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■ 予習しよう!!!

いよいよ生理研研究会「身体性の脳内メカニズム」近づいてきました。でもって、その場で講演聞けばそれでいいって言えばそれでいいんだけれど、せっかくなんでいろいろ予習しておくとよいと思うんですよ。それで講演者やポスター発表者の方のところへ行って質問したりとかしてみるだけでずいぶんと身になるもんです。

すくなくとも私自身は講演のその場で気の利いた質問などひねり出すことはできなかったから、とりあえず付け焼き刃でいいから知識付けて、背伸びしながらやってきました。このブログでも以前の研究会でこんなかんじで関連する本とか論文とか読んできました:

だんだん手抜きになっているところが見えるのがあはれをさそうわけですが、ともあれ。

以前も書きましたが、「ソーシャルブレインズ 自己と他者を認知する脳」(東大出版)はよかったですよ。

平田さん、宮崎さんそれぞれ担当されている章がありますので、これ読んでいけば、そこからの差分として話が聞けるはずです。この本を見るとほかにも村田さん、友永さん、明和さん、と今回参加される方の名前が出てきてきます。ある種の学派を形成していると言えるかもしれません。

國吉さんの仕事に関して資料を探してみましたけど、トークのPDFがいくつか見つかりました。

住谷さんの仕事に関してですが、「幻肢痛を鏡を使って直す」の話はラマチャンドランの「脳のなかの幽霊」の2,3章にその話があります。でもやっぱ、じっさい患者さんはどんなかんじなのかいろいろ知りたいですね。ほかにweb探してみましたが、以下で言及されてます。

内藤さんの仕事は多岐にわたるのでなにを読めばいいか、要旨からするとこれらの論文の話

とかが出てきそうです。あと、要旨にあった「運動と感覚の双対性」これに激惹かれる。これは川人先生の感覚運動統合の双方向性理論の関係でしょうか?

磯田さんの今度のトークはこれまでに発表されている仕事よりはもっと新しいことをお話ししていただけることになってますので、ちょうどよい資料がないですね。私自身はさきがけでの発表を聞いた方の話と、SFN2009のabstを見て講演をお願いしました。去年のSFNのabstはmeeting plannerからアクセスできます。

  • Neuronal basis of socially oriented performance monitoring. I. Design of a behavioral paradigm for monkeys
  • Neuronal basis of socially oriented performance monitoring. II. Agent-related neuronal activity in the medial frontal cortex

あと、今年のSFNでも続編の発表があります。要旨はmeeting plannerからアクセスできます。

  • Learning from other’s error and the role of the medial frontal cortex in monkeys

さてさて、それでは岡崎で会いましょう!!! 今年は懇親会場は20時30分でいったん終了させますが22時まで使用可能です。そこで継続して語るのがいちばん安上がりで落ち着いてしゃべれることでしょう。飲みに行きたい人は東岡崎駅前ですが、よくある展開としては手羽先食うために「世界の山ちゃん」あたりに行くとかですかね。


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