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■ さうして、このごろ 20121212
あるアイデアが原理的に実現可能であることを示すためにトイモデルでfeasibilityを実証する、って概念になんか言葉があったよなと浅い眠りの中でずっと唸っていたのだが、proof-of-conceptだ!と今回は思い出せたのですっきり。
今日は東公園までリース作り教室へ参加しに長女と次男と一緒に行ってきた。帰りに象のふじこちゃんを見てきたが、ふと見ると生まれた日は1968年4月と書いてある。俺より一ヶ月年長だった。これからは「ふじこさん」とさん付けで呼ぶことにしたい。
それは色を変え、形を変え、動いたり傾いたり点滅したりしながら己の存在証明を更新し続けていた。
「浮遊感」を出してゆきたい。
キャプテンビーフハートのタロットプレーン (「ミラーマン」に収録)を聴いてて、ドン・ヴァン・ヴリートがブルージーにシャウト混じりで歌うんだけど、ふとこの歌唱法はアイドル歌謡で語尾を「しゃくって」歌うのと同じだなと気づいたらなんだか可笑しくなってきた。
今日は研究所の官舎(正確には独法化したので宿舎)の植木刈りの日。夏は草刈りで冬は伐採。ハシゴに乗って、植木ばさみで伸びてきた枝を刈る。没頭しているといつの間にか一時間が経過する。なぜか頭の中には遊佐未森の「ふたりの記憶」が流れていた。似つかわしいような、そうでもないような。
今日は大掃除の日。長男の部屋にある私の蔵書が埃をかぶっているのでそれを全部取り出して、埃をぬぐってまた戻す。
現象学入門本がたくさん出てきた。新田義弘、木田元、竹田青嗣、リオタール、それから清水書院「人と思想」のフッサール、メロポン。がんばって線とか引いて読んだ様子。オリジナル読まないからいつまで経ってもワナビにしか成れん。といいつつこのへんから読み直してみることにしよう。
メロポンの「行動の構造」も出てきた。ぜんぜん読んでなかったつもりだったが、本を開いてみたら第二章のあたりは線引いたり書き込みをしてたりする。これも読むことにしよう。ぜんぶ自分の手の届くところに移動した。
図書館に車で行ってきた。国道の温度計は摂氏3度を示していた。ドイツのガイドブックとユリイカ増刊号 魔法少女まどかマギカ を借りた。帰りに地下駐車場から地上に出てきたら、雪が舞っていた。雪はじきに止んだけど、家に帰って、ベランダに干していた敷き布団カバーを生乾きのままに取り込んだ。
本棚の片付けをしていたらいろいろ懐かしいものが出てきた。1995年のエレカシの野音のチケット。 ただよく分からないのは、半券がもぎられてない。このライブの記憶もない。そのあとの渋谷クアトロはよく覚えているのだが。
オーム社の「マンガでわかる」シリーズには注目していたけど、「マンガでわかるコンクリート」 にはひさびさに頭にコンクリートをぶつけたような衝撃を受けた。
帰りに自転車漕ぎながら、ニールヤングのI am a childを歌っていたら、サビの"the sky is blue"まで来たところで、'bl'の子音が重なっているところって気持ちいいなあって思った。Out of the blue, into the black.
"meridian"ってなんかいいな。"zenith"もかなりいい。前者はラテン語起源で、後者はアラビア語起源だそうな。zenithの逆向きがnadir。日本語訳の「天頂」「天底」もいい。