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■ Nature '03
"Attractor dynamics of network UP states in the neocortex."
RAFAEL YUSTE @ Columbia University。
をそのうち紹介しようと思っていたらYuste研に留学中のガヤの論文がScienceのarticleにacceptされたそうだ(「ガヤの日記」の2/19参照)。おめでとう! そのうち読んでここで紹介するつもり。でも数理的にかなりいろいろやってるようなのではたして私に理解できるかどうか。
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- / 投稿日: 2004年02月20日
- / カテゴリー: [セルアセンブリ (cell assembly)]
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# ガヤ
サンクスです。あ、この論文では数理的なことは簡単なものばかりですよ。私のモンテカルロにクレームが付いたのでごまかすのに苦労しましたが。。。
# pooneil消しといたよ。
# ガヤどうもです。これからEメしますのでお待ちを。
# pooneilお待ちしております。そのあいだについでに書いたものを以下に。
# pooneilところで2/18にコメントすると、spontaを調べてわかるのは「情報」ではなくて「構造」ではないだろうか? もちろんspontaの中には情報がcontextや記憶として織り込まれているわけではあるのだけれど、それは外部から入力を入れたり出力としての行動を見なければ情報としては取り出せない。だからspontaで見られるパターンはそのような情報をコードするのを支える構造と言ったほうがよいのではないだろうか。System identificationのアナロジーから考えることにすると、[input-output関係によって認知のblackboxがどういう情報処理をしているかを推定すること]と[black boxの状態推移のルール(これは情報だろうか?)を明らかにしようとすること]との違いなのではないだろうか。この話は前にしたencodingとdecodingの話でもあるし、簡単にかつ大げさに言えば認知主義の問題とも言えるのかもしれない。もちろん、両方が必要であることは言うまでもなく。