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■ 色の立方体のペイパークラフト作った
このあいだ娘と話をしていたら、「色ってじつは赤は赤でもちょっとずつ違っていたりして、無限にあるよね」なんてことを言い出した。無限という概念に目が向いたことに軽く感動しつつ、そうだね、じつは色ってのは色鉛筆の数だけあるんじゃなくって、赤と緑と青の組み合わせでたくさんあるんだよって説明をして、photoshopだかペイントだかの色選択の部分を見せたりしてみた。でもそれだと2次元までなんで、3次元だってのを説明するのがなかなか難しいんですよね。
これはちょうどいい機会だなと思ったので、赤緑青の三原色が混ざりながら変化する様子がわかるようなペイパークラフトを作ってみました。
娘が完成した立方体を見て、うわぁとか言ってる。
そうしたら長男も寄ってきて、パパが色が三次元だって言ってたことの意味がわかったよ、なんて言ってたんで、頂点をなぞりながら、赤と緑を足すと黄色になるのがわかるでしょ、みたいに説明した。
でもってよそ見してたら、次男がぼくも触りたいとか言ってやってきて、むんずとつかんで、くちゃっと潰してしまいました。ああ、寿命は5分でした。まあしょうがない。次男はちょうどいま「くまたくん」の年頃なんです。
そんな寒い寒い冬の日のこと。
技術的詳細。練習がてらR言語を使ってみました。Rのコードはこちらから:ファイルをダウンロード。(名前がdiceになっているのは、目を書き込んでやってサイコロとして使えるようにするつもりでいたからなのだけど、時間切れ。)
Rは統計検定のためにちょこちょこいじったことはあるけど、image processingをしたことはありませんでした。Matlabでいうところのimshow()をRでやるためにはどうやらlibraryを読みこまなくてはいけないみたいなので、いくつか探してCPANからbiOpsモジュールというのをインストールしました。
Matlabとくらべてクソ遅い。まあ私も使い方よくわかってないんで、ホントはもっと最適化できるんでしょうけどね。
この調子でDKL空間も作ってやるといいかも。直方体をゆがませたものになります。でもって、Lum=0とかL-M=0とかの平面を示す線を引いてやる。ただ、モニタの色と印刷した色で違うので、そんなに追求してもしょうがないのだけれど。
あと、いま思ったけど、単なる直方体じゃなくって、斜めにカットを入れて分割して、断面の色とかを見せるようにするとなおいいかもしんない。いまのだと彩度の高いところしか見えないし。
ということで、今日のエントリでは、家庭シリーズと科学シリーズとを合体させてみた。