[月別過去ログ] 2022年10月
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■ 「ちくさ正文館書店、やきまる2、ギャッツビーの葬式」(さうして、このごろ2022年4月版)
札幌に来てすぐコロナだったので映画館にはまだ行ってない。札幌に「TOHOシネマズ」が無いことをいま知った。札幌にあるシネコンは「ユナイテッド・シネマ」(サッポロファクトリー)と「札幌シネマフロンティア」(ステラプレイス)の2つみたい。(もっと小規模なのが「シアターキノ」と「サツゲキ」)
遅ればせながら第7話の蛇森さん回を見て感涙した。自分が初めて弾き語りできた曲は「四季の歌」だった。Am, Dm, E7だけなので。叔父さんから借りたのはクラシックギターにフォーク用の弦を張ったやつで、セーハコードなんか押さえられないので、やっと弾けたのがこれだった。ということを思い出した。
The Beach Boys “All I Wanna Do” ほんとだ。50年前の曲なのに、Chillwaveみたいな音してる。
調べてものをしていて、そういえば昔(1990年代)、ポピュラーサイエンスの本で「科学の危機と認識論」と「醜い家鴨の仔の定理」とを激推ししている箇所があって、ものすごく影響受けたのだけど、なんだったか思い出せない。沼田 寛「ヒジョーシキな科学」を開いてみたが違う。たぶん別冊宝島でもない。
「トンデモ科学の世界」や「オムレット」も開いてみたが違った。もうちょっとマイナーな感じの本だった気がする。
「複雑系入門」(NTT出版)でもなかった。ついでに池上高志さんが語ったことを見つけたので抜書きしておく(p.185)。
「詩人というのは、すべて言葉の世界(言い換えれば言語ゲーム一元論)であり、数学者は言語ではなく共通理解が保証された数学の世界で戯れる。物理学者はこれに対して『自然』というものをくっつけてマージナルな立場でありつづけている。しかしこの立場はマージナルなので壊れやすく、突き詰めれば詩人か数学者になってしまう。しかし、ここで『ふんばってがんばる』のが複雑系の立場。ただし『自然』を『計算機の中の現象』というふうに拡張はするが。自然とはなにか。それはわれわれのリアリティーの問題でありわれわれはそれを構築しようとしている。」(「複雑系入門」井庭、福原 NTT出版 p.185)
愛知県道56号名古屋岡崎線(平針街道)が延伸したとのこと。まだ未完成。岡崎から名古屋に行くには国1があるけど、豊明あたりで1車線になって生活道路を兼ねていて大渋滞になるので、自動車どころか自転車でも走るのが辛い道だった。
まだ長男が小さかった2000年代初頭、岡崎にイオンモールもウィングタウンもない時代、文化の香りを求めて名古屋まで車で行っていた。まだ伊勢湾岸道の全通前(豊田南IC - 豊明ICが2003年)で、東名高速で本郷ICで降りて、千種経由で大須、栄に行っていた。(忘れないうちにメモっておく)
ちくさ正文館書店に寄って、ペヨトル工房の月刊誌を立ち読みした。名古屋のラーメン屋を探訪した。大須を周回しているときにおむつを替える必要が出てきて、やむなく駐車場でスタンディング交換したのをよく覚えている。行き帰りの車でさまざまな音楽をかけて、長男に英才教育(?)を施していた。
「何でもやれると勘違いしやすい…「43歳」に多くの冒険家が命を落とすのは偶然ではない」ここが面白かった。自分の行動の予測が「成長込みでの予測」になっているという点で。「ところが経験値が増して世界が大きくなると、その外側にある未知の領域のこともなんとなく予測できるようになり、いわば疑似既知化できる。予測可能領域がひろがり、本当は未知なのに、なんだか既知の内側にとりこんでしまっているような感覚になり、それなら対応可能だろう、と思えてくるのだ。」
居室にギターを持ち込んで誰もいない時間に歌ってたりするのだけど、「いまそんなことばかり考えてる なぐさめてしまわずに」ってところが、息継ぎせずには歌えない。これまでは好きに歌っているだけだったのだけど、ちゃんと歌えるようにしようと思って、bpm確認して、メトロノーム鳴らしながら歌ってる。「ある光」はbmp = 134。
