[月別過去ログ] 2024年12月

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2024年12月30日

スリーズブーケ、ヘビーローテ中

(2024/3/3) ラブライブはこれまでキャラデザが好みでなかったのでまったく触れてこなかったが、蓮ノ空はいままででいちばんよい。スリーズブーケの「holiday∞holiday」のリリックビデオにハマってからスリーズブーケの曲をヘビーローテーションしてる。「残陽」が好き。これシティポップだよね。

アイマスもずっとキャラデザが好みでなかったのだけど、シャニマスはいままででいちばん良い。

自分は2次元全般的に90年代、00年代のコテコテなキャラデザにずっと馴染めなかったのだけど、シャニマスにしろ蓮の空にしろ、時代がスッキリあっさりのキャラデザに移行してきて、だいぶ幸せになった。流行とやっと同調できたというか。

音楽でも同じ経験がある。80年代のスタジアム・ロックとかMTV全盛期の音楽に馴染めなくて、ずっと60-70年代の音楽(サイケ、カンタベリー)を漁っていたのだけど、90年代に入ってマッドチェスター、シューゲ、パワーポップの時代が来て、やっと同時代の流行と同調できた。


「素顔のピクセル」のサビラストの「ピース!」ってところ、いいね!


ニトリに買い物に行くために麻生駅に行ったんだけど、途中でカラオケまねきねこに引き寄せられて独りカラオケ。

スリーズブーケの曲だけを1時間ひたすら練習した。4周目にはガイドメロディーOFFで歌えるようになった。

「素顔のピクセル」はサビで転調するし、メロディーの譜割りも細かいし、難易度高いので途中からドロップ。

自分はふだん女性曲はキー移調-3でいけるのだけど、スリーズブーケは-4にする必要があった。

JOYSOUNDの歌詞の表示色は、梢が紫、花帆が山吹色でわかりやすかった。(設定されている「メンバーカラー」とは違っているけど)



スリーズブーケをずっとリピート聴きしてたんだけど、「眩耀夜行」ってすげーいい曲だな。「夢に浮かべた言の葉の船」ってくだりが痺れる。

リリックビデオも藤ちょこのイラストとか最高なんだけど、鬼滅の遊郭編みたいな和風の夜の街の3Dモデルによる背景は自分にとっては解釈違いだった。あそこの背景は満天の星空だけでよかったと思うんだけど。


「眩耀夜行」のギターコードを見つけたので弾き語りできるように練習してみた。これもどえらくキーが高い曲だ。キー-7に下げたらmid1D-mid2Gとなって、自分にはちょうどよい音域になった。

「眩耀夜行」のサビのコードは王道進行なんだけど、

|FM7 %|G %|Em7 %|Am Am/G|

同じメロで次は王道進行の派生パターンになってる。

|F#m7-5 %|F6 %|Em7 %|Am Am/G|

ベースが下がるのが気持ちいい。

ベースの音を聴きながら気づいたけど、なるほどこれって「フラッシュバッカー」(結束バンド)でラストのサビだけコードが置き換わっている部分も似たパターンか。あれの場合は

|FM7 %|F6/G  Am7b5 | (朝が朝が)

なのがラストだけ

|F#m7b5 Fmaj7|Em7  Am7b5 | (君の言葉を)

に置き換えられる。やっと理屈がわかった。

王道進行(IV-V-iii-vi)をIV#m7-5-IV6-iii-viにする話だけど、IVとIV#m7-5が似てる(FM7=f,a,c,e; F#m7-5=f#,a,c,e)というのはわかるとして、次のVのかわりにIV6 (G=g,b,d; F6=f,a,c,d)というのがよくわからなかった。「派生形」とは言えても、代理コードであるとは言えないようだ。

そしたらこちらに「Ⅴ7sus4を分数化してⅣM7/Vになったものの根音省略形」という説を見つけた。


ふたたび一人カラオケへ行って、スリーズブーケの「素顔のピクセル」「眩耀夜行」だけを繰り返し歌った。キー-5に下げて、声域がだいたいmiddle e2からhigh aくらいにするとなんとか男声でも成立する。

今回は採点の機能を使ってみた。ギリギリ90点を越えた。でもまだ、メロディーを忠実に追えてない部分がけっこうあるので、伸びしろはある。95点越えを目指していきたい。



