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■ 「都心北融雪槽、シャウエッセン、分断と融合」(さうして、このごろ2023年1月後半)
札幌駅北口の地下にある「都心北融雪槽」 こんなものあったんだ!夜中に雪かきしているショベルカーの音を聞くことがあるけど、まさにここに向かって雪が運ばれていたんだな。がんばえー
(20230128) 今日の成果物。いつもの通路が雪で盛り上がっているところが邪魔なので、スコップで削って平らにした。いい汗をかいた。
「三大一人暮らし始めて自分でスーパー行ったら高くてビビった食材」 わかる。シャウエッセンの値段(COOP通販価格で234g 430円)を知ってからは、もう業スーのウインナー(鶏屋さんのハーブウインナー: 500g 299円)しか買わなくなった。
リンゴ、ナシ、トマトは高い。札幌来てから買ってない。コンビーフとかスパムとかもバカバカしいほどに高いので買ったことがない。肉で100gあたり100円以下のものを買うのに慣れると、魚がありえないくらい高いことに気づいた。たまにホッケ干物を買うのがわずかな贅沢。鮭切り身は買ったことがない。道民なのに。
業スーの「ケイジャン風スパイス」100g 106円は安いのはいいんだけど主成分岩塩で、かけすぎるとしょっぱくなってしまう。
使いみちを思案していたのだけど、ポトフ作るときにコンソメキューブにこいつを加えるといい感じに風味がつくことを知ったので多用してる。
ジャンバラヤやガンボスープの味付けには向かなそう。ちゃんとしたケイジャンスパイスを買うべきなんだけど、3倍くらい高いからなあ。
院生の頃に家庭教師をしていた家はたしか初台あたりのマンションにあって、都営新宿線の新宿駅から京王モールアネックス経由で地上に出て、文化学園大学の前を通って、首都高4号新宿線をくぐったあたりという記憶があるのだけど、google mapを見てもあまりピンとこない。はたしてわたしはそこにいたのだろうか?自分の記憶が信用できなくなる。
さらにそのあとは渋谷の並木橋あたりにあった個人指導の塾で働いていたのだけど、そちらは渋谷駅から歩くだけでなく、表参道から青学と首都高3号渋谷線を越える陸橋を歩いて行った記憶がある。ということはたぶん常磐松公園の近くのアパートだったか。もう30年近く前の話なので、そもそも町並みも変わってそう。そう思ってGoogle map ストビュー見てみたら、変わらずゴミゴミとした町並みだった。
「京王モールアネックス」って書いたけど、当時(1990年代前半)は存在してなかった。(ついでに都営大江戸線が開通したのが2000年。) ということは、都営新宿線の出口が甲州街道沿いに西に伸びてる長い地下道を歩いた記憶があるので、たぶんもっと手前で地上に上がっているはず。
新宿西口の高層ビル街や初台周りの高級マンション群を見て、「俺もいつかビッグになってやるぜ」と思ったかというとそんなこともない。漫然と、自分とは縁のない世界だよなと思っていた気がする。
いちばん長く続いた家庭教師は大島四丁目公園の近くの江戸切子の職人のうちの子で、工房のある家で作業をしているのを聞きながら勉強を教えていた記憶がある。
記憶をたどってそのお父さんの工房を調べてみたら、見つかった。名前は出さないでおくけど、日本橋三越本店で製作実演したり、各種受賞してたりと、ガチですげえ人だった。
"INTERNET OVERDOSE"のPVいいな。ボーカルはKOTOKOでいわゆる「電波ソング」を令和に再構成という意図はわかるけどとか思って観てたら、2番が雫の瑠璃子の夕陽のシーンのオマージュだったんで、思わず泣いた。(泣いてない)
(私の目が節穴でないことを証明するために言うならば、夕陽のシーンは夕陽を背にして夕陽が隠れているところがミソなので、PVではその図までは同じにならないようにちょっとずらしてある)
ついでに調べてみたら、「さくらんぼキッス」の2022mixとか出てる。すげえ!
