)
# 土谷

吉田さん、及び関係者の方々、

今日は体調不良(下痢と発熱によりフラフラ)のためトークをキャンセルさせて頂きました。すいません。病院で検査を受けた結果、インフルエンザではなく、恐らくウィルス性の腸炎だということです。ただ、友達の看護婦によると、症状がノロウィルスのそれに酷似しているので、感染させないように気をつけるべし、とのことです。

今は、点滴とクスリのお陰でだいぶ回復しました。

1/30までは日本にいるので、アミグダラの話しとてんかん患者でのintracranial recordingの話し、させてもらえると、嬉しいんですが、日程的にどうなるか分かりません。またメールしますね。

# pooneil

どうもどうも、昨日は残念でしたね。まずはよく休んでください。もしよければ来週末あたりにでもトークをしていただけたらありがたいと思います。まずは完治してからということで。


2008年01月10日

ニールヤンギーなハネ系

ふだんはニールヤンギーなエイトビートなんだけど、これは意外とハネてて独特にいい曲、ということで。
"Cowgird in the sand" - Neil Young、この曲だけはライドシンバルたたきまくり、フィルイン入りまくり。ラルフ・モリーナが素朴なエイトビート以外も出来るという貴重な記録。いくつかブートを聞いたけど、このノリが再現できてるのがないんで(もっと引きずった感じの"Down by the river"に近いかんじになってる)、替え玉説を私は主張してます。
"Girlfriend" - Matthew Sweet、これはすばらしい。はじめはインスト部分だけハネてて、唄部分はエイトビートなんだけど、ラストヴァースはハネるという構成がまたよい。
"Puke and Cry" - Dinosaur Jr., J・マスシスはドラムもたたくのでけっこうこういうのあるかんじ。ほかにもいくつかあるけど。
ルー・バーロウもFolk Implosionのほうはそんな感じか。
どれもけっしてダンス・チューンにはならないところがまたいいのだけれども。
ソフトマシーン時代のロバー・トワイアットのドラムもそういう観点で好きでした。
ストーン・ローゼズのドラムは良いけど、ハッピー・マンデーズだとダンス寄りすぎでダメ、みたいな感じ。
だからファットボーイ・スリムは好きだった。
どこかロックっぽさがないとダメなようです。
とりとめがない。


2008年01月08日

OISTでのワークショップ

捏造過去日記。OISTのシーサイドハウスから海を見下ろす図。

IMAGE_094c_OIST.png


2008年01月07日

テンパってます:MATLABのspline()

過去日記は続くよどこまでも:

なんでMATLABのyi=spline(x,y,xi)はxが単調増加もしくは単調減少でないと使えないんだよ! 使えてると思ったらたんにxを勝手にソートされてたよ! あぶねー。

xx=[1:5 4.5]
yy=[2:7]
xxi=1:0.2:5;
yyi=spline(xx,yy,xxi);
figure
hold on
plot(xx,yy,'bx-')
plot(xxi,yyi,'ro-')

Linearのinterpolation(interp1)でも同じ。Linearのinterpolationだったら、んな問題、本質的じゃないじゃんか。2点ありゃ計算できるんだから。あと、

xx=[1:5 5]
yy=[2:6 6]

とかにしておくと、"The data sites should be distinct."とか文句言いやがる。んなもん、隣り合ってる点が同じだったら取り除いて計算すりゃいいじゃんか。

……とソフトにあたる私。

追記:冷静になりました。つまり、発想が違うのでしょうな。順序の概念を前提としていない、と。あと、y=f(x)でinterpolationをするということからして、xによってyが一意に決まるようでないとおかしい、という筋もあるのかもしれない。(xとyとが対照でないのですな。)

でも、x=[1 0 -1 0]とy=[0 1 0 -1]から円を描く、というサンプルプログラムでわざわざ極座標に変換してから補完するくらいなら、順序の概念を使えばよい気もするのだけれど。


2008年01月01日

Intrinsicな注意、extrinsicな注意

あけおめ。(フライング気味。)
「注意」について、また無防備に書いてみます。
注意の分類で、ある場所に注意を向ける"spatial attention"と、ある物体の属性に注意を向ける"object-based attention"みたいな分け方がありますが、あのobject-basedって言葉が気に入らないんです。ここでいう属性とはあるobjectにintrinsicな性質のもので、あるobjectの空間配置のようなextrinsicな要因に向けるのがspatial attentionであると考えると、intrinsicかextrinsicかと分類することが出来るのではないでしょうか。もしくは、object-basedとnon-object-basedに分けてみて、objectに向けた空間的注意と虚空に向けた空間的注意とを分けてみるとか、あるtime pointに向けた注意とかをnon-object-basedに入れるとか。なんてことはすでに言われているのだろうなあと考えつつ、ここからさらにひねり(脱線)を加えてみます。
言った舌も乾かぬうちからというかんじですが、では空間的配置というのは純粋にextrinsicなものでしょうか。物体は空中にとどまることはできないし、軽いものは水に浮きます。空間的配置はそのobjectのintrinsicな特性によって制限されるという意味においてpurely extrinsicではないわけですね。
そうして思い至ったのが、affordanceというものはobjectを外から操作してやるというextrinsicな要素へ変化を加えようとするものなのだけれど、そのobjectのintrinsicな要素によって制限され、形作られる。思えばaffordanceという概念はそのようにobjectのintrinsicな要素をその外まで引き延ばして考えるような思考法ではないか、というわけです。もう少し先に行けるのではないかと思うのだけれども、唐突にここで話は終わってしまうのでした。がーん。

コメントする (1)
# viking

さすがはpooneilさん、affordanceに絡めるとは面白い視点ですね。そうしますと、attentionは常にそのobjectの持つcontextに影響を受けるということになるような・・・例えば、騙し絵か何かを見せられていて、AとBという解釈が可能な時に仮に被験者がAとしてか認識できないとしたら、Bにおいて○○(Aで物、Bで顔に見えるとしたらBにおける「目」とか)に対してattentionを向けろといわれても、被験者はたぶんできませんよね。ただ、それがcontextの処理だけを意味するのか、attentionのaffordance由来の挙動に関連するのかは、何とも区別しがたい気がします。


お勧めエントリ

  • 細胞外電極はなにを見ているか(1) 20080727 (2) リニューアル版 20081107
  • 総説 長期記憶の脳内メカニズム 20100909
  • 駒場講義2013 「意識の科学的研究 - 盲視を起点に」20130626
  • 駒場講義2012レジメ 意識と注意の脳内メカニズム(1) 注意 20121010 (2) 意識 20121011
  • 視覚、注意、言語で3*2の背側、腹側経路説 20140119
  • 脳科学辞典の項目書いた 「盲視」 20130407
  • 脳科学辞典の項目書いた 「気づき」 20130228
  • 脳科学辞典の項目書いた 「サリエンシー」 20121224
  • 脳科学辞典の項目書いた 「マイクロサッケード」 20121227
  • 盲視でおこる「なにかあるかんじ」 20110126
  • DKL色空間についてまとめ 20090113
  • 科学基礎論学会 秋の研究例会 ワークショップ「意識の神経科学と神経現象学」レジメ 20131102
  • ギャラガー&ザハヴィ『現象学的な心』合評会レジメ 20130628
  • Marrのrepresentationとprocessをベイトソン流に解釈する (1) 20100317 (2) 20100317
  • 半側空間無視と同名半盲とは区別できるか?(1) 20080220 (2) 半側空間無視の原因部位は? 20080221
  • MarrのVisionの最初と最後だけを読む 20071213

月別過去ログ


« 2007年12月 | 最新のページに戻る | 2008年02月 »