[月別過去ログ] 2022年08月

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2022年08月18日

「三遊亭4U、コロンボ、ビオレu詰め替え さっぱりさらさら」(さうして、このごろ2022年2月版)

ひさびさに「オレンジ」を聴いて、いい曲だなあと思った。なんか、ゼロ年代だなあって感じ。(「とらドラ!」15周年からたどって)

「新宝島2020」っていうMADムービーが好きで、ラストに出てくるヒゲモジャおじさんが荒野のまっすぐに伸びる道を歩くシーンにたどり着くと謎の感動が生まれてくるのだけど、いまは感情が平板化しているため、心が反応しない。これもだめだった。

Steve Hillageって、Uriel -> Khan -> Bananamour (Kevin Ayers) -> Flying Teapot (Gong)の順番か。思ったよりもKhanが早いのとFlying Teapotが遅いのが意外だった。Hatfield and the Northも1stが1974で意外に遅い。カンタベリー音楽は大好きだけど、もしカンタベリー音楽の検定試験があったらせいぜい3級ぐらいだな。

Pete Frameのrock family tree というのが有名で、カンタベリーシーンのものもよく見かけた。ここにバージョン違いについての詳細な記述がある。これを時間軸をlinearにして、バンド中心でなく、人中心で書いてみる、というアイデアが浮かんだが、来世でやる。

「三遊亭4U」ってネーミングが降りてきたので、実在したっけ?とググってみたら、そんなものはなかった。

ここでシューゲっぽいコードの例として「サブドミナントの#11th」を挙げててなるほどと思った。たとえばC(トニック)-F(サブドミナント)だと#11はb音になる。b音はトニックの9thなので、

X32000 CM7
133200 FM7(#11)

を繰り返すと1,2弦を開放弦にしてるところとかそれっぽい。


あんまり宣伝してないけど、ブログ「pooneilの脳科学論文コメント」http://pooneil.sakura.ne.jp/ では、1ヶ月に一回は投稿するのを続けている。ブログを定期的に書くようになったのは2003年11月からなので、もうすぐ20年になる。バズることもなく、炎上することもなく、細々と続けている。


「再生の象徴の魚、消滅を司る鳥たち」のフレーズを理知的な意味(キリスト教での含意とか)でずっと聴いていた。でもそういうものではないのな。スパイラルマタイした者が命と引き換えに得た真実なのだな。一人称の歌詞だし。ということを今日札幌の地下道を歩きながら聴いていて気がついた。

「初花凛々」の中で「ももいろのうた」という歌詞があるんだけど、これが「桃色」かと思ったら「百色」であると知って、なんか魂に響いたのか、ここを聴くたびに涙腺が緩む。でも最近はこれを理知的にしか聴くことができなくなってる。(試してみた)

自分は音楽の好みは雑食だと思っていたけど、考えてみたらそれは正しくなくて、雑食的な音楽(ZappaやXTCやTodd Rundgrenや(アルバムごとにジャンルが変わる)Neil Youngとか)が好きなのだと気がついた。サイケデリック音楽も折衷主義なところが好きなのであって、ガチなノイズや現代音楽は聴かないし。


スピッツの「ロビンソン」をはじめて聴いた場所をよく覚えている。かつて地下鉄大島駅前にあった安売り雑貨店コロンボでカセットテープを物色しているときに流れてきたのだった。私は2ndからのファンで(妹がインディーズ時代からのファンでその影響)、なかなかブレイクしないのにやきもきしていた。

で、流れてきたのがスピッツの新曲と気づいて、随分あっさりとした曲だな(ブリッジがない)、これも不発かな、と諦め気味に思っていたら、あれよあれよというまに大ヒットになったのだった。ということを急に思い出したので、書き留めておいた。

コロンボについて調べてみたら、2013年までは営業していたみたい。でもそのあとにまいばすけっとになったようだ。この写真がいちばんはっきりと(かつての)店舗の様子が見える。


いまだに“Kinky Afro” だけは聴く。歌詞がよくわからんので調べてみた。弟でベーシストのPaul Ryderが、子供ができた自分のことを歌っていると推測している。the guardian 自伝的なフレーズらしいが1990年当時はShaun Ryderは28歳。“Son, I am 30"じゃないんだ。

裸のラリーズのオフィシャルサイトができているのを知った。(昨年の10月。) 2019年に水谷孝氏が死去していること、ウィキペにある「海賊版は本人が売ってる説」の完全否定とか、新事実が多すぎてびっくりした。ソース: mikiki