「不便になるインターネット」 わかるわ〜 たとえば書評を探したいときでも、Google検索すると、書店の宣伝みたいなのがずらりと並んで、ぜんぜんたどり着けない。商売に絡まないものはだいぶ押しやられている感じ。(この記事みたいな)面白いブログ記事に通りかかることが少なくなった。
たぶんこういう最適化が進んだことでネットで食えるようになった人は増えたんだろうと思うけど、自分はハッピーではないな。
デヴィッド・クロスビー死去のニュース。自分は中学時代から長らくCSN/CSNYのファンだったが、実際にコンサートに行けたのは2015年のブライトンでのCSNのコンサートが最初で最後だった。
今年は雪まつり開催するみたい。先日大通公園を通ったときに、石像を作るための四角い雪の塊がいくつも並んでいて、ああこれを削って作るんだ〜とか思って見てた。
Youtubeで「2頭のかわいいカワウソ」の映像を見てたら、サーモンを与えている回があって、俺よりいいもの食ってるじゃねえかと死にたくなった。
「東京で車は必要ないと思っていたけれど、心の底から買ってよかった」 このブコメが酸っぱい葡萄だらけなんだけど、保険会社の宣伝記事なんだから、これを読む対象者は都内に住む子連れで車を持つ可能性のある家族で、世帯収入が少なくとも1000万円以上はある人たちなんだよな(私も含まれない)。
上記の話題自体はあくまで話の枕で、言いたいのは、こういう記事がターゲット以外の人にリーチして無意味なコンフリクトを起こさないようにするにはどうすればいいのかなと思う。とはいえ会員限定サイトでは広がりがない。
爆サイ見る層とはてな見る層が自然に分断されているのと同じように、高収入層と平均収入層とが分かれてもおかしくないのに。
このことは逆説的に、はてなが高収入層と平均収入層(や都心と地方とか)などが入り混じっていて、分断がまだ深刻化してない、ということを意味しているのかもしれない。
「なめらかな社会」が情報の共有化を意味していたとしても、自分宛てでないメッセージが無差別に届くような状況が良いとは思わない。
Youtubeで「2頭のかわいいカワウソ」の映像が流れるときは、「この映像を作っている人は海外で裕福な家庭での生活を映像化してます」ということを開示してほしい。
いや、開示しなくてよいんだけど、分断と融合とのはざまで割り切れない気持ちが残る。心がふたつある〜
その昔、雑誌というのは「クラス・マガジン」としてそういう役割を果たしていた、とは言えるかもしれない。そこに戻ることは不可能だから、インターネットでなにか代替物が必要なのだと思う。
酸っぱいものぜんぜんダメ。梅干しは「はちみつ入り、甘い」というやつですら酸っぱくてしょっぱすぎる。レモンとかもぜんぜんだめ。
辛いものぜんぜんダメ。カレー屋で激辛的なものは食べたことがない。味仙の担々麺もつらかった。
熱いものぜんぜんダメ。猫舌なんで、味噌汁を飲むという習慣すら無い。
自分は食べ物として好き嫌いはないと思っていたけど、不得意なものたくさんあったわ。
子どもの頃は触覚も過敏だった。ハイネックのセーターは首がチクチクするのが嫌いで、後ろについているネームをとってもらったりしてた。
子どもの頃はいつも貧乏ゆすりしてた。成人して控えるようになったけど、いま個室で働くようになって、気兼ねなく貧乏ゆすりしてる。
いわゆる感覚過敏ってのはあまり該当するものがなかった。とくに聴覚や視覚についてはなにもない。照明が眩しすぎると感じることもないし、雑音にイライラしたりしない。
小学校低学年くらいまでは気に食わないことがあると泣いて机で突っ伏してた。
球技は得意だったけど、体操は全般的に不得意。逆上がりもできなかった。
いろいろへんな子どもだったんだけど、こうしていま生きている。
2023年11月04日
■ 認知神経リハビリテーション学会で自由エネルギー原理入門の講演をしました(スライドあり)
認知神経リハビリテーション学会で講演をしてきました。
じつは認知神経リハビリテーション学会学術集会で特別講演をするのは5年ぶり2回目。前回は盲視と半側空間無視の話をしました。そのときの懇親会で宮本省三先生(会長)に「なんか一曲」と言われてS&Gの「明日に架ける橋」を歌ったエピソードがこちら:「会長からのメッセージNo.89 『ハプニング』」
今回は第23回認知神経リハビリテーション学会学術集会で特別講演「能動的推論と運動制御」を行いました。今までの自由エネルギー原理入門の話を極限まで噛み砕いたものを新たに作成(ベイズの定理の公式すら外した)。さらに新ネタで、これまで避けてきた運動制御に関する記載を追加しました。とくに重要なのは、最適制御理論との比較を追加したこと。
こちらがスライド:
認知神経リハビリテーション学会2023公開スライド