佐藤友哉は「水没ピアノ」で衝撃を受けてから、デビュー作から鏡家サーガはだいたい読んでた。岡崎という地方都市に住みだした時期と重なっていたので、そういうファスト風土的風景と重ねて読んでいた気がする。でも「世界の終わりの終わり」を積んだあたりから読んでない。ということを思い出した。
これはいい話。ただのzoom会議だったら、ちょっと画面消してミュートしておけばよいだけのこと。そうではなくて「絶対に集中して喋り倒さないといけない会議中」というのがミソだよね。自分も「議長として会議招集して意見集約してあとでXXXXに報告書提出」みたいなのをやることが増えてきて、もしいまこのタイミングでtogetterでいうような状況が来たときに、自分は正しく対処できるだろうか、なんて思った。
岡崎という地方都市のメリットは職住一致(家まで自転車で5分)なので、子供の発熱とか怪我とかで学校まで迎えに行ったものだった。昼に電話がかかってくれば、子どもになにかあったか?とビビるし、夜に電話がかかってくれば、動物になにかあったか?とビビる。そういう生活だった。
岩谷産業の「やきまる2」を買いたくなってきた。6500円くらいするので微妙に高い。セカンドストリートとかで中古が売ってないか探してみることにする。
家族との交渉によって仕送りの増額に成功したので、もうすこし健康的な食生活を営むように、野菜をもっと買うことにした。いままで目もくれなかったけど、グリーアスパラがあったので金額見たら、太めの3本で300円とか書いてあって、ブラジル産冷凍鶏ももよりも高いのか!とショックを受けた。
けっきょくグリーンアスパラを買って塩ゆでにして食べた。たしかに幸せだけど、300円で一食分で使い切ってしまうのがつらい。そのあとで業スーでグリーンアスパラ 400gで350円買ってきた。冷凍野菜で不満が出てくるまでは、これで行こうと思う。
あと三つ葉を買うようになった。いまは季節なので3束入って98円とか心が傷まない。以前は三つ葉というものの存在意義が分からなかったのだけど、親子丼を作るときに三つ葉ってけっこう存在感があることを知った。でも3束買うとだいたい腐らす。カットして真空パックして売ってほしい。
明日は薬学時代の人達の集まりで話題提供。ひさしぶりなので楽しみ。対面だと生活レベルの格差に直面して惨めな気持ちになったかもしれない(同年代はだいたい大学教授か会社の管理職なので)。でも今回はリモートなので気楽。いつもどおりBBCパパ方式で、上だけ背広、下はジャージで華麗にこなす予定。
今週はオペも無事終わったし、大学院講義もだいたい軌道に乗ったし、論文もだいぶ進んだ。いろんなことがダメだったけど、それはいつものこと。今日のプレゼンも無難に終了して旧交を温めることができたので、帰りに回らない寿司(=スーパーの割引のやつ)でも買って帰ることにしよう。
思ったよりも集客が悪かったときは、「でもまあギャッツビーの葬式よりはマシだよな」と言えば心が休まる(<-号泣)
[今日の俺通信0425] 「ゆず白菜の塩漬け」というのがマイブームになってる。買いだめしたいんだけど、賞味期限が短いのが難点。(<-それがどうした?)
[今日の俺通信0427] 今日は強い風が吹いている。ああこれが「春一番」かとググってみたら、北海道に春一番はないということを知った。(<-それがどうした?)
より正確には、北海道と東北と沖縄については、気象庁が春一番を発表しない。 参考: 「北国に「春一番」はない?」
[今日の俺日記0430] ひさしぶりにガンボ(スープ)を作った。このレシピを基本に、圧力鍋を使うレシピと合体させてみたけど、とろみがつきすぎて、底が焦げてしまった。今度やるとき圧力鍋かけたあとでトマトソース加えて煮る作戦で考えてる。(<-それがどうした)
お勧めエントリ
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- 駒場講義2013 「意識の科学的研究 - 盲視を起点に」20130626
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