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■ 「スピログラフ/東亜飯店」(さうして、このごろ2019年10-12月版)
シューゲといえばタイトルは単語一文字がベストで、SeagullとかParalyzedとか完璧。そういうシューゲ詩語みたいなのを見つけた者が優勝できる。Meltとかいかにも。かといってwhateverとかは違う。こういうシューゲ語感談義を酒を飲みながらやってみたい。人生でそういうことをしたことはないけど。
わたしが小学生のころ、祖母が早川書房の寮母だったので家には海外SFのペイパバック(たぶんペリー・ローダン)がたくさんあった。罰当たりなことに、私は一切見向きもせず、いつしか処分された。あれにハマっていたら人生違っていたのかもしれない。
その頃の私はといえば、ゴミ捨て場で見つけた化学の参考書にハマって、大きな紙に手書きで周期表書いたりしてた。そののち高校で勉強に落ちこぼれた私を救ってくれたのも大西の有機化学だし、大学で薬理学に進んだのもインドール環とかへの興味からだった。そういうわけで、化学のことは愛してる。
はっぴいえんどの2ndの「抱きしめたい」「空いろのくれよん」での大瀧詠一のビブラートはニール・ヤングだなと思って聴いてたけど、同様に1stの「春よ来い」や「はっぴいえんど」のダミ声的アーシーな感じはローウェル・ジョージだと思ってた。でもそれだと計算が合わない。
はっぴいえんどの1stは1970年リリースだけど、Little Featがブレークした“Sailin’ Shoes”は1972年リリースだった。つまりこっちは私の勘違い。推測するに、3rdの「さよならアメリカ さよならニッポン」の録音をローウェル・ジョージが見に来た逸話と混ざったんだろう。
「ADHDの自分が片づけられない理由が分かった。」 これ当事者研究的ですごくいいと思った。まさに注意の処理過程(専門家的には視覚サリエンスと言っておきたい)でなにかが違っていることを言語化している。
と感心していたら、ブクマコメントで「何言ってるか良くわからないところが、精神構造のごちゃごちゃ感そのもの」ってあって、ちょっとショックを受けた。これで伝わらない人もいるんだということは、私もよく知っておくべきだなと思った。
ブクマ全体で見ても、「わかる!」って人と「何言ってるかわからん」って人が混ざっているようなので、とても面白い。なんか人間の認識の盲点がここにありそう。
久々にギター弾いてた。Guitar Rig 5(アンシュミ)のプリセット試していたら、"Kurt in Bloom"とか"Carlos in Europe"とか"Edged without you"とかもじったネーミングが面白いのだが、"Pete won’t explain"というのが一瞬わからなくて、すぐにThe WhoのI can’t explainだ!と気づいた。クイズかよ!
「僕のマルコフ・ブランケットを取り上げないでくれよ」(by ライナス)っていうフレーズを考えた。考えるな。(<-考えてもいいよ)
「僕のマルコフ・ブランケット」とは僕を僕であらしめるものだから、それを公園だろうがどこだろうが、ボロボロになっていても、どこにでも持ってゆくのは当然なの。うーん、深い。深くない。(<-やっぱり深いよね)
KONTAKT5のサンプラーの音を色々いじっていたら、「メロトロンのフルート」ってのを見つけた。鳴らしてみたらまさに「あの音」だったので、"Strawberry fields forever"のイントロとか、Dinosaur Jr.の"Thumb"のイントロとかを弾いて堪能した。
「ど根性ガエル」で町田先生の毎度のセリフが「教師生活25年」っていうアレだけど、大学3年で薬作に入ってからすでに研究者生活25年過ぎてるじゃん、ってことに気づいた。
犬山城下町は毎度ながら19時過ぎには真っ暗で観光客も皆無、やる気あんのかと言いたいが、職場環境としてはめちゃホワイトということで、これは素晴らしいことだと思い直した。
酒を飲まなくなってから、飲み会のために5000円払うことが耐え難くなった。べつにみんなと語り合うのが嫌になったわけではないのだけど。ドトールでアイスコーヒー一つで3時間粘ろうぜ!(<-51歳が言うこと…?)
本日の北大シンポジウムは無事終了。パネルディスカッションのチェアもYing-Tungが活躍してくれた。いろんな人と話ができてよかった。しなければならないことが溜まっているので、ホテルに戻って仕事。
長女から「迎えに来て」というLINEが来たけど、スマン、パパ今日は岡崎にいないんだ…
東亜飯店貼るとかネタを考えていたのだけど、ぜんぜん余裕がない。
「温泉卵」というフレーズを提案したい。「温泉」と「卵」というありえないモノ同士の邂逅。シュルレアリスム。
朝食を食べながら野菜ジュースのパッケージを見たら、「23種類の野菜と現実」と書いてあったので、心の中がポエジーで満たされたのだが、よくよく見たら、「23種類の野菜と果実」だった。
小学4年生くらいのころ、夕方にとてもお腹が減っていて、大島6丁目団地に来ていたおでんの屋台を通りかかったら、はんぺんが5円とあったので、ちょうど持っていた5円を渡したら、屋台のおっちゃんに「15円だよ」と言われて、恥ずかしくいたたまれない気持ちで家に帰ったことを思い出した。あのときの飢餓感が今も俺を支えている。(<-なこたあない、とタモさんが)
解析が終わらねえ…音楽でも聴いて気合い入れるかとモグワイ聴いたら、もっと陰鬱な気持ちになってきた。
はてブコメントより。これ、私の言いたいこととぴったりあってる。なんつーか私には、酔っ払ってしゃべるときの粗雑な感じがおっかない(自分にも相手にも)。初対面の人と距離を縮めるために飲むというのは避けたい。気心知れてガードを下げるのはいいことだと思うけど。
夜の駐車場で、道路の中心線に鎮座しているネコちゃーんが居たので、スマホを持って近づいていったが、このあたりまで接近したところで退去なさった。
夕食食べながら、受験生の長女たちと一緒に「東大生クイズ」的なテレビ番組を見て、答えを当て合うなど。残る人生でもう何度もできないことだろう。
スピログラフってあれか。なるほど「破壊と創造の幾何学模様」だった。すげえ!ちゃんと変則ループものの歌詞になってる!