当日使ったものから、著作権を考慮すべき部分について削除または差し替えを行っております。ダウンロード可能。
こちらが要旨:
われわれの知覚と行為は密接につながっている。この事態についてヴァレラは「身体化された心」で「知覚とは、知覚的に導かれた行為のことである」と再帰的に表現した。このような知覚-行為サイクルの更新則を提案したのがフリストンの自由エネルギー原理だ。自由エネルギー原理において行為とは環境をよりよく知る認知の過程の一部であり、この過程を説明する計算論的モデルのことを能動的推論と呼ぶ。能動的推論において学習、発達、損傷からの機能回復はどれも(環境と行為と感覚受容の関係を表現した)生成モデルの変容として統一的に扱うことができる。このようにして能動的推論は、ペルフェッティの「運動とは認知である」「回復とは学習である」を実現している。
また能動的推論は、運動制御について従来の理論と大きく異なる見方をする。従来の理論では、大脳が出す運動指令によって効果器(筋肉)が駆動され、運動指令の遠心性コピーと感覚器からのフィードバックによって正確な運動制御が行われる。いっぽう能動的推論では、大脳が出す信号は行為の結果の感覚入力の予測である。たとえば到達運動においては、手を伸ばした状態での筋紡錘の活動を予測する。この予測と、筋紡錘からの感覚入力との誤差が脊髄で計算され、それがゼロになるまで運動が行われる。
能動的推論による説明はペルフェッティの言う「運動器とは情報器官である」そして行為における運動イメージの重視とよく合致している。 能動的推論はまだ新しい考えであり、実験的検証が充分ではない。しかし、第4世代のリハビリテーション理論である認知神経リハビリテーションにおいて、能動的推論は重要な理論的基盤となる可能性がある。本講演では以上のことについて、なるべく数式を使わずに平易に説明することを目指す。
さて、感想のまえに背景説明をしておくと、認知神経リハビリテーション学会というのは、第4世代リハビリテーション理論として「認知運動療法」を提唱したカルロ・ペルフェッティ(1940-2020)の考えを国内に導入した、高知医療学院の宮本省三先生が会長となって運営されている学会。
認知運動療法については以下の本がわかりやすい。
- 脳のなかの身体 認知運動療法の挑戦 (講談社現代新書) 宮本省三
- 認知神経リハビリテーション入門 カルロ・ペルフェッティ
認知運動療法とはなにか。私の理解によれば、それはペルフェッティの言葉で簡潔に2文で表現できる:「運動とは認知である」「回復とは学習である」
つまり、身体性を重視したうえで、知覚と運動とを分離せずに、両者をひとつながりの過程として捉えるエナクティヴィズムの考えに基づいて(注)、リハビリテーションについて、損傷によって失われた機能を回復するというよりは、新たな身体と環境の関係を構築するという側面を重視する。
(注: じっさい、ペルフェッティはヴァレラとマトゥラーナに言及する)
そういうわけで、この学会は実践的な側面が強くて、発表者の多くは病院勤務のセラピストの方で占められている。(じつはこの学会とは別に、日本リハビリテーション医学会、日本神経理学療法学会、日本ニューロリハビリテーション学会などの学会がある。このへん、医師とセラピストの関係とかいろいろややこしそうなのだが、突っ込んだことは聞かなかった。)
そういう背景があるのを踏まえて、今回のスライドを準備するに当たっては、エナクティブな考えとの親和性を強調する方向へ持ってゆくこと、そのためにも数式で迷子にならないようにする、ということで数式をほぼ削った。(ベイズの公式すら書いてない)
それでも、「知覚において世界を知ること」と「行動によって新たな感覚入力を探索すること」どちらともが適応的であるのだ、ということが伝わることを目指した。
そして、自由エネルギー原理について興味があって、自分で調べたことがある聴衆に届けるよりも、今回はじめて自由エネルギー原理という言葉を知った人が、ちょっとこれから学んでみようかと思わせるように難易度の調整をした。
さてそれがうまくいったかどうか。講演の後に感想を届けてくれた人は「はじめてFEPについて聞いたけど、面白いと思った」「難しかったけど重要だということはわかった」など、よい反響はあったので、ちょっとほっとした。
あと講演後に何度かあった質問は「この次はどうすればよいでしょうか」というものだった。わたしの日本語総説ふたつを紹介しておいた(スライドp.24にあり)。
- 吉田 正俊, 田口 茂 (2018) 「自由エネルギー原理と視覚的意識」 日本神経回路学会誌 25(3) 53-70
- 吉田 正俊, 宮園 健吾, 西尾 慶之, 山下 祐一, 鈴木 啓介 (2023) 「自由エネルギー原理,能動的視覚,サリエンス」 人工知能. 38(6) 787-795.
