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■ さうして、このごろ 20120731
0706
?「ねこパンチを受ける覚悟は出来ましたか?」 私「はい」 そしてわたしは拳を堅くして、そのときが来るのを待っていた。
「俺六角形だけど」って自慢したら、「俺八角形だけど」って自慢し返されてピンチ! もう12角形を使うことも出来ない。どうするか、どうするか、剣の刃の上に乗っかって真っ二つになる前に、今言え、今言え(<-禅の公案ぽく入道感出しながら)
0713
空の星を見るのも、海水浴場で遠くの深い冷たい水に触れるのも、なんだか世界の端っこに触れるようで、なんだかあらためて恐ろしく、宙に放り出されたような感覚を抱く。常にそれに触れ続けているんだってことも分かっているはずなのだけれども。
「日の当たる坂道」空虚だ。「世界が揺らいだ」それめまいです。……身も蓋もない言葉で世界を塗りつぶして、すべてが合理的で、実務的で、最適化されている。そんな世界には一瞬だっていたくない。でもその反対がうわさ話と迷信で作り上げられた非合理で、感情的で、無駄ばかりの世界であるとしたら。
0715
僕らは太陽を直視しない。僕らが外に出て歩くときの目の動きを計測したら、視線は太陽から逃げるように動いているだろうか? それとも端的に空を見上げていないだけだろうか?
ふと空を見上げたときに偶然太陽は目に入るだろうか? なんとなく避けていないだろうか? 僕らは無意識に太陽の位置を把握て行動していないだろうか?
同じことだろうけど、ふと人混みを見渡したときに目と目が合う確率は偶然以上に高いだろうか? 偶然以上に低いだろうか?
ニール・ヤングのLotta Loveでこういう歌詞がある。"So if you look in my direction And we don't see eye to eye, My heart needs protection And so do I."
目と目が合う実験。5人くらいで全員グラス型のアイトラッカー付けてもらって、お互いに必ず誰かを見なくてはいけないいっぽうで、目があったら逸らすように指示しておく。(これをしないとずっと見つめ合ってしまう平衡状態が生まれるw) これで創発してくる状態をモデル化。すでにあるか。
じゃあ、さらに操作を入れて、まずセッション1で順番になにかを読み上げてもらってその間の視線を記録する。セッション2(ここがさっき書いたやつ)でなんかルールを入れてお互いを見続ける。そのあとのセッション3で1と同じことをして、なにが変わったか調べる。なにを言ってるんだろう俺は。
「数学は最善世界の夢を見るか?――最小作用の原理から最適化理論へ」 図書館行って借りてきた。前にも借りたけどけっきょく挫折した。今から変分法学ぶためにはサバティカルが必要(<-このネタはもうよい)なので、せめて文系的に理解しておきたい。
ネットの資料的には「最小作用の原理はどこからくるか?」がいちばん分かりよかった。だがこういうことは教科書写経してごりごり練習問題解かないと身につかない。
数物系で、教科書写経して、練習問題ごりごり解いてやっと身につくのと同じような意味で、神経科学で「練習問題」を解くことは出来るだろうか。それは計算をするとかいうことではなくて、「実際に実験をやってみる」ということになるのだろうか? (たぶん前にも同じこと書いた)
プログラミング言語を覚えるためのいちばん手っ取り早い方法は、実際にそれを使って自分の問題を解いてみる、というところらしい。それと同じような話だろうか? なんかズレたような気はしているのだけれども。
0727
ついった落ちてたね。スペイン戦の影響か。そしてわたしも落ちてた。飯食って目覚めたら1時過ぎ。どうやって今から寝ればいいんだ?
しょうがないのでコンビニまで散歩。夏の真夜中は気持ちがいい。1号館からの帰り道の蔵前橋通り、午前2時くらい、自転車を飛ばしながら、今日この日と同じような空気を感じていたような気がする。過去は未来の私を規定し、未来は過去の私の意味を確定する。
ホテルで心置きなく冷房をつけっぱなしに出来る幸せ。29度では熱いので、28度にて。
次男はラップトップが充電できてインジケーターが緑になると外してくれる。しかも私がいないときには勝手に外したりしないのでのでえらい。
空が白みかけているヤヴァイ。
帰りは歩きながら仙台駅まで向かう。文化横町は前に通ったことあるからパスして、もう一段南に行ったら、すっげー戦後のバラックみたいなところを発見して(こういうの大好き)、一定の間隔でトイレとかあったり、かなり異次元だった。帰ってから調べてみたら「日本DEEP案内」で採りあげられてた。
壱弐参横丁 http://japandeep.info/2010/05/08/214051.html
ちなみに東岡崎駅の安城方面北側線路沿いにあった古い飲み屋街は完全に撤去されてしまっている。歴史的成り立ち的にはたぶん同様のものだったのだろう。
0728
象ラーメン、象ビール、象サラダ、象寿司、象雨、象石、象亀、象像、象潰瘍、象浮腫、象解像、象汁、象雨、象地獄、象天国、象蟻。表象できるものは、認識することが可能となり、存在することが可能となった。雨が砂山の小さな谷を流れてさらに谷を削るように、表象は偶像となり、磔とされた。
"Sleep inertia"ってフレーズ、いいな! なんかシューゲイザーっぽい。 http://en.wikipedia.org/wiki/Sleep_inertia
0730
自然史博物館のお土産に次男に買ってきた「化石掘りセット」(粘土で固められたブロックの中からプラスチックのトリケラトプスを掘り出す。3ポンド) を次男がやるのにつきあう。どうやればうまく粘土を削れるか、彫刻刀の要領で教えてやる。2時間かけてやっと1/3で今日は終了。先は長い。
0731
小学生の頃、夏休みの自由研究で段ボールを切って重ねて作る立体地図を作ったことがあった(こんなやつ )。 でもってふと今思うに、MRのデータがあるんだから自分の脳で同じもの作れるじゃん、って気付いた。実物大で。作ってみたい。