[月別過去ログ] 2022年03月
« 2022年02月 | 最新のページに戻る | 2022年04月 »2022年03月27日
■ 「細胞外電極はなにを見ているか」をちょっとアップデート
昔作った「細胞外電極はなにを見ているか」をぜんぶ繋げ直してアップデートしておきたい。
ラボセミナー用にちょっとアップデートしたので、そのときのスライドを貼っておく。まだ直すべきところはたくさんある。先は遠い。
図1
図2
図3
図4
2022年03月14日
■ 「夏の魔物、秋の日はつるべ落とし」(さうして、このごろ2021年9月版)
Retinal waveの研究について考えてみたのだけど、もし人間でもこんな活動パターンが出ていたとするならば、赤ちゃんはお腹の中で毎日閃輝暗点みたいなのを経験していたのかもしれない。わたしはもう歳をとったので、そのころの記憶がないからわからないけど。
ある朝、居室に行ったら、小さな「夏の魔物」が盛大にお店を開いていた。こんなのはじめて。そういうわけで、「殺してしまえばいいとも思ったけれど」とかいいつつモタモタしてたら、エアコンの吹出口から逃げられた。いったいどこから入ってきたのかと思ったが、そこか。
骨伝導ヘッドセットはずっと興味あったけど、ネットで調べてもちょっと使ってみた的な記事しかなかったので躊躇してた。でも本しゃぶりブログの人が1年間使ってみたという記事を書いたのを読んで、即ヨドバシカメラまで行って買ってきた。AfterShokzのOpenMove。
そしたら1日でもうこれは手放せないとわかった。自分は仕事中に音楽聴かない人間なので、岡崎在住時は職場との行き帰りと車の移動で音楽を聴いてた。でも札幌に引っ越して車がなくなったので、ほとんど音楽を聴く機会がなくなった。でもOpenMove買ったらジョギングから買い物までずっと付けっぱなし。
音は普通のイヤホンよりも良くないけど、外で環境音を聞きながらでは音質を求める必要がなかった。音漏れは思ったより少ない。高音がシャカシャカいうので電車では使えないが、信号待ちで隣の人に電波ソングが丸聞こえになったりはしない。あと、耳をふさがないというのは実に快適。いい買い物だった。
骨伝導する位置はすぐわかった。ひとつ気がついたけど、マウスのクリック音のようなカツカした音はこめかみにビシビシくる。響く音と響かない音があるらしい。低音は響くだけで音としては聞こえてこないので、イコライザーとかでカットしてしまったほうがよさそうだが、そこまで手間はかけてない。
懸垂式モノレールに乗って車道の上を走り、最後は離脱して終着駅につく記憶があったので、湘南モノレールかなと思って動画見てみたらなんか違う。
いろいろ調べたがわからない。懸垂式なので、該当するものは湘南モノレールしかなさそうだ。
自分のツイートを検索したら、そもそも自分は湘南モノレールに乗ったことはないと書いてあった。昔家族と鎌倉に行ったときに乗ったつもりでいた。でもそれは勘違いで、このツイートをしたときにストビューで下の道路を追跡しただけだったようだ。そんなことありうる? 自分の記憶が信じられなくなった。
9月も後半になったら、18時にはもうすっかり空が真っ暗だ。緯度と経度の違いだろうかと調べてみたら、札幌の日の入りは17:27で、岡崎は17:45。いうほど違ってないな。地域差よりはむしろ夏から秋にかけての変化を実感しているらしい。「秋の日はつるべ落とし」だ。
調べてみたら、簡単ではないということがわかった。「日の入時刻地図」を見て初めて知ったのだけど、日の入りの時刻って経線と平行でないのだな。当たり前かもしれないのだけど、夏至と冬至の傾き方が「日の出時刻地図」と「日の出時刻地図」で反転しているのを見てわからなくなった。
さっきのPDFとか、こちらのページとか見て、アナレンマを書くと9月終わりには正午の段階ですでに太陽が10度西に傾いているとか、均時差の概念とか、いろいろ理解しなければならないことがあることを知った。さっきのpdf見ながら三角関数をいじればよさそうだ。
お勧めエントリ
- 細胞外電極はなにを見ているか(1) 20080727 (2) リニューアル版 20081107
- 総説 長期記憶の脳内メカニズム 20100909
- 駒場講義2013 「意識の科学的研究 - 盲視を起点に」20130626
- 駒場講義2012レジメ 意識と注意の脳内メカニズム(1) 注意 20121010 (2) 意識 20121011
- 視覚、注意、言語で3*2の背側、腹側経路説 20140119
- 脳科学辞典の項目書いた 「盲視」 20130407
- 脳科学辞典の項目書いた 「気づき」 20130228
- 脳科学辞典の項目書いた 「サリエンシー」 20121224
- 脳科学辞典の項目書いた 「マイクロサッケード」 20121227
- 盲視でおこる「なにかあるかんじ」 20110126
- DKL色空間についてまとめ 20090113
- 科学基礎論学会 秋の研究例会 ワークショップ「意識の神経科学と神経現象学」レジメ 20131102
- ギャラガー&ザハヴィ『現象学的な心』合評会レジメ 20130628
- Marrのrepresentationとprocessをベイトソン流に解釈する (1) 20100317 (2) 20100317
- 半側空間無視と同名半盲とは区別できるか?(1) 20080220 (2) 半側空間無視の原因部位は? 20080221
- MarrのVisionの最初と最後だけを読む 20071213