スリーズブーケ「残陽」のギターコードを拾ってみた。

(キー-1, 118 bpm) イントロとサビは王道進行

|FM7 |G7 |Em7 |Am7 |

ヴァースは

|FM7 |% |G7 |% |Dm7 |% |G7|% (2回目はE7)| 

サビのラストだけ

|FM7 |G7 |E7 |Am7 |

で、E7でエモくしてる(ハーモニックマイナー) あとラストのサビで、|Am |Am/G# |Am/G |Am/F# |とクリシェのルート下降パターンが入る(一回目の「あればいいから」のところ)。


スリーズブーケ「Holiday∞Holiday」のギターコードも取ってみた。これもほぼ王道進行だった。

キー-1, 135bpm

イントロ、サビは

|CM7 |D7 |Bm7 | Em7 |

ヴァースは

|G  |C  |D |Em7 |

Bパートは

|Am7 Bm7|CM7  |Am7 Bm7|CM7  | (ここは自信ないがベースはa-b-cと動いてる)
|Am7 |A7/C#|D6 |D7 |

ブリッジがはじめはサビと同じで、続けて

|CM7 |D7 |G   |G/F | (「いつもいつも」)
|C#m7-5|CM7|Bm7 |Em7 |

そこからBパート後半につながる。


ふたたび一人カラオケ。前回の「眩輝夜行」はJoysoundで90点台だったのが今回はDAM aiで92点台を達成、「素顔のピクセル」も今回は90点を超えた。前回よりだいぶ上達した。(一般的にJoysoundよりDAMのほうが採点が辛い)

まだメロディーを把握できてないところが多々あるので、テンポを落として節回しを再確認する必要がある。ただ、DAMの採点を見ると、点数を上げるには「表現力」を上げる方が有効そう。

DAMのページによると、表現力を上げるにはコブシやしゃくりを入れてく必要があるらしい。95点越えの道はまだ遠い。



2024年12月25日

極東最前線・さっぽろ観てきた!

(2024/3/29) 明日はこちらに行く: 3月30日(土) 『極東最前線・さっぽろ ~二十四軒共騒アパートメント~』 eastern youth THA BLUE HERB at 札幌PENNY LANE 24

楽しみにしてきたが、ぜんぜん準備できてない。イースタンユースの最新アルバム(2020)もチェックしてない。ペニーレーンに行くの自体が初めて。楽しみにしてる。


(3/30) 極東最前線 札幌PENNY LANE 24観てきた。まだ寒い中自転車で。すごいよかった。それぞれ60分ずつ。ソルドアウトで会場込み込み。

THA BLUE HERBはサブスクで聴いてた「未来は俺等の手の中」とかからは、もっと「沈痛な感じ」を予想していたのだけど、そういうのではなくて、めちゃ力強かったし、煽ってたし、DIYな思想に共感した。私も「無いなら作ればいい」って思いながらやってる。

eastern youthは11/19のPENNY LANE 24とはだいぶ選曲を変えてあった。両方行った人への配慮か。「雨曝しなら濡れるがいいさ」がなかったのは残念だが、「浮き雲」「夜明けの歌」のイントロが流れてきたところで涙が出てきた。声を張り上げシンガロングした。

会場は激混みで、開始10分前に到着したら、もう会場満員で「もうすこし前に詰めてください」のアナウンスが繰り返された。THA BLUE HERBの終了後に帰る人がわずかながらもいたので、そのタイミングで前から2/5くらいに陣取った。会場は男性8割ってかんじで、なんか屈強なやつが多いし、ステージは見えにくい。イースタンが始まったら客はさらにテンションが上って野太い声が飛んだ。ナンバガの「サッポロOmoide In My Head状態」で聴いてた感じを思い起こしてた。

かなり混雑していて濃厚接触したので、正直覚悟していたが、いまのところ(72時間後)発症はしてない。

当日のeyのセトリの情報


2024年12月05日

ストレイテナー@ペニーレーン24、観てきた!

ストレイテナーのワンマンライブ 11/30(土)札幌ペニーレーン24、に行ってきた! よかった!

