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■ 「チャリで来た、春よ来い、はやく来い。」(さうして、このごろ2023年2月後半)

遠くで雪かきをする車(というかホイールローダー)が作業する音が聞こえる。がんばえ〜


チャリで来た(琴似まで)。今日は気温が5度まで上がるということで、スパイクタイヤでどこまで行けるかテストしてみた。

北大 北13条門から北5条通経由で琴似のブックオフまで。そこからふたたび北5条・手稲通経由で大通公園まで出て狸小路のブックオフと業務スーパーへ。トータルで14km/65分程度。

大きい道路は雪がないのでふつうに20km/hr弱で走れる。歩道は雪が融けてシャーベット状になっていて難儀した。こういうところは10km/hr以下になるし、危ないところは押して歩いた。

車道のルートの選択は重要。狭い道は除雪してないので論外。かといって環状通や石山通などの広い道(2車線と自転車レーン)だと除雪した雪が自転車レーンを埋めて2車線ギリギリを車が専有するので自転車が入る場所がない(ので歩道に退避する)。そういうわけで、北5条通くらいのサイズの、自転車レーンのない2車線が除雪によって1.5車線となるので自転車にとってはちょうどよい。

札幌は雪が過酷すぎて、除雪のため、自転車フレンドリーとかぜんぜん考えてもらえない。まあしかたないが。


大通公園を通りがかったら、先週までやってた雪まつりの雪像が取り壊されたものが見えた。祭りの後という感じ。


トム・ウルフの"Electric Kool-aid acid test"は「クール・クールLSD交感テスト」のタイトルで翻訳されているんだけど、訳も古いし、ヴィレヴァンの片隅で埃を被ってるような扱いなので、新訳が出てくれないかなと思う。

たとえば(同じく太陽社の)「禅ヒッピー」(ケルアック)が「ザ・ダルマ・バムズ」として講談社文芸文庫から出たみたいに。もしくは「禅とオートバイ修理技術」がハヤカワ文庫NFから再販されたみたいに。

そういう感じで、再発見されるだけの価値があるんではないかと思う。

以前のブログの記事: 「Electric Kool-aid acid testを読みながら年表を作成しているんだけど」


レッチリのフリーが影響を受けた本のリストの中に「スローターハウス5」(カート・ヴォネガット)に加えて「巨匠とマルガリータ」(ミハイル・ブルガーコフ)が入ってた。「スローターハウス5」は私にとって重要な本で、「巨匠とマルガリータ」はずっと積ん読リストに入ったままだった。これは読むべきか。

ジョン・フルシアンテのギター基礎練習。

ザッパに言及してる。"I have something like 12 Frank Zappa instrumentals that I play along with, and they go in the order of how difficult they are."

これって自分で選んだ12曲という意味かな。"The Frank Zappa guitar book"(Steve Vaiが採譜)から選んだとかかも。

「彼の曲は簡単なフレーズから次第に難しくなっていく曲が多いんだけど」これは誤訳だと思う。"they go"とは、簡単な曲からはじめて難しい曲に進めてゆくというルーティーンのことだろう。

昔はこういう謎翻訳に悩まされたものだが、いまはすぐ原文に当たれる。いい時代になった。


(20230219) ついに私のボッチ部屋にテレビを導入した。

今日中にセットアップしたかったんで、ヨドバシカメラで在庫のあるやつを買って、配送は断ってタクシーで運ぶことにしたのだけど、なぜかどこも出払ってて車がない。覚悟を決めて、ヨドバシカメラから北13条まで900mの距離を手持ちで運ぶことにした。

カタログによれば梱包入れて10kgくらいなんで、輪行で自転車運ぶのと同じくらいだろと思っていたが、思った以上にたいへんだった。雪道を転ばないように運ぶ、テレビの横方向に力を入れないなど、気をつけることが多かったので。幸い雪はほとんど止んでいたので助かった。

途中で空車のタクシーが通りがかったが、こうなったらもう意地だ。100m進んでは休憩の繰り返しで、でもなんとか到着した!トータル30分かかった。

いまは握力が働かないのでぐったりとしている。パソコンで文字を打つのもしんどい。なんにしろ、また偉業を成し遂げてしまった!ウェーーーい!

