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■ Attentionと上丘との関係をchange blindness taskで。

The Journal of Neuroscience, November 1, 2006, 26(44):11347-11358 Enhanced Performance with Brain Stimulation: Attentional Shift or Visual Cue? James Cavanaugh, Bryan D. Alvarez, and Robert H. Wurtz
以前(20060227)ちょろっと言及したCavanaugh J, Wurtz RH (2004) Subcortical modulation of attention counters change blindness. J Neurosci 24:11236–11243の続編です。
JNS 2004の方はどういう話だったかというと、change blindnessを起こすようなタスクを作って、上丘からニューロンを記録してます。このタスクでは、3カ所でランダムドットが動いていて、空白の時間150msのあとにまたランダムドットが現れる。3カ所のランダムドットのどれかの向きが変わっていても、空白の時間があるとその変化に気づかない。これがchange blindnessだ、というわけです。ランダムドットの向きの変化が起こったときはそのターゲットにサッケードする。ランダムドットの向きの変化が起こらないときもあって、そのときはfixationを維持しなければならない。というわけでこれはdetection taskであって、変化ありとなしの二つの刺激条件があって、サッケードするかしないかの二つの行動があって、hit/miss/false alarm/correct rejectionの4つに分類して解析することになります。なるんですが、signal detection theory的なところにはほとんど立ち入らずに議論が進みます。
ともあれ、(書きかけで終わってるけどそのままアップ。)


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