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■ Daeyeol Leeからsubjective valueへ
ryasudaさんのNature NeuroscienceがAOPに載った、というのを聞きつけて見に行ったついでで、Daeyeol Leeの論文がAOPに掲載されているのを発見。
"Activity in prefrontal cortex during dynamic selection of action sequences"
んで、まだ読んでないんだけれど、abstの最後の"subjective knowledge of the correct action sequence"を見て、言いたいことを思い出したので一つ。
なんつうか、時間的にlocalなところのreward historyしか使えない状況とか、、もしくはゲーム理論的なシチュエーションでプレーヤー自身が限られた知識(相手側がどう行動するかはうかがい知れない、とか)しか持っていない状況とか、そういうものに対して"subjective"という言葉を使うことがあります。
以前わたしがDorris and Glimcherで問題にしたのは、subjective valueと言っているわりにはexpected utilityではなくてexpected valueを使っているという点でした。しかし、上記の視点が限定されている、という意味でsubjectiveを使ってしまえば、実験者が設定したreward(trial block中で一定な、いわゆるglobalな値)から計算されるvalueではなくて、短い限られたtrialでのreward historyから被験者が推定したrewardから計算されるvalueをsubjective rewardと言ってしまうことも可能です。言い抜けだと思いますけど。
んで、Sugrue and NewsomeのNature Review Neuroscienceでのlocalかglobalか、という議論のところではたしかそういう表現をしていたところがあったような。ということが頭に引っかかっていたんだけれど、思い出したのでメモ。
う、タイトルというかカテゴリ名が長い。このへんまで来ると、カテゴリ名よりはタグ的に扱ったほうが良いんだろうなあ。
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- / 投稿日: 2006年01月24日
- / カテゴリー: [価値による行動選択 (expected value)] [神経経済学 (neuroeconomics)]
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