「クラウド(cloud)・ファンディング」ってのを考案した。どういう仕組かわからないけれど、雲から無尽蔵にお金が落ちてくるの。うちでのこづち!
あと「未確認飛行物体」っていうフレーズも考案した。略して「みひぶ」。
140字まるまる使ってツイートすると「オタクが早口で言ってるかんじ」が醸し出されるのはわかっているけれど、溢れるほどある言いたいことを、切り詰めて切り詰めて、でも誤解を防ぐように一つのツイートにまとめるとしたら、当然こういう文体になるじゃん?って思う。(<-めっちゃ早口で言ってそう)
東京の実家に戻ったら、お茶うけのお菓子を入れた容器に「ナボナ」があった。生きとったんかワレェ、とか思った。さっそくYouTubeで探したら、自由が丘亀屋万年堂自体がCMをアップロードしてた。
ザ・フーの「クイック・ワン」で好きな点は、ラストが「チャン・チャン」で終わるところ。コミックバンドかよっていう。
昨日の忘年会兼送別会では、頼まれてもいないのにウクレレで別れと旅立ちの歌を2曲。ユニコーンの「素晴らしい日々」とスピッツの「楓」で。良い選曲でしよ?二番まで歌ったら妨害された。フルコーラス歌わせてくれ。(<=ただ歌いたいだけ)
ラボの送別会ではあらかじめ贈り物とかは無しでお願いしていたのだけど、まったくゼロなのも残念ということで「日本一高い納豆」の詰め合わせセットというのをいただいた。たしかにこれはいいアイデア。さっそく食べてみたが、大粒で柔らかく、美味かったので幸せになった。
この話には文脈があって、いつも私の昼食はローカーボ志向で激安豆腐と納豆で済ませているので、せっかくなら吉田が自分で買いそうにないものを贈ろう、ということになったらしい。そういうわけで、いただいたときにとっさにトンチを効かせて、「ところで高級豆腐はないのですか」と切り返してみたら、ドン引きされた。
いつもどおり家族と一緒に夕食。今日は特別に奥さんが手作りでピザを焼いてくれてる。次男は腹減ったからなんか間食させろとか文句言ってる。私は引っ越しの準備とか年賀状の印刷とか。ありふれた日常風景だが、1月から単身赴任なので、こういう時間がなくなるのだとじわじわ実感してきている。
クリスマスイブの思い出といえば、大学2年生くらいだろうか、だれともなにも予定がないのだけど、なんだかイブの街の光景の中に混ざっていたくて、自転車で池袋と新宿と渋谷をハシゴして、ただただ繁華街の中を歩いた、そんな年もあった。
その前の年は、穴開きジーンズにネルシャツ重ね着してグランジロック的な(Nirvanaとか)つもりでいたら、友人に「山男?」とか言われてめちゃ恥ずかしかったことを覚えている。よってトレンディドラマw的にバンダナまいてみたいな格好は宇宙神に誓ってけっしてしていなかったことを、強調しておきたい。
自分はあの80-90年代をサイケデリックロックとシューゲと「マリファナ・ナウ」と「完全自殺マニュアル」と「危ない1号」と根本敬で乗り切ったサブカル人間なので、最近のシティポップブーム含めた80年代再評価の流れにはぜんぜん当事者意識が持てない。いや、そこまで強く否定する必要もないか。
そうして考えてみると、時代にチューンできずにサブカルを見出した私が、なぜかゼロ年代にオタク文化(ギャルゲ論壇とか)にチューンしてしまったのは不思議なのだが、ゆえに私は第2世代オタク(ガンダムとか)も第3世代オタク(エヴァとか)に乗り遅れてそのあたりへの興味がぜんぜんない(<-自分語り乙)
なんて自分語りはいいから、いまからラボ行ってもうひと仕事してくる。きっと 想像した以上に 騒がしい未来が僕を待ってる(<-パクった)
「ヌガー」って、音韻的にも、なんか「歯の詰めものが取れそう感」あるよね。
冷蔵庫の扉を開けたら、中の人が油断していたらしく、消灯している状態から点灯する瞬間に遭遇した。今度は通りがかりに後ろ手で開けてみるとか、いろんなフェイントを効かせて扉を開けてみることにしょう。
新幹線に乗っているときに満月が出ていることに気がついて写真を撮ってみたら、ちょうど駅を通過したらしく、意図せずグルスキー感(?)が出たので、記念に貼っておく。
家族と年越し蕎麦を食べながら「浜田、アウトー」みたいなやつを視聴した。
考えてみれば、例年東京の実家で年を越してきたので、岡崎で年を越すのはこれが初めてかも。そしてたぶん最後でもあるのだろう。