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■ Logic Proでピッチ調整使ってみた
趣味でDAWソフト使って声を重ねてハモリ作ったりとかしてる。たとえばこんなかんじ:
でも素人のやることなので、どうしても音程(ピッチ)のブレが出る。ちゃんと練習してから録音するべきなのだけど、たいがいたまの休みにちょっとDAWいじってたら休みが終了、みたいなことが多いのでいつまでたっても上手にならない。
そういうわけでピッチ調整ソフトを使ってみたいと思ってた。いちばん有名なやつでMelodyneというのがあるのだけど、これが5万円くらいするので、お金かけてまでやろうというつもりもなかった。
でもsleepfreaksの動画を観ていたら、私が持っているDAW (Logic Pro X)がピッチ調整機能(Flex Pitch)を持っていることを知った。ちょっと!聞いてないよ!
さっそく試してみよう。アメリカの「名前のない馬」のサビの部分をアカペラで歌ってみた。まず3声をそれぞれ2回録音した(所要時間30分)。そのあとpanをhighを左チャンネル寄り、middleを中心、lowを右チャンネル寄りに調整して、マスタリング用のコンプを掛けてある。
こちらが調整後。
それに対してこちらが調整前。
とくにlowの音程がヘッタクソだったのだけど、歌ってるときは本人はそれなりに歌えてるつもりだった。こうして比較してみると調整前は音が濁ってるのがよく分かる。それに対して調整後はだいぶ聴けるようになった。
ピッチ調整機能を使ってみて、その威力がよくわかった。でもピッチ調整のメリットはそれだけではなかった。繰り返し同じ声を聴きながらピッチを調整してゆくことで、どのくらいピッチが揃っているか、耳を鍛えるトレーニングにもなっている。つまり、(合唱コンクールの指揮者みたいに)自分にダメ出しができるようになってきた。もう一度歌い直したら、たぶんもっとうまく歌えるんではないかと思った。
なお、「歌ってみた」的なものをアップロードするのは初めてなので、著作権についても確認しておいた。JASRACのページの「動画投稿(共有)サービスでの音楽利用」によれば、youtubeなら外国曲の演奏を個人がアップロードするときは、配信および埋め込みでの利用が可能になってる。あと、J-WIDで調べると、「名前のない馬」はJASRAC管理作品(作品コード 0H0-2785-4)で配信可能になっている。なるほどこれがUGCというものか(<-15年遅れてる)