[月別過去ログ] 2010年06月
« 2010年05月 | 最新のページに戻る | 2010年07月 »2010年06月13日
■ Tortoise見てきた!
Tortoise見てきた! よかった!! そして無事帰ってきた!!! いま24時40分。
会場のTroubadourはサンタモニカBlに面したwest hollywoodの繁華街の西端で、自転車停めようにも可能なところすべてに貼り紙がされていて、駐輪できない。しかたないのでちょっと影になったところに括りつけた。正直、シート持ってかれてもしかたない状態。
前座はスルーして、22時開始にあわせて入場。会場は前後10人分、左右20人分くらいの広さで、2階と合わせて200人くらいか。観客は20代から30代中心って感じか。けっこう普通の人が多い。髪長くて顔色悪いロックオタクっぽい人は皆無だった。
はじまりはツインドラムきめたかなりパワフルな感じ。John Herndonがスネアぶっ壊して取っ替えてた。"Prepare Your Coffin"とかすごくよかった。予習で聴いたときはなんか刑事物ドラマのオープニングテーマってかんじだったけど、生で聴くと、けっこうカンタベリー(ハットフィールド・アンド・ノースみたいな)かつパワフルでシビれる。
知った曲が結構あったので、たぶんTNTから数曲やってると思う。
曲ごとに、もしくは曲の中でも担当する楽器がどんどん変わる。ベースのDoug McCombsがいつの間にかフェンダーのジャズベースからジャズマスターに持ち替えていて、サーフミュージックみたいなフレーズを弾く。ベースの音はJohn McEntireがMoogかなんかで出してたりとかして、いったいいま誰がどの音を出しているのか観客もきょろきょろしてる。ドラマーは三人いて、ドラムセットは二つなので、どんどん入れ替わる。あと、マリンバみたいなシンセをけっこう多用してた。
ギターのJeff Parkerはセミアコ持ってjazz系のいい音出してる(その場では確認できなかったけど、インタビューによるとGibson ES-335らしい)。こいつは愛嬌あるけど、けっこうトチる。しかもやっちまったって顔をする。失敗しても平然としてなさいって学芸会のときに先生に教わらなかったのだろうかってくらい。
ビートが複雑だからか、観客があんまり体を揺らさない。John McEntireがだんだん険しい顔になってゆく。後半はけっこうラウンジっぽいツーかメロウなかんじのものが多くなってくる。すこしテンション落ちてきて、盛り上がりに欠けたかんじはある。
それで70分でセット終了して、アンコールは1.5曲分くらいでトータル80分で終了。23時20分。ちなみにツアーの予定を見たら、昨日はサンフランシスコで、明日はサンディエゴだって。すげえなあ。
戻ってみると、自転車は無事だった。サンタモニカBlの繁華街を走ってゆく。なんかものすごい人出で若者が大騒ぎしてる。センター街で新歓コンパってかんじ。ラスタカラーの帽子かぶって目がぶっ飛んだやつが交通標識にぶら下がって揺らしている。ゲイの人用の店が並んでる。West hollywoodはゲイ・レズビアンの街としても有名らしい。
路駐の車にはじき飛ばされないように細心の注意を払う。繁華街はhighland blまで続く。そこから折れて、Beverly Blに入る。道がきれいで、路駐がない。気持ちよく自転車を飛ばせる。なんか興奮してくる。なぜか名古屋の東山公園あたりを走っているような気分になる。静かで、歩いている人など誰もいない。
というわけで、60分かけてダウンタウンのアパートに戻ってきた。横になってこれを書いていると、階下ではまだ土曜日の夜を大騒ぎしている奴らがいる。だが寝る。
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