ひさびさにコンビニスイーツの生クリームのやつ食べたら、なんかうまくて幸せになった。札幌来てからはコンビニで無駄遣いしないように、なるたけスーパーの冷凍解凍ショートケーキを買うようにしていたけど、生クリーム欲はそれだけでは満たされないのだなあ。


「東大の1限にぎりぎり間に合う範囲」 ポスドク時代を思い出した。毎週のラボセミナーに参加するために、6:07東岡崎発で、6:40豊橋発8:12東京着で本郷三丁目に8:30に到着する。帰りは21:30東京発で東岡崎着23:35。セミナーの前後の日とも電気生理の実験が6時間くらいあった。

冬の季節には、日の出前のまだ真っ暗な時間に、粉雪ぱらつく岡崎高校から東岡崎駅までの下り坂を、自転車で転倒しないように気をつけながら走った記憶がある。東岡崎から豊橋まで行く名鉄の急行(この時間帯は特急がない)で、東へ向かう途中に太陽が登ってくるのをみて、無意味に高揚感を抱いたりとか。


今日はなんだかもう疲れちゃったので、帰宅して横になったらそのまま1時間ほど寝てしまった。そのあとで遅い夕食を作ることに。鶏皮で親子丼という、「親子」の概念に再考を促す食べものを作った。

なんで「親子」の概念に再考を促すかというと、「皮じゃ親じゃねーじゃん!」と突っ込んだ直後に、「じゃあ肉なら親なのか?」という根本的な問題に気づかされるから。(<-マヂレス)


ビオレu詰め替え さっぱりさらさら(<-ついったを備忘録代わりに使用)


今日も「ビオレu詰め替え さっぱりさらさら」買いに行くの忘れた。ぜんぜん備忘録になってねえ。


TSUTAYAといえば、まだ小さい子どもを連れてビデオコーナーまで行って、「ニャッキ!」とか「おさるのジョージ」とかを選ばせながら、子供の背中を見ていた情景を思い出す。なんてことのない日常のひとつに過ぎないのだけど、もう戻ってこないんだということを実感して号泣(しない)。


2022年08月06日

pooneilの膝改造日記 完結編

これまでの経緯:

今回は膝に入ったボルトを外す手術のあたり。これでpooneilの膝改造日記は完結のはず。(<-フラグ)


[pooneilの膝改造日記 533日目] 膝のボルトを外すために2泊3日の入院。病室に入ったら、なんだか「帰ってきた」という気持ちになった。手術の方は、挿管して全身麻酔と神経ブロック下で内視鏡での確認後ボルト外して縫合して全部で30分とのこと。手術終了後1時間以降に軽食。親知らず抜くよりも早い。

尿道カテーテルは無しと聞いてほっとしている。あれはつらかった。 あと、手術予定の手際が良すぎてびっくりする。私の手技だと、麻酔開始30分後ではまだcraniotomyが始まってない(<-比べるな)。

膝のMRを撮影したところ、半月板にまだ傷があることがわかった。術中に内視鏡で見て必要なら縫うという話になった。やるなら今しかないが、その場合は再び松葉杖の生活に戻る可能性が出てきた。


[pooneilの膝改造日記 534日目] 無事終了。10:30オペスタートで、11:30終了。レントゲン撮影して病室に戻ってきた(11:45)。まだもうろうとしていて、タイプミスが多い。けっきょく半月板縫ったりはしなかったみたい。

執刀医が説明に来て、内視鏡で確認したけど半月板はとくに傷ついていなかったのでノータッチとのこと。そういうわけで問題なく帰ることができる。11:54の時点でまだ神経ブロックが効いているので、左膝部分の体性感覚は麻痺している。でも左膝を曲げることはできるし、左足首を曲げることはできるし、膝と足首の曲がりを感知できる、つまり固有受容感覚はちゃんと働いている。プロポフォールが抜けきってないので、目の焦点が合わず、タイプミスが多い。タッチタイピング自体はできるが、指への司令と実際に押すキーがずれている。sensorimotor contingencyがずれている感じ。

麻酔の導入の方は、麻酔科医が「プロポフォール20mg/kgで始まりましたよ」と言ってから1秒ずつカウントしたけど、1,2,3までは覚えていて、5に行く前に意識消失した。

目が覚めたときは時間の経過の感覚は少ないが、「意識が消失してから目覚めるまでが一瞬」というのとも違うし、「仮眠で1時間寝た」とも違う。その中間くらいの時間経過感覚。

