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■ 人生の伏線を回収しに行こうぜ

家に帰るなり次男に向かって「ごんぶと!」とCMっぽくダミ声で呼びかけてみたが、完全にスルーされた。そんな春の夕暮れ。

ポジティブフィードバックが効き過ぎて、焼き切れてしまったり、すり切れてしまったりしないようにするための、自然が僕の心と体に埋め込んだ安全装置としての物理的界面。

「健康な成年男子ならだれしも口まねでシンセサイザーの音作ったりするよね、ビニョーーーン、みたいなかんじで」ってツイートしようとして見返したら、「健康な」も「成年」も「男子」も迂闊な名詞だと思ったので消そうと思ったが、どっちにしろすべてどうでもよいことなのだ。(<-語尾が気になる)

機嫌がよいときは、夜中に県道を車で運転しながら、舞の海がアパマンショップCMで歌うときを真似て、低く太い声で「ぼんっちあっらっれ」って歌ったりする。

「断捨離」ってどういう意味だかまったく知らないのだが、なぜだか、団塊の世代が作務衣とか着て蕎麦打ってドヤ顔みたいなイメージが湧いてくる。これは共感覚だな。

次男が、中古車屋でもらったお菓子セットの中で、クッピーラムネはいらないのでくれるという。俺もいらねえ。


amPlug Cabinetが1900円で売ってたので買ってきた。amPlug専用かと思っていたら、マルチエフェクターとかでも使えるという情報があったので、pocket PODとつなげてみたら、ちゃんと動くことを確認した。これで花見にエレキを持って行けるぞ! ってかさばるので、エレクトリックウクレレ用に使う。(<-これ貼り付けただけ)

これで格段に自由度が上がったので、家にあるセミアコに繋いでやって、長男のアコギと一緒にスピッツを弾き語りして楽しむ。とりあえず長男が今ギター教室で教わっているチェリーと空も飛べるはずあたりから。


サリンジャーの"For Esmé – with Love and Squalor"のSqualor(汚辱)をどう訳すかという問題で、英語のニュアンスなんてわかりゃしないんだけど、試しにsqualorで画像検索してみたらゴミ屋敷系の画像がたくさん出てきたので、なんか分かった気がしてきた。

小説内でEsméは13歳、弟は5歳、ちょうど我が家の長男と次男の年齢に相当することに気づく。


長女がポテトスナックがあまりおいしくないのでくれるという。俺もいらねえと思ったが、ラボに持って行ったらけっきょく一日で食いきってしまった。

The Ballad of peter Pumpkinheadを聴いていたら、サビのところでColin Mouldingが優しいかんじで下にコーラス重ねているのに気づいて、なんだか泣きたくなった。

次男の耳元で「ごんぶと!」とか「カール・フランゾーニ!」とかダミ声で囁いてやったが、完全にスルーされた。しかたないので「だめよ!デイビッド!」と裏声で女装したオッサンっぽく唱えたら、その本あるよ、と教えてくれた。知ってる。なぜなら目の前の本棚にあったのを読んだだけだから。


人生の伏線を回収しに行こうぜ(<-なんかかっこいいこと言ったつもり)


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