でもそれでは質問に答えてないかと思った。むしろ質問は「どのように臨床に役立てていくことができるのでしょうか」ということだったと思う。そういうわけでわたしが答えたのは、「生成モデルという視点で現象を分解してみる訓練に使うのがよいのではないでしょうか」というものだった。(FEP論文がしばしばやる、トイモデルでのシミュレーションではなくて。)
(これはあとでスライドに追加しようと思うけど、いまは文章で追加だけしておく。) たとえば半側空間無視のテストとして使われる線分抹消課題(のサッケード版)はスライドp.119にあるような生成モデルを想定することができる。
そうすることによって、「患者の視線が右側に偏る」という現象が、じつのところどの過程から起きているのか、それは「右側に視線が傾いていることに気がついてない」のかもしれないし、「左に目を向けても得るものがない」と思ってるのかもしれない(スライドp.119)。
そこを患者自身に言語化してもらう、そしてそのためにうまい質問を投げかける、このような「仮説、実験、検証のサイクル」を回す、これはペルフェッティの認知運動療法における言語の活用のキモでもある。
生成モデルを作るためには、そこで起きている現象を分解し、なにを感覚として感知し、なにを知覚として我々は推定している(信念を持っているか)、そしてそれらがどのような階層関係を持っているか(スライドp.106にこのような階層関係の例がある)、それらを明確にしてゆくことが必要なのだけど、それってまさに認知神経療法が重視している、「仮説、実験、検証のサイクル」を回すことを助けるでしょう、ということ。
これは「自由エネルギー原理」そのものというよりは、「ベイズモデリングを活用しよう」というメッセージなのだけど、実践家にとって役に立つものを逃げずに提示するならば、これ(「問題となっている現象について生成モデルを作る」)になると思う。
ほかにもいろいろ語りたいことはある。たとえば、特別講演のもう一人は造形作家の岡崎乾二郎さんだったのだけど、懇親会で岡崎さんの隣りでたくさん話をすることができたのはすごくよかった。(スライドp.111に引用した文學界インタビューはおすすめ)
あと宮本省三さんといろいろ議論できたのはたいへん有益で、とくにメタ学習を考える際に推測だけでなく、アブダクションが必要であり、そこにはアナロジーが不可欠という考えに至ったのも、今回の成果だった。(鈴木宏昭「類似と思考」の意義が掴めてきたかも。)
そのへんについてはまた別の機会に書きたい。
以下はBlueskyに書いた雑談。
懇親会に行く道で水道橋駅の歩道橋を渡ろうとしたら、芳文社があるのに気づいた。きらら系列の総本山がこんなところにあるとは知らなかった。(竹書房が飯田橋にあるのはポプテピピックで知ったけど。)
次の日は本郷三丁目を探索したら、万定フルーツパーラーが休業状態であることを知った。奥の三叉路のパン屋もなくなって、駐車場になってた。
札幌に帰ってきて、研究室に戻って諸々の片付けを終了させた。そのあとで、深夜までやってるスーパーに向かう。
自転車を漕いで大通り(環状通)に出ると、ほとんど車がない。たまに車が通り過ぎると、静けさが広がる。そのとき、なんだか「帰ってきた」という実感が湧いてきた。
札幌を「自分の帰るところだ」と体が感じていることを知って、これはエモいなだと思った。でもそのエモさに心が震えることができない。
けっきょくスーパーでは半額寿司と半額刺し身をゲット。Twitterにはそちらのことを書いてポストしておいた。
2023年11月01日
■ 「白い恋人パーク、都電、カジカ鍋」(さうして、このごろ2023年1月前半)
(20230104) 札幌は12月頭から根雪がある状態がつづいている。前回の冬はなんどか滑って転んだので今回も覚悟していた。
でもいまのところ雪質がよい(温度が低すぎて昼に融けない)のと、ワークマンの氷雪耐滑防水シューズ(レイキャビク)を買ってあったので、いまのところほぼ問題ない。ヒヤリハット事象もゼロ。道路の交差点は流石にツルツルなのでちょっとは滑ったことがあるが、いまのところ危なげなくクリヤーしている。
ヤマノススメ4期 最終回観た。グランドフィナーレって感じでEDが流れて、感涙してしまった。内容的にもこれで終了で、5期はないだろう。でも満足した。
今日は休暇にして発寒から宮の沢ルートを散策。「白い恋人パーク」に行ってきた。入場料は800円だが札幌市民は500円。周りはカップルか親子連れで、ディズニーランドに一人で行くのに近い難易度はあったが、工場の機械が面白くて細かいことはふっとんだ。