(12:12) だいぶ目の焦点があってきて、タイプミスも減ってきた。11:45の時点で思考自体はとくに妨げられている感じはなかった。睡眠から覚めた直後にまだちょっとぼやっとしているのと同じくらい。

プロポフォールによる麻酔導入のタイミングでは、1,2,3までは覚えていて、4あたりで麻酔に落ちてゆく感じと、ああ4が言えないなという感じを抱いた記憶がある。あとで麻酔科医に私がいくつまでカウントできていたか聞いてみたい。(記憶と実際の行動の間にずれがあるかもしれないので。)

目が覚めてすぐ(11:50)、今日10:00公開の僕ヤバを見に行ったので、判断力は失われてないっぽい(<-そうか?)

(12:30) 看護師さんが来たのでトイレに行かせてもらった。神経ブロックが効いているので両足で立つことはできない。左足の力が抜けていることに気づいた。車椅子が必要。運動指令は出せるし、固有受容感覚はあるけど、正常からは下がっているらしい。前回の手術では術後1日は絶対安静だったのでこのあたりを試すことはできなかったので、今回はじめて実感した。

あと、体性感覚は左足の鼠径部より下の内側では麻痺していて(自分で触ると感覚はある)、外側はほぼ正常に近い。麻酔科医からの説明では鼠径部で神経ブロックすると言っていたので、それで選択的に遮断しているのだろうか。

ついでに調べてみた。「神経ブロックの最近のトピックス~上下肢および体幹手術における鎮痛~」 「膝関節手術に関しては、大腿神経ブロックから内転筋管ブロックという、より末梢での神経ブロックでの運動機能を温存した術後鎮痛が少し前までのトレンド」

オペ室に入ったときに確認したけど、超音波のモニタを立ち上げていたので、たぶん超音波ガイド下での大腿神経ブロックを行っていたのではないかと思う。

前回の手術では硬膜外麻酔を併用していた。今回は神経ブロックだけと説明を受けた。

これによると「外側大腿皮神経ブロック」 というのが別にある。今回は大腿神経ブロックだけだったと考えると、外側の体性感覚が比較的保持されているという実感と合ってる。

(16:40) 神経ブロックの効果はだいぶ抜けてきたので、両足で立てるようになった。片松葉で歩行可能になった。内側の体性感覚も戻ってきた。そして膝内側の切開部がピリピリ痛くなってきた。ロキソニン飲まないと。

(17:20) 松葉杖なしで歩けるようになった。念のため転倒しないように、慎重に歩いてる。


[pooneilの膝改造日記 535日目] 昨晩は微熱(37.3度)が出たけど、ロキソニン飲んだら今朝は平熱に戻った。神経ブロックも完全に抜けた。歩くのに支障はないが、膝をあまり曲げることができない。皮膚を縫ってあるからだと思うけど、全体的に腫れてる感じもある。ともあれこれで退院。

外した膝のボルトをもらった。こんなのが入ってたのか。術前は皮膚を上から触るとここかな?ってかんじでわかるけど、普段の生活で(たとえば正座しているときに)気になることはなかった。

来週が抜糸なので、それまでは転倒(ヒヤリハット事象も)がゼロになるように、歩行を控えめの生活にする予定。

病院からの帰りにタクシーを呼んだけど、電話がつながらなかったので地下鉄で帰ってきた。ちょうど入院してから退院するまでが札幌では大雪で、交通関係混乱していたせいだろう。そうしてみると、なにごともなく手術が済んで退院できたことが、とてもラッキーで有り難いことであることに気づいた。


[pooneilの膝改造日記 537日目] 退院して2日経つが、膝の周りが腫れていて、普段ほどは曲げることができない。(術前は155度だったが、今は90度くらい。) 手術で内視鏡を入れたので、それで腫れるみたい。正常な側で見える膝関節のくぼみが左でが見えなくなっている。歩行自体での痛みはない。


[pooneilの膝改造日記 542日目] 今日は病院で抜糸。待ち時間に北18条交差点の北天堂書店に寄った。ここはSFの文庫の棚が充実していて、本棚4つが早川SF文庫、創元SF文庫、サンリオSF文庫に充てられてる。ヴァリスのサンリオSF文庫の初版とか昔はクソ高かったはずだが、今は1500円くらいで売られてる。

これでpooneilの膝改造日記、完結!


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  • 半側空間無視と同名半盲とは区別できるか?(1) 20080220 (2) 半側空間無視の原因部位は? 20080221
  • MarrのVisionの最初と最後だけを読む 20071213

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