[月別過去ログ] 2021年10月
« 2021年09月 | 最新のページに戻る | 2021年11月 »2021年10月21日
■ 「きかんしゃトーマス・マンボウ・フキノトウ」(さうして、このごろ2021年3月版)
きかんしゃトーマスのOP曲、始まりがいきなりC-Abで転調か。かっけーな。シド・バレットみたいだ。
天気予報のお告げのとおり、今日は気温が10度まで上がり、道の雪が融け始めた。雪解けの季節が近づいてきた。雪解けって白い雪からせせらぎが流れるようなイメージだったけど、じっさいは泥混じりの雪で排水口が詰まって横断歩道前に泥水の水たまりができる。これが雪解けだった。
エヴァについては当時薬学の友人が熱心に勧めてくれたが、TVシリーズ前半で断念して以来いっさい見てない。自分は90年代までは(根本敬とか危ない1号とか読んじゃうような)ロック寄りのサブカルで、(ギャルゲ論壇や非モテ論壇が隆盛した)ゼロ年代からオタクにシフトしたので、基礎的素養が欠けている。
1980年代は同時代の音楽には見向きもせず1960年代のサイケデリック・ロックとかそういうのばかり聞いてきたので、現在のシティポップ再評価の流れにもぜんぜん乗れない。ヴェイパーウェイヴとかチルウェイヴみたいに、仮想の80年代を表現したものはわかるんだけど。
「岩波文庫の哲学の色」 こういうのがパッと出てくるのはいいなあ。自分はこの種の気の利いてるのが好きで、自分なりにそういうのが溢れてくる時期があったと自負していたのだけど、TwitterやSNSで反響が可視化されるに至って、私なりに面白いと思っていたものはたいがい独りよがりだということに気付かされて、幻想は壊れた。
ウィキペで(アメリカでも)「『フランダースの犬』は出版されているが、「こんな結末では、主人公たちが可哀想過ぎる」として、ハッピーエンドを迎えるように改変され「ネロが息を吹き返す」「ネロの父親が名乗り出る」といった展開になっている。」というのを読んで、ほっこりとした心持ちになった。
長い映画でのトイレの問題 自分もこれ深刻で、90分程度のものはなんとかなるが、それ超えたら途中でトイレに行くの込みで見てる。人間がトイレに行かなくて済む(+雨のときに傘をささずに済む)ようになったら、それこそがシンギュラリティだと思うよ!(<-ヤケクソ)
「ただの田舎の駅前の安いそば屋なのに妙に気になる」 これ好き。ここに再訪するためだけに旅してもいいし、行ってみたら思ってたほどでなくてがっかりするところまで込みで、そんなふうに人生を楽しめたらよかったんだけど、と思う。
春が近づいてきた。今日は今年初の自転車でお出かけ。15.6km in 74min。とくにあてもなく、西の方に向かった。道の雪は融けたけど、自転車レーンには雪が積み重ねられていて、まだ自転車で走るには早かったようだ。だがおれは一番先に咲くフキノトウ(<-どうした?)。
走っているうちに、琴似に行けばなんとかなるだろう、と目標をとりあえず決めた。宮の森まで来たら、サザエ食品の店舗があったのでそこで途中停車。(後で調べたらこれが宮の森本店で、裏の工場からできたてが買える) おはぎをゲットした。あんこも良かったがモチ米がうまくて満足した。
道中でそういえば激安スーパーで有名なのがこっちの方にあったな、と思い出したので、ネットを検索してみたら、西野の「マンボウ」だった。ということで今日の目的地が決定。店の前まで来たら、もう人が多くてすぐわかる。「食費を半分に!」とあるけど、本当に安かった。
たとえば豚バラブロックが341gで270円 (税抜き)とか(79円/100g)。若鶏むね正肉が69円/100g、たとえば241gで166円 (税抜き)とか。これは車で来ないと意味がないことがわかったので、今日のところはとりあえずかさばらないものということで、ユウキの甜麺醤130g 248円と豆板醤130g 248円 (amazonに勝ってる)だけ買ってきた。
