[月別過去ログ] 2008年04月
« 2008年03月 | 最新のページに戻る | 2008年05月 »2008年04月21日
■ あーあ。
日々は、楽しいことばかりではないけれど。
それでも、僕らは生きてゆく。
しっかりと前を見据えて。(二回目)
ま。つらいときもあるよな。カラ元気だしてます。
こないだバラニー学会のサテライトシンポジウムに行ってきました。 会場は琵琶湖沿い。せっかくなんで前日に京都に寄って町を散策。 高瀬川はちょうど桜が満開で、先斗町など歩くのも気分が良い。 ふと思い立って四条通沿いのジュンク堂で森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」など購入して新京極あたりの道ばたで第一章を読んでみたり。(森見登美彦の作品は京大周りが舞台になってる。) そのあとで出町柳まで出て叡山鉄道に乗って一乗寺駅で降りて「ラーメン荘夢を語れ」の行列に並ぶ。小ブタニンニクなし。うまいが麺は残した。ラーメン二郎系は昨年の神経科学大会でラーメン二郎の関内店に行って以来。 そんなかんじで気持ちよくいってたんですが、墜落しました。三連発くらい。そこからいままで立ち直れてません。ヤケクソ気味。 シンポジウムの方はNeeraj GandhiとかBrian Corneilとかとも話せたし、Edward Kellerに仕事の説明もできたので、行ってよかったです。伊賀側沿いで恒例の花見。以前のイギリス人も入れてギターとウクレレとハーモニカでジャムったり。6弦切った奴はじめて見たよ。
「12月の雨の日」のコード進行を最近覚えたので歌ってみたり(サビがGから下降するカノン進行のあとでF-Aで転調してさらにDから下降するカノン進行になることを知って驚き。ぜんぜん違和感がない)。この曲知ってる人がいて、うれしかった。いっしょに歌った。
多次元共同脳科学推進センター キックオフシンポジウムにも行ってきました。いろんな人に会えてうれしかったけど、晴れ晴れとしない。懇親会は出ずに、論文の方を。
二日目はシニアな方たちとカラオケ。私のチョイスは「Dancing Queen」「全力少年」「春だったね」とかそんなかんじ。ぜんぶ絶叫系で。「歌がうまいジャイアン」とか評されましたけど、じつはこの表現、気に入ってます。名刺に刷り込もうかしら。
プログラムで一番印象に残った場面は、玉川の鮫島さんのトークに対するボストン大の渡辺武郎さんの質問でしょうか。そのあとも川人先生と話が続いてたのを覗き見させていただきました。具体的な表現は避けておきますが、私としては「Marr流の計算論的脳科学はconnectionism以降どうあるべきか」という問題意識として捉えました。
こういうデカイ議論が今度の生理研研究会でも出来たらいいなあと思います。たぶんそれは仕込みではできない。ガチでやらないと。
生理研研究会の方はだいたい詳細が決まってきました。ちゃんと正式に発表できるように準備中です。発表をここでするのは筋が違うと思うので、もうしばらくお待ちを。
あーあ。とにかく、I'll be back soon!
お勧めエントリ
- 細胞外電極はなにを見ているか(1) 20080727 (2) リニューアル版 20081107
- 総説 長期記憶の脳内メカニズム 20100909
- 駒場講義2013 「意識の科学的研究 - 盲視を起点に」20130626
- 駒場講義2012レジメ 意識と注意の脳内メカニズム(1) 注意 20121010 (2) 意識 20121011
- 視覚、注意、言語で3*2の背側、腹側経路説 20140119
- 脳科学辞典の項目書いた 「盲視」 20130407
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- 脳科学辞典の項目書いた 「サリエンシー」 20121224
- 脳科学辞典の項目書いた 「マイクロサッケード」 20121227
- 盲視でおこる「なにかあるかんじ」 20110126
- DKL色空間についてまとめ 20090113
- 科学基礎論学会 秋の研究例会 ワークショップ「意識の神経科学と神経現象学」レジメ 20131102
- ギャラガー&ザハヴィ『現象学的な心』合評会レジメ 20130628
- Marrのrepresentationとprocessをベイトソン流に解釈する (1) 20100317 (2) 20100317
- 半側空間無視と同名半盲とは区別できるか?(1) 20080220 (2) 半側空間無視の原因部位は? 20080221
- MarrのVisionの最初と最後だけを読む 20071213
# UKER
はじめまして。
# pooneilリハビリの病院で心理検査の仕事をしているものです。
昨年から、ちょくちょく覗き見させてもらってまして、
日々の業務(心理検査から、患者さんの特徴をつかむ)の参考
にさせてもらっています。(とは言っても同じ現象ながら異なる
切り口なので、なかなか統合は難しいのですが。)
それに、自分もUKULELEを弾くので、そっちの内容にも
親近感が生じまして。
ついに、コメントに至った次第です。
今後の活躍をご期待申し上げます。
どうもありがとうございます。高次脳機能障害のリハビリの現場について興味があります。それではまた。