前日はあいにくの雪だったので、自転車で行くのは断念して、地下鉄東西線で琴似まで行ってきた。

Sold outになっていたので、これはだいぶ混雑するに違いないと思った。ストレイテナーは日本武道館でも3回やってるアリーナバンドなので。

ということでいつもよりちょっと早めに向かうつもりだったのだが、なんだかんだで開演35分前くらいに到着。この時点で会場の真ん中より後ろ、2/3くらいの位置だろうか。数えてみたら、自分のいるところは前から10列目くらいなので、いいかんじに場所を確保することが出来た。

開演の段階でもいちばん後ろにはスペースが少しあったし、そんな過密にされることもなかった。

(ブルスカに書いたけど、9月の羊文学 Zepp札幌のときは、sold outでもないのに大混雑で、開演ギリギリに到着した私は会場の最後尾で、ぜんぜん演奏も見えない状況だった。気分がバッドに落ちた私は、サブカルらしく途中でライブ会場から退出したのだった。サブカルらしく(大事なことなので二度書いた)。あれはクソな体験だった。Zepp札幌はクソ。)

そういうわけで、ストレイテナーsold outのニュースで危惧したのだけど、ペニーレーン24はそんなに詰め詰めにしなかったのでよかった。ありがとう、ペニーレーン24。


でもって肝心のライブのほうだけど、素晴らしかった。曲のラインナップについてはあらかじめ今回のツアーのセトリを調べて、Youtube musicで再生リストを作って、予習してあった。

でもこのバンドは20年以上の歴史があって持ち曲がたくさんあるうえに、ツアーの間でも毎回演る曲を変えてくる。今回の札幌公演では、初期作品である"Play The Star Guitar"を演ってた。イントロが始まったときに、観客がその日最大の反応をしていたので、みんなよくわかっていてすごいと思った。私が未聴の曲はそれだけで、あとはわかった。

予想通り、ライブで聴くと、ベースの音がすごくいい。あと、ベーシストがライブ中ずっとすげー楽しそうに演奏していて、自分の見せ場が来ると観客も湧く。メロディアスな曲が多いのだけど、リズム隊が強いのでバランスが取れている。

サビに来ると観客がみんな手を上げて反応するのだけど、自分はアレが好きでない。というか自分のような大きい人間が手を振り回すと後ろの人が見えなくなるので、やらない。いつも通り全身を揺すって、バックビートに体を委ねていた。(なにこの表現?)

そうして体を揺らしていると、自分が今日まずい選択をしていたことに気づいた。途中が雪道だったので、防滑のゴツい靴底の靴で来てしまったのだ。

そういうわけで、前半1時間での激しい曲の連続で、足の裏が痛くなってきてしまった。しかしそのあたりでMCが始まった。これまで札幌で観てきたバンドはだいたい口下手な感じの人達だったが、ストレイテナーはけっこうこなれていた。「インタビューでインタビュワーがアラフィフを擦ってくるので、抵抗したよ」みたいな話をしてた。

ここから(「インビジブル」から)バラードが続きますとアナウンスがあって、観客もクールダウン気味に、私の足腰もそこで回復の時間を取ることが出来た。あらためて思ったけど、ニューアルバムの曲もいい曲が多くて、ヒット曲とニューアルバムの曲で観客の反応が違う、みたいな展開にはならなかったと思う。

それでいよいよ後半は「叫ぶ星」からアップテンポな曲が再開。(ボーカルが「大きい音が出るよ」と親切アナウンス。)

ラストのシングル曲連発の部分に"Skeletonize!"も違和感なく混ざっていた。「COME and GO」「シーグラス」「Braver」「Skeletonize!」ここまでの流れはツアー中でも固定のようで、そのあとは毎回選曲が異なるようなのだけど、そこで「From Noon Till Dawn」「羊の群れは丘を登る」をやってくれたので満足。(「Melodic Storm」はなかった)

アンコールで2曲演って、ラストは「Uncertain」。これは今回のツアーで固定のようだけど、終わりの曲感があって良い。(ニューアルバムでの最後の曲)

というわけで17:00開演、19:05終了でトータル125分演ってた。私の足腰もギリギリ保った。オールスタンディングで2時間は限界だな。ということで、次回の課題はジョギング用のスニーカーで来ることを忘れないことだった。

会場は男性・女性の比率が50%-50%くらいだろうか。声援を挙げているのはだいたい男で、野太い声が飛ぶのだけど。

終演後に観客が捌けるのに異様に時間がかかったので、わたしは足腰のストレッチをしながら待っていたのだけど、階段まで来たら理由がわかった。なんか今回のイベントに関連するQRコードが壁に貼ってあって、通る人がみなそれをスマホで撮影するからだった。あれは運営側の段取りが悪い。

以上、気づいたことをぜんぶまとめてみた。

今年行ったライブのまとめ:


2024年12月03日

バンドリMyGo劇場版後編 うたう、僕らになれるうた、観てきた!