帰りは発寒川の雪を見たり、場外市場に寄ってみたり。最後に桑園のホーマックで災害用の手回しアーム付きラジオを買ってきた。でもってFMラジオを聞きながらこれを書いてる。いい週末だった。明日から本気出す。
今日はいろいろあってけっきょくCOOPに行くのが20時を過ぎたので、刺し身を買って海鮮丼。アトランティックサーモン刺身用 170gと豊後ブリ刺身用 100gが両方半額で合計350円。ご飯に対する刺し身の比率が高すぎた。刺し身は200gくらいあれば充分らしい。でもまあ、それも自炊ゆえの喜びということで。
自転車で街を走ると、滑り止めの砂利で走りづらい。アスファルトにところどころ大きな穴が空いている。雪が解けて、道に沁み込んで、また凍って、を繰り返すことであちこちに亀裂が入っている。路肩の雪も日に日に薄くなる。雪解けした場所にはすでにフキノトウが育っている。春が近づいてきた。
「虚無」と「スンってなる」ってネットでも日常生活でも使ったことがない。使いこなしてみたいなと思うこともあるが、使いこなせないので、使わない。
にゃおーん (<-いろいろ言いたいことはあるが、言うに言えない気持ちを「にゃおーん」の一言に込めて)
Youtubeで「屋根から雪が落ちる映像」みたいなのばっかり観てる。
「限界ごはん」 自分は札幌単身生活で夜遅くなった帰りに、スーパーまでの雪道を1km歩く余裕もないときは、家に常備しているパック入りモチとかフリーズドライ卵スープで凌いでた。たしかにここで紹介されてるようなものを常備しておくと有効そう。
2021年10月17日
■ pooneilの膝改造日記つづき
pooneilの膝改造日記のつづき。以前は第17日目の退院の日まで書いたのだった。そこからリハビリの日が続いた。それについてツイートしていたのをまとめておく。
[pooneilの膝改造日記第18日目] 退院後の仕事第一日目。居室に行ってPC仕事。ロキソニンが切れたからか、ずっと頭が痛い。歩く方はとくに不便なし。中央食堂まで往復してきた。膝の装具があるのがすごく安心させてくれる。これなら明日は紀伊國屋書店まで歩いて往復できそう。(<-急に負荷をかけすぎ)
これまでのメモを全部まとめてブログ記事にしておこうと思う。医師から膝MRのデータももらっているので、それも解析したい。簡易ビュワーによるJPEG形式の閲覧(添付画像)だけでなく、DICOM形式のデータももらっているので。
前十字靭帯ACL再建術の動画。3Dアニメーション使用でわかりやすい。つか説明聞いてたら、術後2-3時間回復室で過ごした後、家に帰ります、とか言ってる。日帰りかよ!
術中に関節鏡突っ込んでいる画像。見ているこっちが痛くなってくる。
退院後の仕事場での生活は案外問題ない。家のほうがかえって不便。というのも、病院ではベッドだったから、腰掛け状態から立ち上がるのは楽な動作なのだけど、家では布団なので、床から立ち上がらないといけない。そういうわけで毎回、生まれたての子鹿みたいに、プルプルしながら立ち上がっている。
退院したら焼肉屋行くぞ!とか思っていたが、夕食にスーパーARCSで買ったホルモン300g 400円を焼いてその脂でインゲン150g炒めて食べたら、なんだか満足してしまった。
入院中に(ずっと見そびれていた)「ダークナイト」観るぞと思っていたけど、長い(150分)のが億劫で、ついつい「釣った魚のさばき方」みたいなyoutube番組ダラダラ観てたら、入院期間が終わってしまった。Kindleにも積んでた小説詰め込んでおいたけど、いっさい読んでねえ。もう一週間入院していい?
