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■ 面白い絵本特集
毎晩子供が寝る前に絵本を読んでやっているんだけれど、これは大人が読んでも面白いというものがある。ちょっといくつか挙げてみる。ネタばれあり。
- 「どろんこあそび」 川上 越子 架空社 図書館から借りてきたんだけれど、今まで私が読んだ中で最高です。野菜たちがどろんこ遊びをする、というものなのだけれど、絵がよい。泥まみれぶりが良くて、ページの中にはほとんど灰色なページもあったりして、泥まみれの気持ち良さが伝わってくる。しかもその豪快さは笑える。圧巻は後半。野菜たちが雨に打たれて泥が落ちていくんだけれどそのときの野菜たちがまたいい顔をしていて、これかアルバムのジャケットにできるすがすがしさ。というわけで愛する妻もこの本を購入しようとしているのだけれど手に入らない。
- 「なかよしのりもの大ぼうけん」 ジャックデュノワ ほるぷ出版 子供が好きで繰り返し読まされた。いいかんじ。飛行機と船と機関車の三人が一緒に出会って遊ぶ。で、三人は怪我をして入院してしまうのだけれど、看護婦さんが置いてくれたのはこわれたテレビ。テレビと三人は一緒に抜け出してこわれた機械の国で遊ぶのだけれど、この『こわれた機械の国』ってのは泣けます。こちらは手に入って今晩読まされました。
- 「かわいそうなぞう」 土家 由岐雄 金の星社 超有名。ないたあかおにでは泣けなかったけれど、こっちでは今でも泣けた。