「BanG Dream! It's MyGO!!!!!劇場版後編 うたう、僕らになれるうた」、観てきた!すごいよかった!

前編についての感想はこちらのブログ記事にまとめた: BanG Dream! It's MyGO!!!!!劇場版前編、観てきた

前回はレイトショーでガラガラでの視聴だったけど、今回(11/16)は夕方のみ1回の上映で、3割くらいは埋まっていた印象。子連れもいた。

入場時にもらったのは「燈の作詞ノート」というやつ*。こんなん泣くだろ。(まだ始まってない)

後編は第8話からなんだけど、前回の修羅場からいきなり始まったりはしない。ちゃんと丁寧に文脈を整えている。

神回の第10話が入っているので、観たら泣くのはあらかじめわかっていたのだけど、あらためて観直してみて、どうしてああいう顛末になったのか、納得がいく描写があったと思う(いちおうネタバレ回避)。この点についてはさらに別のブログ記事バンドリIt's MyGO観たで書いた。そのときの解釈で間違ってないと思った。

あと、前編で楽奈からの視点が補完されたことで、後編での楽奈の行動や心情についても理解できるようになったと思う。(テレビ放映のときは気まぐれにしか見えなかったものが。)

後編を観る前にいちばん気になっていたことは、どのタイミングで話を閉じるのか、だった。これについてもネタバレ回避しておくけど、BanG Dream! It's MyGO!!!!!劇場版前編、観てきたで記した懸念。これについては、自分が期待していたとおりになった(懸念された展開にはならなかった)ので、大満足。

FILM LIVEの部分は3曲くらいだったろうか。あくまでのストーリーとは独立した扱いだった。


ということで文章をまとめて新たにブログ記事にしようと思っていたのだけど、放置していた。

そしたらTVアニメ「BanG Dream! Ave Mujica」本PVが公開されてた。

…正直なところ自分は、祥子のストーリーについてはそんなに興味なかったので、Ave Mujica編はもし評判よかったら後から観るくらいでいいかと思っていた。でも今回公開されたPV内での睦の発言を聞いて、こんなんぜったいリアタイで観るじゃんって思った。「私が喋るとダメになるから…嫌いにならないで」

MyGo編での睦は「私は……バンド、楽しいって思ったこと一度もない」の発言とかキュウリの差し入れとか、本当にダメなことしかしてこなかったし、それに対する説明もいっさいなかった。Ave Mujica編で睦からその真意が明かされるというなら、これは観るしかない。


お勧めエントリ

  • 細胞外電極はなにを見ているか(1) 20080727 (2) リニューアル版 20081107
  • 総説 長期記憶の脳内メカニズム 20100909
  • 駒場講義2013 「意識の科学的研究 - 盲視を起点に」20130626
  • 駒場講義2012レジメ 意識と注意の脳内メカニズム(1) 注意 20121010 (2) 意識 20121011
  • 視覚、注意、言語で3*2の背側、腹側経路説 20140119
  • 脳科学辞典の項目書いた 「盲視」 20130407
  • 脳科学辞典の項目書いた 「気づき」 20130228
  • 脳科学辞典の項目書いた 「サリエンシー」 20121224
  • 脳科学辞典の項目書いた 「マイクロサッケード」 20121227
  • 盲視でおこる「なにかあるかんじ」 20110126
  • DKL色空間についてまとめ 20090113
  • 科学基礎論学会 秋の研究例会 ワークショップ「意識の神経科学と神経現象学」レジメ 20131102
  • ギャラガー&ザハヴィ『現象学的な心』合評会レジメ 20130628
  • Marrのrepresentationとprocessをベイトソン流に解釈する (1) 20100317 (2) 20100317
  • 半側空間無視と同名半盲とは区別できるか?(1) 20080220 (2) 半側空間無視の原因部位は? 20080221
  • MarrのVisionの最初と最後だけを読む 20071213

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