[pooneilの膝改造日記第19日目] 今日はだいぶ頭痛が軽減した。装具を付けて歩く時間が長かったため、家に帰ってきたら脚が腫れていた。当分は足を動かす=>腫れる=>冷やす、の繰り返しで、それでも足を使って筋肉の衰えを回復させる必要がある。寝ているときは意図して寝返りを打つようにしている。
[pooneilの膝改造日記第20日目] タクシーで駅前まで出て紀伊國屋書店に行ってきた。本屋っていいなあ。でも購入は無し。その足でヨドバシカメラに向かい、ずっと懸案だったGPSウォッチ(Garmin Foreathelete 245)を購入した。ウォーキングとかライフログとか、いまこそ必要だと思ったので。
けっきょくのところ、歩き出せばとくに膝が痛むこともない。それよりは、デスクワークで膝が曲がった状態をずっと続けて、トイレに行くために立ち上がると、膝を伸ばした状態にするのがしんどいので、ちょっと時間をかけて伸ばした状態で安定するまで待つ必要がある。
[pooneilの膝改造日記第21日目] 札幌駅ビルまでお買い物。島村楽器と三省堂に行って何も買わず。ユニクロでレギンス(ジョギングとかでハーフパンツの下に履くやつ)を探したが見つからなかった。今度ワークマンで買う。帰りに大学までウォーキング。片松葉杖で1.4km/15分。
駅ビルでは、エスカレーターの上り下りでどちらの脚を出すべきか一瞬迷う。(常に低い方に損傷側がくるようにするのが正解だが、とっさに出ない。) 歩きでは、膝の装具をしていれば、ほとんど不安を感じることはない。たぶんもう片松葉杖無しでも歩けるのだけど、体重の2/3までという制限を守る。
[pooneilの膝改造日記第22日目] 昨日くらいから膝裏内側の神経がピリッとすることがある。膝裏の腫れが引いてきて、可動域が上がり、ほとんど問題なく歩けるようになってきたのだけど、膝裏の神経周りも色々再編成している段階で、刺激されたりとかを繰り返している様子。
[pooneilの膝改造日記第23日目] 片松葉杖もだいたい慣れたと思ってたが、夜の暗い帰り道で段差があるところに気づかず、転倒してしまった。装具をしていて可動域が狭いため、柔道の技(体落)をかけられたみたいにつんのめった。幸いうまく受け身をとれたので、大事には至らなかったけど。油断怖い。
[pooneilの膝改造日記第24日目] 術後3週目の診察とリハビリ。今日で片松葉杖が終了。普通に歩く練習をした。とはいえ基本は片松葉杖のときと同じ。左足をつくときは膝真っすぐで踵から、左足を上げるときは膝を曲げる、の繰り返しで問題なく行けた。整理券取りに行って帰って全部で6時間。半日潰れた。
今日の帰りも夜の暗い道の部分で、予想外に低いところでガクッとくるヒヤリハット事象があった。吉田という歩行システムが予測誤差の修正に脆弱であるのを実感した。手術からの回復期に、身体と環境の関係が時々刻々変わってゆくのに対応できてない感じ。(<-予測誤差トーク)
[pooneilの膝改造日記第28日目] 今日は自転車でジュンク堂書店まで行ってきた。片足ケンケンで時速10kmくらい出るし、心拍も140bpmくらい上がるので、それなりに運動になる。片道2.5kmで15分くらい。
[pooneilの膝改造日記第31日目] 手術から一ヶ月経った。今日も病院。リハビリは順調で、左膝の屈曲も140度までできた。(術前は左右とも150度。) 北27条の循環器内科の方はエコーで左ふくらはぎの血栓が無くなっているのを確認。Dダイマーが前回の19.9から2.8まで下がった(まだ基準値よりは高い)。
[pooneilの膝改造日記第63日目] 手術から2ヶ月経った。昨日から自転車解禁となったので、片足ケンケンから両足漕ぎに戻す。片足ケンケンのときはサドルを下げていたけど、両足漕ぎでは左膝を深く曲げすぎないようにサドルを高くした。とっさのときに左足を突くと危険なので、ゆっくり安全運転にする。
[pooneilの膝改造日記第88日目] 今日もリハビリ。2週間前から膝曲げ歩きKBWが始まって、今日はついにウォーキングからランニングに移行する動作の練習へ。とくに問題なし。それよりも椅子に座った状態からの片足スクワット10本3セットがきつかった。ちょっと左膝が重い。(腫れてはいないが。)
