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■ ソングライン
元気です。が、時間がない。Static motion illusionのJNS出てましたね。
ずっと聞きたいと思っていた山本精一の羅針盤による「ソングライン」を発見。聞きまくり。すばらしいです。
ジャニスに通ってboredomsや花電車など聞いていた私としてはずっと気になる存在だったし、カンタベリーファンでもあるこちらの方のfavorite musicにも入っているのでいつか見つけたら、と思っていました。
最初に聞いたときは子供もいたので小さい音でならしてたんだけどそうするとほんとにフォーキーというか地味なのだけれど、でかい音でならすとギターの揺れ具合(近いものを探すならGalaxy 500やYo la tengo)とかいつの間にか混じり込んでいるスペーシーなシンセとかが気持ちよいので、木訥としたかんじの歌のメロディーラインも引き立ってくる、という具合。すばらしい。無理なたとえをするならばLou BarlowにとってのFolk implosionもしくはSentridohが山本精一にとっての羅針盤、というところなのでしょうか。これは前作も新作も聞かなくては。Rovoや思い出波止場も聞きたくなってきました。さいきんmarquee方面ご無沙汰なんですけどね。
といいつつSoft machineの「Fourth」買いました。サイケ-カンタベリー好きの私としては聞けるのは「Third」までだろうなあと思って前には遡りつつも新しい方は聞いてなかったのですが、うーむ、やっぱり私は「volume two」がいちばんかな。もう少し聞き込んでみようとは思いますが。そういえばBBCバージョンの"moon in june"では前半部分をどうやって演奏しているか確認したくて(*)うちにあったはずの「The Peel sessions」を探したら見つからない。誰かに貸したっけ?(<-壁に向かってしゃべるのに耐えつつ。)
こないだの出張でひさびさにお目にかかったテクノコレクターの助教授から聞かせてもらったCanの「Future days」、こちらはよかったです。CanというとTago magoやEge Bamyasiとかのフリーキーなダモ鈴木とハンマービートというイメージだったのだけれど、けっこう違いますね。ちょっとほかにはない音の体験ができます。
(*)スタジオ版では前半部分はRobert Wyattが一人で多重録音していて、歌が終わった直後からはじめてバンドが入ってくる。Robert Wyattのインタビュー読んでスタジオ版聞き直してみたら明白でした。Mike RatridgeとHugh Hopperが露骨なまでに歌のバッキングを拒否した様子がありあり。じゃあ、ライブ版のBBCバージョンではどうやっていたのだろう、と思ったのです。