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■ 「夜明けの口笛吹き、ゼラニウム・キッス」(さうして、このごろ2021年6月版)

(6/10) 大学構内をポプラの綿毛が舞ってる。構内のサクシュコトニ川にも降り積もってきている。夜はなんか花のような甘い香りがしている。綿毛は花が咲いたあとにできるから、花の香りというのは正確でないのだろうけど。明日は気温が30度までいくらしいので、たぶんポプラの綿毛ももっと飛び交うことだろう。

以前のブロク記事に去年の綿毛がいちばん飛び交っていた日のサクシュコトニ川の画像を貼っておいた。2020年6月9日。ほぼ1年前だったので、自然すげえって思った。


藤井寺市の古市古墳群見に行きたい。歴史はぜんぜん興味がないのだけど、「街の中に普通に古墳がある風景」というのに惹かれる。新コロのせいでもう1年くらい北海道から出てないので、そろそろどっか行きたい。

「何者かになりたい」と「モテたい」って同じ構造だということに気がついた。後者が「(相手が誰か想定せず)モテたい」を含意するがゆえに説教食らうのと同じように、前者も「何者ってなんだよ、具体的な目標見つけてそれに向かって努力しろよ」と説教されるという意味で。(<-いい歳してどうしたの?)


「ゼラニウム」ってあまり名前と実物が一致してなくない? 「テンジクアオイ」って言われるとそれはそれでテンジクぅ?って思うけど。

それでなんで「ゼラニウム」だったかというと、「ゼラニウム・キッス」というフレーズを思い出して、それが誰の歌詞だったか思案していたのだけど、けっきょく判明したのは、ボブ・ディランの「ローランドの悲しい目の乙女」"Sad Eyed Lady of the Lowlands"だった。


“The Piper at the Gates of Dawn”を「夜明けの口笛吹き」って誤訳だよね?シド・バレットなのだから“Piper”と言ったらBlakeの詩に出てくるような羊飼いの笛とかパンフルートとかああいうのだよね?と調べてみたら童話「たのしい川べ」の7章からとったそうな。

そういうわけでだいたい合ってた。ところで、ではなぜ「夜明けの口笛吹き」なのか、というのは当時のレコード会社の人がどう考えたか次第でよくわからないけど、誤訳というよりはむしろ「夜中に口笛を吹くのは縁起が悪い」というアレから来たのではないかと思った。


ライジングサン中止のニュース。五輪に反対する立場ならば、フェスにもおおっぴらに行くとは言いにくいと思っていた。Lack of integrityの問題に直面せずに済んだとむりやり納得しておくことにしよう。来年までは頑張って生きて、来年こそ行けるように準備しておこうと思う。

「トラコーマ」って今日日使わないフレーズだよなあ、と思ってウィキペってみたら「先進国ではほとんど見られなくなった」とあった。急に思い出したのは、たぶん子供の頃に病院で見た写真のトラウマな記憶のせいだと思う。たぶんこういうの

このブコメにもあったけど、「故人のアカウントで親族が訃報をツイート」ってたしかにそんな簡単じゃないなと思った。私も長男あたりにパスワードを教えておいたほうがよいのだろうか?


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