[月別過去ログ] 2024年10月
« 2024年09月 | 最新のページに戻る | 2024年11月 »2024年10月29日
■ 「春よ来い 2024」(さうして、このごろ2024年3月前半)
小山田圭吾の件は当時リアルタイムでクイック・ジャパンの記事も読んでたし、後の炎上によってとくに聴くのをやめようとは思わなかった。 でもeufoniusの菊池創が炎上したときは、それから「メグメル」を聴くことができなくなった。 自分を振り返ると、けっきょく理屈じゃなくて感情の問題なんだなって思う。
「今夜はブギー・バック」リリースから30年だって。
1990年代の曲を喜んで聴いている55歳を相対視するならば、自分が大学生のとき(1990年代)に、親がその30年前の曲(1960年代)を聴いているのに相当する。こう書いてみると、そんなに違和感ないな。
自分が小中学生の頃は、仕事場(メリヤス工場)のAMラジオから「恋のバカンス」「恋の季節」「花の首飾り」などが流れてくるのに馴染んでいた。加山雄三の「旅人よ」とか今でもギター弾いて歌う。函館行きの飛行機を見かけたらつい「函館の女」が頭の中で流れるくらいには、馴染みがある。当時のヒット曲って今でもだいたい歌えるわけで、それって貴重な財産だよな。
はじめてギターで弾き語りした曲は「四季の歌」だった。あれはコードが Am, Dm, E7だけで、Fを抑えなくて済む。
ギターを始めたときはFコードを押さえるのに苦労した。でもその理由は単純で、最初のギターは叔父から借りた、クラシックギターにスチール弦を張ったものだったから。弦幅が広いし、そもそもコード弾きには向いてなかった。
しかもギターのピックを持ってないので、人差し指一本でストロークしたがうまくいかない。けっきょく、寿司の持ち帰りセットの蓋の部分みたいな、透明なプラスチックを自分で切ってピックとして使っていた。あれは中学1年生のこと。
Ableton live 12が出たのでさっそくインストールした。見た目もちょっと変わってる。
ブログではこんなこと書いてたが、けっきょくSuite版買っちった。ウェ~イ。
(3/2) 札幌の雪は災害であり、ハンデであり、可能ならもう二度と雪など降ってほしくないと考えていて、けっして雪を美化するまいと考えている。でも先週末の雪(3/2夜)はたぶん今年最後の雪らしい雪で、集中力の必要な仕事(脳切片の作成)を終えて疲れ果てた帰り道に、いつの間にかすっかり積もっていた雪を見たときは、ついついスマホで写真を撮影してしまった。
(3/3) 切片をスライドガラスに貼り終えて、それでもまだ日が高かったので、八軒の業務スーパーまで自転車で行った。
これがなかなかたいへんだった。大学から業スーまでの4.3kmは、ふだんなら自転車で15分で行ける距離だけど、道の雪がカチカチのところと融けてガサガサの部分とが混ざっていて、タイヤが取られて激危険な道だった。なんとか転倒せずに到着した。25分くらいかかった。マヂ偉業。
地下鉄で行ける狸小路店ではなくて、わざわざ八軒店まで行ったのは精肉コーナーがあるから。ラム肉500g 900円をゲットして帰った。その夜サニーレタスにくるんで号泣しながら食べた。自分へのご褒美。
(3/10) 今日も丸一日切片貼り。こんなに組織学やるのは20年ぶりかも。ギリギリ2X時前に終了したので、人間らしい生活と言える。
で外に出てみたら、またもや雪が降って積もってる。月曜から気温が上がって雪解けと聞いていたので、ホントのホントにこれが最後の積雪だろう。
今回の冬は自転車を使いこなせたということもあって、だいぶ精神状態が悪化せずに済んだ。この調子なら、あと10年くらいは乗り切れそう。
「鳥山明追悼から発生した「鴨川つばめ再評価」論」 この史観はけっこう同意できた。
途中のツイートにもあったけど、「マカロニほうれん荘」は連載期間1977-1979に限られた年齢層の読者に強烈な影響を与えてるんだろう。私は当時小学校高学年だったので、鴨川つばめはまさにマンガについての原体験だった。
その後は80年代ジャンプ黄金期のバトル漫画(キン肉マン、DB、)に興味が持てず、スポーツ&ラブコメ経由で90年代のビッグコミックスピリッツ、ヤングサンデー、とかに移っていった。
