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■ 「自炊、特急宗谷、ユーベル」(さうして、このごろ2024年3月後半)
(20240315) みんな大好き、自炊の話題。
自炊が外食や中食に対して持つメリットとして、
- 安く上がる (まとめて作るなどの工夫が必要だが)
- 分量、塩分、味付けなどを調整できる
がある。
ここで2)については、買ってきた冷凍餃子では外食や中食と差別化出来ないが、1)については差別化できる。このように整理できる。
SNSでは「コンビニ弁当で無駄遣いする生活から脱却するため自炊しよう」という文脈と「激務なので自炊はせずにお金で時間を買う」という文脈が錯綜する。
SNSでは価値観も表明してほしい。かといって価値観で分断されるのも不幸だ。心がふたつある〜
「鼎談」って「ていだん」って読むの?聞いてないYO!
「星屑テレパス」実写ドラマ化というニュースが届いてびっくり。
アニメは海果と瞬の成長をじっくりと描写することに重点を置いているので、1クールでは「ロケット部員の青春物語」自体はすっきり解決してはいない。(たとえば、大会で勝利したりしない。) アニメはそういう描写がよかったのだけど、実写ドラマだとそういう丁寧な描写が飛ばされるかも、これが第1の懸念。
あと、「宇宙人」とか「おでこパシー」とか、アニメだから成立しているポップな要素を実写でどう扱うか、これが第2の懸念。
そういうわけで実写には期待してない。でもこれがうまくいったら、アニメ2期の可能性も出てくるかもしれない。ぜひ成功してほしい。
「デロリンマン」は小学生くらいの頃にマガジンでのリメイク版を一部読んだことがあって、トラウマのように心に残っている。
2000年代に入って、再発版のコミックを買って読んでみたら、後半に息子がノーリターンになって「そゆこというところすぞ」とか言い出す展開で、グダグダになってしまったとがっかりした。
主人公はなぜ自殺したのかとか、奥さんとの和解はあるのかとかそういうところが解決しないまま、最終回(再発版に収録されてない)に到達してしまったので、非常にモヤモヤするのだけど、もうなんともならない。
「紅葉広がるつづら折り/津軽岩木スカイライン」 このグネグネ道に惹かれる。かといってここを運転してもそれじたいはそんなに面白そうとも思わない。ドローンにぶら下がってこの光景を直上から眺めたい。
昨日の帰り道、札幌はだいぶ雪解けが進んできて、歩道の雪の下から、粉々に砕け散った点字ブロックが出てきた。試される大地が厳しすぎて辛い。
ここはコンビニの駐車場の前なので、車の出入りが激しいからということもある。
いまの時期は雪解けによって氷の下にあったアスファルトがボロボロになっていて、道路に穴が空いてたりするので、歩行者も自転車も注意が必要。
Frank Zappaの"Cosmik Debris"の歌詞は、「スピリチュアル系の胡散臭いやつが、『正規の料金を出せば、お前を涅槃に連れて行ってやるぞ、お前の喘息も治るんだ』とか言ってくるので、そいつが取り出した水晶玉を奪って、そいつに催眠をかけて、ついでに将来を占ってやったぜwww」という内容。最後にザッパが「シャンティ」って厳かに唱えて終わるところとか最高。
でもこれって「スカッとジャパン」だなって気づいた。(というのをTwitterのどこかに書いた気がするのだが、検索しても見つからないので、ふたたび掲載しておいた。)
特急宗谷がまだ走っていることを知った。札幌07:30発 稚内12:42着。
この特急は早晩無くなるだろうから、その前に乗ってみたいと思う。(そのうち旭川発の特急サロベツだけになると予想。)
過敏性大腸炎がある自分にとって、5時間電車に乗り続けるのはしんどいが、4両編成でトイレは2つあるようなので、なんとかなるだろう。
ところで運賃は?と調べてみると、自由席で片道10,560円。往復と一泊で3万円か。うーん、それだけあったらもっと違うことに使いたいかも。
フリーレン28話まで観た。ユーベル、いいよね。自分は原作追ってないので、アニメの範囲しかわかってないけど、「イメージできれば切れる」っていう中2感、自分は大好物。
こういう能力って、世の中の仕組みを知ってゆくうちに無効化されていって、いつしか凡人になってゆく、って展開が自分的には好き。(じっさい、デンケンからの説明を遮って「必要なことなの?」とユーベルが聞いた下りは、ユーベル自身がその限界に気づいていることを表しているわけで。)
(と思ったが、「共感できたら能力をコピーできる」のほうがあったか。)
はてブをみていたら、「東京以北で最大の市は札幌」ってのを知った。まあ、市で区切るとたしかに仙台市よりは大きいかも。
では都市圏単位ではどうなのか調べてみたら、関東、近畿、中京、福岡、札幌、仙台、広島、の順番だそうな。へ〜(結論無し)
自分は「折衷的に音楽を聞く」(色んな分野の音楽を聞く)をやっていたつもりだったけどそうではなくて、「折衷的な音楽」が好きなようだ。ザッパやXTCやトッド・ラングレンだったり、カンタベリー・ロックだったり。
その逆に「その道を極める」みたいな音楽は聴いてこなかったというか、なんか避けてた気がする。ブルースだってロバート・ジョンソンを聴くことは出来なかったし、ジャズだって、基本コルトレーンの60年代だけで、40-50年代のビバップとか聴けなかった。ロック寄りのヒップホップは聴くけど(パブリック・エネミー, ADF)、60-70年代のファンクとか聴かない。
自分は(DTMで遊んだりはするけど)創造的な音楽を作る側ではないので、まあ消費者として音楽聴くのにべつに問題はないのだけど。
ということを相対視してみた。
ふつうの軽音部16話は修行編に突入。はとっちが歌ってるのはナンバガ「透明少女」じゃん!つかこの曲は弾き語りでは成立しないだろ。
Saint Etienneの"Nothing Can Stop Us"はDusty Springfieldの"I Can't Wait Until I See My Baby's Face"からサンプルされていることはウィキペディアにも書いてあるが、頭の部分のサンプリングはこちらの映画だそうな。The Reckoning (1969)
つかwhosampledで調べれば一発解決だった。
"Nothing Can Stop Us"は自分にとって重要な曲だ。MDMA食って多幸感高まってる感じが、80年代後半のセカンド・サマー・オブ・ラブの貴重なドキュメントとなっていると思う。
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