あとでテレビの梱包の箱を見たら重量が14.8kgって書いてあった。そりゃ重いわ! クロスバイクじゃなくて、ママチャリの重さだった。

と言いつつ懲りずにニトリに座椅子を買いに行って、ビニール袋でくるんでもらったものを地下鉄乗って運んできた。どうして俺の人生はこんな選択ばかりか。


この動画の0:27から始まるパートのノイズが凄くよい。これサンプリングして曲にしたい。Faustの"Why Don't You Eat Carrots"の頭の部分みたいだ。

今日は最高気温が3度で温かい。車道の雪も融けてる。来週は最高気温が概ね0度を超えていて、火曜日は最高気温7度の予測。これは街中が水浸しになる予感。春が近づいてきた!

ところで今年の冬は、昨年の冬よりは心がしんどくなかった。自転車が使えたからかもしれないし、思い切って地下鉄をたくさん使って移動したからかもしれない。コープの配送サービスを使って、買い物に行く手間を減らしたのがよかったのかもしれない。ともあれ、昨年の反省を踏まえて、いくつか対策を行ったことが奏功した。冬季うつへの対処法を掴んできたかも。


「生物学者のための科学哲学」について松前ひろみさんのコメント:「科学哲学の役割の1つにファシリテーターがあったと思うけど、本当にそうなっている書籍」

大塚淳氏のコメント:「生物学を「メタ」的視点からあーだこーだ言うのではなく、その「内」の思考プロセスを明示化するものとしての科学哲学」

どちらとも「生物学者のための」の部分を強調してる。これは読もうと思う。来世に、ではなくて。


いまこれ聴いてて気がついたんだけど、Trafficの"Dear Mr. Fantasy"のギターソロってDave MasonじゃなくてSteve Winwoodなのか!

たしかにアルバムのクレジットにベースはDave Masonってあるけど、でもアルペジオ弾いてるギターも入ってるし、多重録音してると思うじゃん?

でもここに書いてある: "Winwood on electric guitar and vocals, Mason on bass, Wood on organ and Capaldi on drums"

ここにも: "Winwood also showing off on guitar, with two wonderful solos on his white Fender Stratocaster - from his Spencer Davis Group days - connected to a Marshall"

ということは、"Welcome To The Canteen"での"Dear Mr. Fantasy"のextended versionのギターソロも、Steve WinwoodとDave Masonが交代交代で弾いてるのだな。最初のソロがSteve Winwoodで、次がDave Masonだろうな。アウトロではふたりのギターソロが絡み合うように演奏してる。ぜんぜん気づいてなかった。


「奢り奢られ論争」を見たけど、50代男性で、かつ月々の仕送りで一人暮らししている人間として率直なところ、「俺はおごりたくね〜」「俺におごってくれ〜」「他人の金で寿司食いて〜」「5000兆円ほし〜」って思った。(<-ダメだこいつ)

他人の金で寿司食いて〜どうして、だれも、俺に、寿司をおごってくれないんだ!!!


(20230227) 札幌は明日火曜日は最高気温が9度で、週末にかけて3-7度が続く。雪融けの季節がやってきた!

夕方に西日が入るようになってきた。これも春になった証拠だ。冬は(西向きの窓に)西日が入るところまで太陽がが来る前に日没していたから。

春よ来い、はやく来い。


(20230301)「札幌で11度超 2月の観測史上1位を更新 2月の10度超えは54年ぶり」

春が来た!もっと、もっと暑くなってほしい。今日の帰り道は、根雪が融けてツルツルになっていてたいへんだった。でも、もっともっと、どんどん雪が融けてほしい。


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