2024年10月24日
■ 「20周年、ふつうの軽音部、ブルスカ」(さうして、このごろ2024年2月後半)
(2/17) いま気づいたけど、2003年11月にはてなダイアリーを始めてから私のブログ 「pooneilの脳科学論文コメント」の20周年が過ぎてた。いちおう月1ペースで更新をし続けてる。今後も、バズらず、炎上せず、細々と続けていこうと思う。
秋アニメは「豚レバ」を追ってきたけど、けっきょく第9話で万策尽きて、最終話が2月まで延期という残念な展開だった。
それでも構成とシナリオは原作の理解度が高くてよかったと思うし、映像もアクションシーン以外は破綻してなかった。原作のラノベ1巻分をじっくり映像化してくれたし、松岡劇場も堪能できて、自分的にはこれを選んだことに悔いはない。
ジャンプラの「ふつうの軽音部」って11話まで来たのに、いまだに「ルーキー版のほうが良かった」って言っている人がいる。
あれって「デッサンを最終的なイラストにするところでなにかが消えてしまう現象」と同じだと思う。つまり、ルーキー版でなぐり書きで書かれたものに読者側が自分の想像込みで読み込んでしまうから、ジャンプラ版でそれの清書が出てくるとコレジャナイ感が出るということ。
ともあれルーキー版で連載されている箇所よりも先に話が進めばもう比べようがないから、はやくそこに辿りつくのを見たい。
自分は「ルーキー版は書き分けが下手だったので、ジャンプラ版で脇役の解像度が上がってハッピー派」です。
Dropboxってある時期から、あるPCで更新したものが、べつのPCから見るとタイムスタンプが古いままなので、ファイルの受け渡しが不便になった。(なにか編集したファイルを受け渡しする際は、タイムスタンプが最新のファイルを探すのがいちばん手っ取り早い方法だったが、それが使えなくなった。)
どういうことかと調べてみたら、どうやら同期の仕方を「オンラインのみ」にすると、ダウンロードするまではタイムスタンプが更新されない、という仕様らしい。筋は通ってるかもしれないが、不便じゃない?
「時短! ゆで卵を茹でずに作る方法」 これやってみた。冷蔵庫から出してすぐの卵(画鋲で穴を開けておく)を1cmのぬるま湯から始めて、沸騰してから中火で4分、火を止めて4分置いて水で冷やす。
この条件でやってみたら、黄身がとろとろで崩れるギリギリくらい。ちょっと柔らかすぎか。うちの環境では5分置くか、中火で4分を4分半にするのが正解かも。
「水から火にかける」の水の温度とか、「中火」の加減とか、そのあたりがバラツキを生むのかも。「画鋲で穴を開けておく」は自分で加えた。あと、なんどか転がして、ムラが無くなるようにした。
ブルスカでフェデレーションができるようになった、とのアナウンスが来た。
これは私にとっては重要なニュースだ。これまでレンタルサーバー(さくらインターネット)でブログをやってきた。ブルスカの情報についてもそちらに集約することで、データを自分で持てるようになる。
そのためには、Blueskyに接続するサーバをレンタルサーバーに立てる必要があるが、さくらインターネットではすでにマストドンについてもスタートアップスクリプトを用意してくれている。おそらく早晩ブルスカについても用意してくれるだろう。それまで待ってみる。
プロトコルが違うので、TwitterやMastodonとこのままつながることができないのは理解している。でも、TwitterやMastodonに書き込みしたことをエクスポートして、それを自サバでのブルースカイにインポートできないのだろうか?そうすれば、これまでのすべてのSNSの書き込みを、ブルースカイで管理できてうれしいのだけど。
ブルースカイ自体の仕様としては、あとから記事を書き換えることができないようになっている。だからもしかしたらインポートとかはできないのかもしれない。
まあこれからもっと情報が出てくるでしょう。
"Psych-Out" (「ジャック・ニコルソンの嵐の青春」)を飛ばし観していたら、Flipper's Guitarの"The Quizmaster"の頭で聴いたことあるのが聴こえてきた。ここからサンプリングしていたのか!
