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■ 生理研研究会2008のサイトをオープンしました
生理研研究会 「認知神経科学の先端」ですが、昨年は京大の小川正さんとともに「注意と意志決定の脳内メカニズム」と銘打って2007年10月11-12日に開催されました。第一回にもかかわらず多くの方にお集まりいただきまして感謝しております。そのときの当ブログでの予習とかレポートとかのスレッドがこちら:[カテゴリー別保管庫] 生理研研究会「注意と意志決定の脳内メカニズム」
さて、今年も研究会をやります。今年は玉川大学の松元健二さんとともに「動機づけと社会性の脳内メカニズム」というタイトルで行います。日程は2008年9月11-12日。研究会のサイトをオープンしました。こちら:生理研研究会 「認知神経科学の先端 動機づけと社会性の脳内メカニズム」
講演者の方も確定しました。今年は6人の方にお願いしています。敬称略にて:
- 南本 敬史 (独立行政法人 放射線医学総合研究所 分子イメージング研究センター)
- 出馬 圭世 (生理学研究所 心理生理学研究部門)
- 村山 航 (東京工業大学 大学院社会理工学研究科 人間行動システム専攻)
- 細川 貴之 (東京都神経科学総合研究所 心理学研究部門)
- 守口 善也 (国立精神・神経センター 心身医学研究部)
- 遠藤 利彦 (東京大学 教育学部 教育心理学コース)
大まかに分けると「動機づけ」パートが南本さん、出馬さん、村山さんで、「社会性」パートが細川さん、守口さん、遠藤さんです。それぞれのパートに動物実験、ヒトでの実験、教育心理の方に入っていただきました。動機付け、社会性、ともにどうやって実験の形に持ち込めばいいか、ということがなによりも難しいところだと思います。そこで、実験を通してアプローチしている先生方に加えて、社会心理の先生方にトークをしていただくことで動機付け、社会性という概念の広さを踏まえた議論ができるようにと配慮しました。
指定討論者の先生方もまたあらためてお願いしますので、依頼された方はぜひ引き受けてガンガン質問、議論してください。今回も途中質問有りにしておきたいと思いますが、総合討論の場を作ってもっとgeneralな議論ができたらいいんではないかと考えています。でも、いわゆる学会のパネルディスカッションみたいにすると盛り上がらない。たんに補足質問タイムになってしまう。だから、なんか煽り気味のネタを用意したり、あらかじめ募集しておいたりしたらどうかと考えています。たとえば、「動機づけって概念はほんとうに必要か? すべては報酬による意思決定ではないのか」とか。ふつうだったら紛糾して時間切れになるようなネタを30分かけて議論できたらいいんではないかと思います。このへんの形式についてはまた計画ができたら発表したいと思います。
それでは、みなさまぜひお越しください。
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- / 投稿日: 2008年06月09日
- / カテゴリー: [生理研研究会2008「動機づけと社会性の脳内メカニズム」]
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