2枚目の写真、一枚うまく完成しなかったものが左に見える。これは後段でチェックしている人にはねられる。3枚目の写真で8枚入りの箱に梱包されるところが見える。こんな複雑な機械じかけがちゃんと動いているということ自体がただただ面白い。こうやって完成した商品が写真1枚めにある青いトラックで運ばれてく。
ショップコーナーは混雑していたが、華麗にスルー。財布の紐は緩まないのだった。
「チー牛」「ピザデブ」って言葉がある。自分はライフスタイルがキモオタ寄りなのだけど、チーズ掛けってものにまったく興味がない。ピザとかグラタンとかもほとんど注文したことがない。そもそもチーズって油の塊の割にはうまいと思えないんだよな。
んでそんな自分を開拓するために家でドライカレーにチーズを載せてレンチンしてみた。それ食べてわかった。すごく熱い。わたしは猫舌なので、冷まさないとチーズ掛けしたものは食べられないのだった。
つまり「チーズってうまいと思えない」っていうのも後付けの説明であって、熱いチーズを掛けたもので口の中がやけどしてからそれを忌避しているだけだった。
人間による原因の説明など当てにならず、後付けの合理化であって、ほとんどの行動は連合学習である、という実例をここに見た。
「Pythonではじめる 音のプログラミング: コンピュータミュージックの信号処理」を見つけた。「サウンドプログラミング入門」の著者がC言語でなくPythonで書いたということでこれはとっつきやすそう。 よくよく見てみたら、北大情報科学研究科の方だった。
そこを辿って知った北斗電子の「サウンドエフェクタ」。C言語で書かないといけない。勉強のためにはいいけど、音作りたいという方向ならmax4liveで書けたほうがよいので、sigboost (M4Lで書いてFPGA)のほうに興味が湧く。まあそんな時間もないのだけど。
都電 大島三丁目・竪川通を見た。
- 02は北に向かって4丁目団地が写っていて、左手に「ヨシカワロード」(溶接屋)があって、ここはいま城東郵便局になってる。(城東郵便局ができてからもしばらく残っていたはず。)
- 04と05は南に向かって、首都高小松川線がみえる(1971年開通)。左に小林酒店とその奥に福寿庵(そば屋)が見えるが、どちらともいまも営業している。
- 06と07の左に見えるのはたぶん貸本のある駄菓子屋のはず。井上陽水の「小春おばさん」の世界だな。
「都電の記憶」https://youtu.be/oHOJn1O3M78に注釈:
- 9:09 が南に向かって首都高が見えるので1971-72年頃。さっきの写真にもあった電気屋と「福すずめ」(飲み屋?)がある。
- 9:47 今の竪川人道橋のあたり。右手に見える「東京鐵鋼」は1976年に全面閉鎖した。長らく瓦礫の山となっていた場所を探検した記憶がある。星座の観察をしたり、花火をやった記憶がある。この跡地に城東高校ができたのは1978年あたり。ウィキペに寄ると東京鐵鋼と日本ロールの跡地だったらしい。
- 14:45 ふたたび同じあたりだがカラー映像。
- 15:11 竪川に丸太がたくさん浮かんでる。そういえば当時の江東区の運河はだいたいこんな感じだった。
- 19:00 ふたたび竪川人道橋あたり。車両の揺れ具合がこれ大丈夫かという感じ。
- 1ページに見える「第二精工舎」の工場と本社が移転したのが1993年で、サンストリート亀戸がオープンしたのが1997年。ここには長らくお世話になった。正月にお年玉をもらった子供を連れてトイザらスに行ったりとか。
- 2016年に閉鎖して、長らくそのままだったが2022年にタワマン(プラウドタワー亀戸クロス)が建って大型商業施設「カメイドクロック」ができた。まだ実物は見てない。あんなところにタワマンができて、入居者がSAPIXとか低層階では米が炊けるとか「ブリリア!ブリリア!」とか言ってるのかと思うと感慨深い。(<-タワマン文学と現実の混同)
卸売スーパー北42条店に行ったらカジカが売られていたので、今日はカジカ鍋。卵と肝臓と身がちょっとであとはアラで430円。白菜とエノキに昆布と味噌でだいぶいい感じにできた。 自分は一人暮らししていても独り言を言わないタイプだが、今回ばかりは思わず「うめ〜」と言葉が出てしまった。 材料費600円で3食分できた。これで明日は鍋三昧(サマーディ)。
「自分のツイートの最後に括弧を使ってセルフツッコミを入れないと耐えられない体になってしまった」
すごくわかる、つか言葉は発した瞬間に言いたいこととどんどんずれてゆくのだから、せめてセルフツッコミでもしてかないと追いつかないと思うんだ。
そういう意味での「誠実さ」のためにやっていることなんで、自分としてはセルフツッコミを消そうとは思わないな。
「ブリリア!ブリリア!」
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