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■ ゴスロリ

シンポジウムで東京へ行った際に、実家へ帰った。1/2の日記でも書いたが、私の実家はニット製作業を営んでいる。消費が下がっている一方でユニクロのように中国への生産拠点の移動などもあって、わが実家のようなテクはあるが工賃が高いところは苦戦していた。そこで実家の父親は、単価が充分高くても買ってくれる人がいてしかも海外での生産が出来るほど大きくない取引先を探していた。父親が以前見いだしたのはコスプレ用の衣装だった。なるほどこれはうまいことを考えたものだと思う。それぞれのショップは小さいものばかりで、商品はかなりオーダーメイドに近いところもあり、少ない資料から型紙を起こしてリアルに作り上げる技術は取引先に重宝された。我が実家はメイド服やらいろんなキャラの服で埋まった、というのが正月に実家に帰ったときまでの経緯だ。
んでもって今回実家に帰ってみると父親はまたも新しいニッチを発見していた。ゴスロリだ。父親は日暮里でそういう情報をキャッチして成長中のブランド(大企業系でないもの)とコンタクトを取り、取引をはじめた。というわけでわが実家は黒と白のなんかゴテゴテ付いている服で埋め尽くされるようになった。ゴスロリ系の服の製作もかなりテクが必要となるので我が実家のようなところにとってアドバンテージがある。ゴスロリ特集の雑誌を買ってきて、ブランドに電話をかけて社長と話をつけてきたらしい。すばらしい。
んでもって今回の出張で後輩たちと飲みにいってさっそくその話をしたのだが、次はなにだろうかと聞いてみたところ、次は「着ぐるみ」が来る、というのだ。絶対冗談だと思って流したのだが、なんかネット見てると局所でそういう記述を見かけるんです。本当なんでしょうか?

ほんとであったとしても、あんまり新しすぎるものはリスクも高いだろう。コスプレだってゴスロリだって少なくとも五年以上は続いている。というわけでアイデア募集してます。


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