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■ サラソタ出張つづき

過去日記つづき。
5月16日
今回の出張はHFSPのグループミーティングも兼ねていて、VSS終了後はコンドミニアムにカンヅメで共同研究者と議論。んで、英語。研究の話はまだ良いのですが、一息ついて雑談とかするともうぜんぜんわからない。帰ったら勉強しなくちゃとか思っているともう40歳に近づいてきていたりする。さいきん人の名前が出てこないんですよね、とかちょっともう壊れてきているんでないかと思ったり。
5月18日
無事全日程終了。冷蔵庫に余りまくってるビールを片付けます(胃に)。サラソタはフロリダ半島の西側に位置していて、海に夕日が沈みます。いまはだいたい20時くらいに。ビール片手にビーチに出て、iRiverに入れた音楽を大音量でかけて、夕日が沈むのを見届けることにしました。一曲目はトッド・ラングレンの「魔法使いは真実のスター」から"I Don't Want To Tie You Down"。エレピでの弾き語り形式なんだけど、どこかスペーシーで、夕日によく合う。だんだん日が沈んでくる。お次はザ・ビーチ・ボーイズ の「サーフズ・アップ 」(というかベスト盤から)から"Surf's up"(「波が来た」)。もの悲しい弾き語りから祝福するようなコーラスへ。やはり最高。まだ日は沈んでいない。最後の瞬間を迎えるのにブライアン・ウィルソンの「スマイル」からもう一度"Surf's up"を選択。こちらはスマイルを作ったブライアン・ウィルソンを40年後のバンドメンバーが祝福する、というかんじのすてきな出来。これで日が沈みきって、空は暗くなってくる。人が減って、波の音が目立ってきて、カモメの声が目立ってくる。そこでベタだけどライドの「ノーホェア」から"Seagull"。ギターのフィードバックが鳴り響いて曲が終わると、寂寞とした海に変わっていた、というわけで満足して(DJきどり)、今回の出張でやるべきことがすべて終了となりました。


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