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■ SFN2006 at Atlantaのまとめ

忘れぬうちに今年のSFNについてのメモを。

  • 行き帰り。昨年はデトロイトの空港の入国審査とかひどいめに会ったうえに乗り継ぎですごい待たされてへとへとだったので、今年はアトランタ直行便を選択。これは正解だったように思います。入国審査も人の流れをちゃんと組織してスムースに流れてました。でもアトランタ直行だと飛行機に乗る時間が長くてつらい。行きが11時間で帰りが14時間。しかも帰りは霧で出発が2時間遅れた。こんど行くときはシアトルあたりで一泊するってのも手かもしれない。
  • 会場。なんか人少なかったというか、知り合いの参加者が少なかったような。じっさい全体の参加者も少なかったようです。もう巨大化する方向は止めた方がよいと思いますよほんとに。滞在期間が短かったこともあって、あまり発表は見れませんでしたが、彦坂研の二連ポスターは人が集まってました。Habenula (MD核のdorsal側にある視床の小さな核)がSNc dopamineニューロンのちょうど反対向きの活動をする、というもの。理研の松元さんの仕事の延長上にあるmedial prefrontal cortexの仕事も二連ポスターになってて、人が集まってました。
  • 発表。非常に不本意でしたが、仕方ない。論文が出ればもっと人は来るだろうけれど、論文出す前に想定レビューワーに見せておくという効果を求めているわけで、このへんはうまく回り出さないといつまでも状況は変わらない。(ちょっと、正直に書きすぎた!) それでも、在米の皆さまに会えて、多くの人がポスターに来てくれたのは大感謝で、おかげでひとり惨めにポスターの前に佇んでいる、ということにならずに済みました。
  • 街。治安が悪いと聞いていたけれど、正味滞在2日で、あまり歩き回らなかったのでわかりませんでした。今回も地下鉄(MARTA)を活用。ホテルが埋まってしまってしかたなくBuckheadの高いホテルから通う。SFNのサイトのホテルのリストに後から追加された、空港の近くのホテルは安いけどシャトルバスがないから敬遠していたのだけれど、じつはMARTAを使えばBuckheadから通うのとあまり変わりませんでした。
  • 街その2。働いている人はみな黒人でした。ここが南部だということを痛感。朝はマックとかでジャンクフード。Buckheadにしろ、downtownにしろ、都会すぎてスーパーとかがないので不便。これはWashington DCと同じかんじ。けっきょく、CNNもコカコーラも水族館も行かずに、ホテルの近くのショッピングモールでおみやげを買って終了。

もうちょっと小さい学会で顔を売ることを目指していかないといかんなと思ってます。そういうわけで、現在はNCMVSSASSCを目指しているところ。いや、VSSはとてもデカいみたいですけどね。


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