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■ 「ポプラの綿毛、どーもくん、マインスイーパー」(さうして、このごろ2020年6月版)
(6/9) 今日は北大の校内を綿毛が飛びまくってる。調べてみたら、ポプラの綿毛だそうな。下の写真は北大内を流れるサクシュコトニ川で、川面に白い綿毛が吹き寄せられている。それ以外にも大量に風に舞っているのが見える。私のzoomのvirtual背景は今日からこの動画に変更した。
昨日まで気温14度くらいで涼しかったのが今日は25度まで上がったのでこのタイミングで一挙にきたらしい。北大の目抜き通り(ポプラ並木)の道脇にも、こんなふうに白い綿毛が吹き寄せられている。
現在のサクシュコトニ川は復元されたものだが、北大からさらに上流をたどっていくことができる。北大クラーク会館の南に清華亭という古い建物(写真)がある。
その隣の偕楽園緑地をたどり、途中ラーメン二郎と線路を越えると、伊藤邸跡のタワマンの敷地内に水源(湧水=メム)がある。私有地なので中には入れないが。
その道路を隔てた南側には北大の植物園があって、こちらはまた別の川(セロンペツ川)の水源なのだけど、植物園はコロナ以降閉園になっていて入れない。外から覗いてみたら、白い花がたくさん咲いていて、甘い匂いがしていた。
Google mapの航空写真を見たら一目瞭然だった。ラーメン二郎のすぐ西から、細い川の名残りがぐるりと210度くらい回って偕楽園緑地に流れ込んでいる。メムも線路を越えてすぐ、タワマンの北東あたり。
この機会にいろいろ歴史を調べてみた。Wikipediaにあった1891年の地図をみると、清華亭と偕楽園が記載されていて、湧水地は線路の南にある。
この地図(1891年)の段階では北海道大学はまだ札幌農学校の時代で、いまの北大の敷地には「農学校付属農園」と書いてある。札幌農学校の本体は時計台のところにある。調べてみたら、1903年に札幌農学校はいまの北海道大学の敷地に移転している。
「今昔マップ on the web」の札幌市のところを見ると古い地図を見ることができる。1916年の地図では敷地はサクシュコトニ川の南までで、名称も(東北帝国大学)農科大学となっている。北海道帝国大学になったのは1918年で、1935年の地図では大学病院が現在の場所に出来てる。
この機会にもう少し調べてみたけど、札幌の古い地図は「北海道大学北方資料データベース」にいくつかある。ここまで調べたところで「地図の中の札幌: 街の歴史を読み解く」(堀 淳一)という本を見つけた。札幌愛を高めるために読んでおこうと思う。
もひとつ地図ネタで興味あったのが、大覚寺あたりを斜めに走っている道路。札幌は基本碁盤の目なのにこの道(花畔札幌線)はそれを無視しているから古い道なのだろう。Wikipediaを調べてみたら、明治初めに作られたとのこと。途中にある本龍寺は安政に開山。明治以前の札幌に興味を持った。
「にりくにつといとくこいこつ」を思い出した。中1と高3に眼底出血でそれぞれ2週間くらい入院したのだけど、視力検査で提示されるのがこの文字列。いつも同じやつだから覚えてしまった。あれから再発する日が来るのを恐れていたけれど、なにごともなく30年以上が経過した。(<-フラグ立てるな)
「…」「お別れ会で 花を渡した」「団地の下で 手紙を書いた」「土に 埋めた 鍵を 探す」「今も 眠る 口を 閉ざす」「起きる 笑う 腕を 伸ばす」「歌を 歌う 鐘を 鳴らす」「…」
意味もなくWikipediaで「どーもくん」の記事を読んでいたら、「機嫌が悪くなると強烈なオナラをする。」という記載があって、「その設定、要る?」と思わずツッコんでしまった。
3時くらいになって雲が厚くなって、空が暗くなり雨が降り出した。雨雲レーダー見たら一過性のものらしいので外出せずに作業をしていたら、5時くらいですっかり雨は止み、雲は通り抜け、日が照っている。一昨日も一過性の雨だった。これが「蝦夷梅雨」に該当するものだろうか?
いろんなことをわざとごちゃまぜにして考えてみると、世の中のことはたいがい「弱い因果のネットワーク」で、いざある部分だけ見ても制御できないし、責任とか原因とか言われるようなものは分散している。われわれは認識はそのような局所ではなくて、ちょっと引っ張ったら共倒れになる連鎖を見てる。
そういう連鎖を遠くからピンぼけにして見るならば、世界は必然のように動いていて見える。逆に局所に焦点を当てて見るならば、そこから見える世界がぼやけてくる。
(6/23) 廊下を歩いていたらちょうど日没の瞬間だった。19:05くらい。夏至が6/21だから日が長いのも納得だった。
人生やり残したことがあるとか、死んでも死にきれないとかそういうのはとくにないけど、2035年9月2日の皆既日食には立ち会えたらいいなあと思う。あと15年って気の遠くなるような未来に思えるけど、15年前が2005年であると考えると、たぶんあっという間に過ぎ去ってしまうのだろう。
久しぶりにテレビがある環境なので、テレビを点けてみたが、とくに観たいものがない。しかたないので「おしりたんてい」を観ることにした。
「研究とはなにか?」の説明図で、円の中が既知で外が未知で、実際の研究とは、その円弧をほんのちょっと広げることなんだよ、ってのがあるよね(“The illustrated guide to a Ph.D.”)。
あれをマインスイーパーで説明できないかなと思った。理詰めで広げてくんだけど、運頼みのところは多い。うまくいくと大きく領域を広げることができる。
マインスイーパーの例は学生向けの説明にいいかなと思ったのだけど、いま調べたらマインスイーパーはwindows 10には標準搭載されてないということを知った。それじゃあ意味がない。