今日からジョギング解禁となった。でも、もうすこし体重減らしてからでないと怖い。雪で道が使えなくなるまでは、ウォーキングの時間と距離を延ばしていこうと思う。いま30分で3kmペース。これを50分くらいまで延ばしたい。膝の屈曲も150度になり、右と同じになった。自転車を漕いでいても、膝を曲げにくい感じがなくなった。
「膝前十字靭帯損傷の再建手術を受けたアスリートの競技復帰を支援するため、リハビリ期(初期~復帰準備期)に応じたセルフトレーニング動画」これすごく充実してる。
[pooneilの膝改造日記第151日目] 昨日はリハビリの日。ジョギングしてみましょうということで3分間軽く走ってみたけどとくに問題なし。だいぶもとに戻ってきた。はやく走りに行きたいところだが、道はツルツルで危険なので、氷が溶けるまであと一ヶ月半待つ。
昨年の冬は転倒回数ゼロを達成したが、ヒヤリハット事象はけっこうあった。今年はヒヤリハット事象ですら左膝に急激に負荷がかかるので避けなければならない。いまのところヒヤリハット事象は2回くらいか。北図書館前の道がスケートリンクみたいになってて危なかった。
[pooneilの膝改造日記第165日目] 昨日はリハビリ。左足のみで椅子から立ち上がるやつ、1月にはできなかったが、今回は難なく成功。この2週間くらい一日おきでスクワット、左足のみスクワット、ヒップレイズを続けてきたので、その成果が出たっぽい。道路を走ってみたいので、はやく雪解けしてほしい。
[pooneilの膝改造日記第179日目] 昨日はリハビリ。今回から横向きの運動も追加ということで、1) サイドスクワット、2) スケーティング、3) 右足で飛んで左足片足で着地するやつ。問題なくできる!と飛ばしたら、今日は左膝の奥に鈍痛がある。今日明日は膝の筋トレは休みにしてクラッチとかにする。
術後初のレントゲン写真を撮ったのを見せてもらった。腱を通すために骨にぽっかり穴が空いてた。あと3ヶ月でリハビリは終了とのこと。先が見えてきた。これであとは、1年以上経ってからボルトを外して完全終了になる。
[pooneilの膝改造日記第193日目] 今日はリハビリ。フロントランジをする際に、膝裏の内側ハムストリング腱の張力が高くする指示を受けた。でも触って確認しながら力を入れてもうまくいかない。しかもこの腱はわたしのACL再建に使われた部分だ。まだまだ自分の体を使いこなせてないことがわかった。
[pooneilの膝改造日記第208日目] 今日はリハビリ。両膝の筋力測定をした。だいぶ回復しているが、まだ右より左のほうが弱いとのこと。あと、体重支持指数(WBI)が低いですね、と言われた。WBIの改善には、筋肉をつけることよりも(筋肉を減らさないように)体重を減らすことのほうが有効そうだけど。
[pooneilの膝改造日記第285日目] 今日は手術後9ヶ月目でリハビリの最終日。ここしばらく筋トレをサボっていたので、左膝周りの筋肉の太さがまだ右側よりも1cm程度細いままだった。あとは自分で筋トレしながら、ボルト外す日が来るのを待つ。pooneilの膝改造日記もこれで終了。
お勧めエントリ
- 細胞外電極はなにを見ているか(1) 20080727 (2) リニューアル版 20081107
- 総説 長期記憶の脳内メカニズム 20100909
- 駒場講義2013 「意識の科学的研究 - 盲視を起点に」20130626
- 駒場講義2012レジメ 意識と注意の脳内メカニズム(1) 注意 20121010 (2) 意識 20121011
- 視覚、注意、言語で3*2の背側、腹側経路説 20140119
- 脳科学辞典の項目書いた 「盲視」 20130407
- 脳科学辞典の項目書いた 「気づき」 20130228
- 脳科学辞典の項目書いた 「サリエンシー」 20121224
- 脳科学辞典の項目書いた 「マイクロサッケード」 20121227
- 盲視でおこる「なにかあるかんじ」 20110126
- DKL色空間についてまとめ 20090113
- 科学基礎論学会 秋の研究例会 ワークショップ「意識の神経科学と神経現象学」レジメ 20131102
- ギャラガー&ザハヴィ『現象学的な心』合評会レジメ 20130628
- Marrのrepresentationとprocessをベイトソン流に解釈する (1) 20100317 (2) 20100317
- 半側空間無視と同名半盲とは区別できるか?(1) 20080220 (2) 半側空間無視の原因部位は? 20080221
- MarrのVisionの最初と最後だけを読む 20071213