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■ バンドリIt's MyGO観た
(20240324) バンドリIt's MyGOの10話まで来た。なるほど最高だった。
自分はバンドリは全く観たことがなかった。(共感性羞恥を引き起こす「キラキラ星エピソード」の噂だけ聞いて敬遠してきた)
It's MyGOも1話のいちばんはじめのバンド解散エピソード部分だけ観て、しんどそうだったので切ってた。
10話神回という評判を知っていつか観ようと思っていたが、やっと観ることが出来た。1話は愛音が出てくればもう面白くて、3話までまとめて観たら、視聴確定となった。
すでにいろいろ語られているが、10話の段階でひとつだけ書いておくと、そよが「わたしが終わらせる」と言ってライブを観に行ったのはなんだったか。
それは、そよがライブを観客側から見ていることに燈が気づいたならば、燈は以前やらかしたように(初ライブの一曲目とか)、動揺して歌えなくなってしまうだろうと考えたからではないだろうか。
しかしそよの予想に反して、燈がそよをステージに引っ張り上げるという積極的な行動をした。(あそこでステージに引っ張り上げようとするのが愛音であったのなら、そよはそれを拒否できたはずだ。) 燈の鬼気迫る勢いにそよは気圧されたのであって、この段階ではなにも解決してない。ただただ、音を通して詩をぶつけるという形で否応なく向き合うことになっただけなんだよな。
ということで9話から10話の流れについては大満足。
アドリブであんなうまく演奏できるかよというツッコミは気にならなかった。ストーリーの力が勝った。
祥子の脱退理由については10話でも不明だが、そこを引っ張る点についてはとくに不満はない。祥子本人が自分の責任であると言っており、なんらか個人的事情であることは判明している。種明かしがどういうものであっても、それは話の本筋ではないと思った。(「祥子の脱退理由」はいわゆるマクガフィンだという解釈を見たが、それにすごく納得がいった。) ただし、祥子がAve Mujicaとして再登場するのは知っているので、ここからも祥子がストーリーを牽引することは予測できる。
ここまで書いたので今から11-13話観る。
11-13話観た。大満足だった。
前に書いたことを拾うと、「アドリブであんなうまく演奏できるかよ」については「たまたまうまくいっただけで二度と再現できない」と明言された。
「祥子の脱退理由」についても、予想通り「家庭の事情」だったが、第1期を閉じるのに必要最小限の情報を出したうえで、第2期に引き継がれることが明らかになった。
これで円満解決ではなくて、ライブ前や打ち上げシーンなどでバラバラであることで描写されてるのもよい。
あと、そよに対するヘイト管理が完璧だった。そよが外面を繕わなくても良い場としてバンドが機能し、黒いそよという新たなキャラの魅力を獲得してしまうのをみて、神かと思った。