いまはてな匿名ダイアリー(増田)で話題となるのが「40代での婚活」だってのが感慨深い。10年前に話題となったのは「就活、転職、会社の飲み会断る話」だし、20年前に話題になったのは「非モテ、サークルクラッシャー」だった。そう考えると、はてなのコア層は就職氷河期世代からもうちょっと若いあたり(ゆとり世代)なんだろうな。
「クラスマガジン」って概念があるけど、はてなも同じで、2005年くらいに大学生-新卒だった若いギークを対象に、そのまま持ち上がって続いているのだろう。
何が言いたいかというと、自分ははてなの文化が好きだけど、あれってすごく限られた視点なんだよな。
いまの大学生にとっても、「非モテ」や「サークルクラッシャー」とかは変わらずインパクトがあるはずなのだけど、はてな界隈で話題になったりはしない。擦られすぎて面白い話題にならないからかもしれないし、はてなではなくてべつのところで話題になっているのかもしれない。
(と思ったが、「ぬいペニ」とかは最近だな。)
2024年10月07日
■ 「自転車置き場、イトーヨーカ堂、さっぽろ雪まつり」(さうして、このごろ2024年2月前半)
このブログ記事は良かった: 拝啓、松本人志様
これを見て思い出したけど、この人にとっての松本人志が、私にとっての北野武だった。小学校6年くらいで出会ったビートたけしは私の精神の形成に大きな影響を与えた。当たり前すぎて、はじめて言語化したかも。
昔の私は容赦ないツッコミと毒舌の芸風だった。それによる失言を重ねて痛い目にあって、けっきょく大学を卒業するくらいまでにそういうキャラからだんだん脱却していったのだけど。
その後北野武が映画監督になったり文化人枠になった頃、私はもう高校生くらいで、その影響を無意識化して忘れ去っていた。
(2/8) 自転車置き場までの道が雪に埋もれて、坂を乗り越えないとたどり着けなくなった。しばらくそのままなんとかしていたけど、そろそろ滑って転びそうなくらいの高低差になってきた。誰もやらないから自分でやるしかない。これが試される大地か。
そういうわけで意を決して道を作った。今週の最大の成果物です。
住んでる近くの歩道に積まれた雪。高さが3mくらいある。全ての雪を、生まれる前に消し去りたい。すべての宇宙、過去と未来の全ての雪を、この手で。
「イトーヨーカ堂が北海道から撤退」ってニュースを見てびっくりした。(サッポロビール園の隣りにある)アリオ札幌は2005年に開店して、まだそんなに古びてないのだけど。
調べてみたが、ショッピングモールが閉店するのではなくて、中に入っているスーパー部分が「ダイイチ」に入れ替わるということらしい。ダイイチならいいかも。ダイイチ八軒店はお惣菜が安くてけっこう重宝している。
これに関連して、すでにいくつか店が閉まってた:「「アリオ札幌」リニューアルに伴いテナント7店舗閉店、「ヨーカドー」は食品・日用品売り場のみに」
(2/9) さっぽろ雪まつり大通会場に行ってきた。風はないが気温は低くて、沢山の人が踏みしめた道がツルツルになってた。
今年の雪ミクのプロジェクションマッピングはイマイチ。雪像と連動した仕掛けがほとんどなかった。去年の様子はこちら
去年との違いといえば、昨年は30分に一回しか流れなかったのであまり人がいなかったけど、今回は5-10分に一回くらい流れていたので、けっこう人が滞留していた。
らきすた20周年にはびっくりした。立ち止まっている人はあまりいなかったが。アーリャさんが宣伝されているのは、なるほど旬だなと思った。
(2/13) 札幌は気温が10度を超えた。55年ぶりの記録的な気温とのこと。
自転車置き場までの道の雪が柔らかくなったチャンスに雪かきをしたのだけど、汗だくになった。
あと、道の雪が融けて柔らかくなっているので、自転車漕ぐのがたいへん。しまいには諦めて歩いた。
お勧めエントリ
- 細胞外電極はなにを見ているか(1) 20080727 (2) リニューアル版 20081107
- 総説 長期記憶の脳内メカニズム 20100909
- 駒場講義2013 「意識の科学的研究 - 盲視を起点に」20130626
- 駒場講義2012レジメ 意識と注意の脳内メカニズム(1) 注意 20121010 (2) 意識 20121011
- 視覚、注意、言語で3*2の背側、腹側経路説 20140119
- 脳科学辞典の項目書いた 「盲視」 20130407
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- 脳科学辞典の項目書いた 「サリエンシー」 20121224
- 脳科学辞典の項目書いた 「マイクロサッケード」 20121227
- 盲視でおこる「なにかあるかんじ」 20110126
- DKL色空間についてまとめ 20090113
- 科学基礎論学会 秋の研究例会 ワークショップ「意識の神経科学と神経現象学」レジメ 20131102
- ギャラガー&ザハヴィ『現象学的な心』合評会レジメ 20130628
- Marrのrepresentationとprocessをベイトソン流に解釈する (1) 20100317 (2) 20100317
- 半側空間無視と同名半盲とは区別できるか?(1) 20080220 (2) 半側空間無視の原因部位は? 20080221
- MarrのVisionの最初と最後だけを読む 20071213