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■ Natureで久しぶりにsingle-unit study
「神経:眼窩前頭皮質ニューロンは経済的価値を符号化する」
"Neurons in the orbitofrontal cortex encode economic value" Camillo Padoa-Schioppa and John A. Assad
おおひさしぶりにNatureに! と思ったらなんかneuroeconomics追いかけましたよ、みたいな雰囲気。しかもぱっと見orbitofrontalからの記録だし、TREMBLAY AND SCHULTZのNature '99 ("Relative reward preference in primate orbitofrontal cortex")との違いがわからない。
読んでないけど。
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- / 投稿日: 2006年05月14日
- / カテゴリー: [神経経済学 (neuroeconomics)]
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# mmmm
お久しぶりです。時間がないので少しだけ。
# pooneilTremblay & Schultzは、基本的に空間的遅延反応課題になっていて、直接に二つのターゲットの価値を比較して行動を決定しているわけではありません。それに対してPadoa-Schioppa & Asaadのはそうなっています。さらに、彼らが見つけたOFC cellsの多くは、Tremblay & Schultzのような条件では、反応が出てこないということまで出しており、二つの研究の間には決定的な違いがあると思います。これまでOFCが意思決定に関係することが症例としては分かっていたけれども、そのsingle cellsでの証拠を初めて提出したという意味で、OFC研究における快挙だというのが私の印象です。惜しむらくは、報酬が実際に出たあとの応答の例しか出していないところだと思います。
コメントありがとうございます。
アブストだけ読んで反応したしょうもないエントリだったのですが(どうも最近サボリ気味なので)、mmmmさんがきっちり特色を書いてくださったので、わたしもちゃんと読んでみようと思います。