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■ static motion illusion

立命館大の北岡明佳氏といえば錯視の本やサイトで有名です(サイトで最初に出てくる「蛇の回転」ってすごすぎますよね)。これまでに"Perception"や"Vision Research"や"Perception & Psychophysics"などに視覚心理学研究の論文を出版しておられます。
今日たまたま氏のサイトを見ていたら、神経生理学者であるChristopher PackMargaret S. Livingstoneとともに書いた論文がJournal of Neuroscienceでin pressになっているということを知りました("Neural basis for a powerful static motion illusion.")。ニューロンのメカニズムという点になるとこの種の錯視図形は大きい(V1ニューロンの受容野と比べて)ので、contextual modulationの一種として扱うことになるのだと思うのだけれど、なんにしろ錯視量が強烈(それこそ"powerful" static motion illusion)なので、modulationの効果としても大きく出るのではないかと期待します。
First authorはJNP '03 "Space-Time Maps and Two-Bar Interactions of Different Classes of Direction-Selective Cells in Macaque V-1."の著者。


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