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■ JNPつづき
"Comparison of Memory- and Visually Guided Saccades Using Event-Related fMRI."
で、もう少し読んでみた。ブロックデザインでmemory-guidedとvisually guidedをやらせてそのコントラストを見ると、いろんなところでmemoey-guidedでのほうがactivationが高い。これはmemory-guidedでのcue、delay、saccadeの成分を全部足し合わせているからなので、続いてevent-relatedにしてcue、delay、saccadeのそれぞれの成分ごとにmemory-guidedとvisually guidedの比較をしている。このため、visually-guidedのタスクではmemory-guidedのcueの代わりにsaccade targetとは無関係な刺激(distractor)を出して二つのタスクでの条件の違いをなるたけ少なくしようとしている*1。しかしそれでもsaccadeをするときにtargetがあるかないかの違いは当然残る。この意味ではたいして工夫のない実験デザインであると言える。
*1:これが昨日書いた謎な、刺激への応答のコントラストだった。
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- / 投稿日: 2004年02月06日
- / カテゴリー: [上丘、FEFと眼球運動]
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