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■ クオリアについての「心の哲学」(0)

Author: M. Yoshida and T. Murakami

クオリアについて心の哲学(Philosophy of Mind)ではどのようなことが考えられてきているかを主にStanford Encyclopedia of PhilosophyのQualiaの項目を元にして考えていきます。
Stanford Encyclopedia of Philosophy---Qualia 0節(Tye, 1997)より:

Section 0: クオリアとは何か

紙やすりの感触、スカンクの屁の臭いはそれぞれ「非常にはっきりと違った主観的な性質を持った心的状態」を主体に引き起こす。哲学者はそのような「心的生活のうち、内観的にアクセスできる現象的な面」のことを差すのにクオリア(単数形でquale)という言葉をしばしば使う。
以下、Tye, 1997の各sectionの要約を元にコメントなどを加えてあります。コメントはQualia-MLでのやり取りを元に再構成しました。コメントの番号はMLでのpostingの番号です。なお、作者は二人とも哲学のトレーニングを積んだ者ではありませんので、理解不十分なところなど多々あるかと思いますので、コメントなど歓迎します。

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