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■ Alva Noë講演行ってきました
おもしろかったです。内容には立ち寄らずに手短かにレポート。時系列的に整理されてないけど。
Alva Noëはサイトの写真よりはもっと老けた感じ。人の質問を受けるときにものすごい険しい顔をするのですが、答えるときには笑顔を絶やさない。険しい顔は真剣に人の話を聞いているからだということがわかって安心しました。真摯に質問に答えていたと思います。
セミナーの様子がわからなかったんで、その場での質問は止めておきました。あとで考えれば、その場で質問しといても外していなかったようですが。Arational Agentさんの力添えでセミナー後にAlva Noëとサシで質問させていただける時間を作っていただいて、10分くらい歩きながらいろいろ質問したり、わたしの仕事をすこし説明したりさせていただきました。だいたいこちらの目的は果たせたのではないかと。あとは、めざせ来年のASSCということで。
セミナーでは信原幸弘先生が質問してましたが、sensorimotor contingencyの概念をかなりよく了解している様子でした。(わたしは『心の現代哲学』(勁草書房)は読んだことがあるのですが、Churchland以降の、connectionistを導入して認知主義の命題的取り扱いを乗り越えて表象主義に至る、という道筋にいる方と理解していたので、この種のembodiment的なviewについてどう考えているのかに興味があります。岩波の「思想」に出た「クオリアとアフォーダンス」読んでないのだけれど、たぶん関係するはず。) 休み時間にArational Agentさんに信原先生を紹介していただきました。このサイトのことをご存じだったようです。
050211でコメントしてくださったiiさんにも遭遇(今回が二度目)。セミナー後にNoëの発表について、あれって実験結果の理解としてどうなのよ、みたいな話をしたり。
Arational Agentさんとは今回初めてお会いしました。お茶か食事でもしながらお話ししましょう、ということで、渋谷原宿あたり歩きながら終電までけっきょく延々7時間語りまくり。楽しかったです。
Arational Agentさんは疑問点に頭が到達するといきなりその場で考え込みはじめたりして、まさに哲学者、というかんじでした。わたしの実験に関してもよく話を聞いてくださって、いいヒントをもらいました。感謝しております。もう少し考えてみます。
セミナーの内容などについてはまた後日。
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- / 投稿日: 2006年06月05日
- / カテゴリー: [Alva Noeの知覚理論]
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# Arational Agent
ご研究に関わる興味深いお話をたくさんお聞かせくださって、私も楽しかったですし、啓蒙されました。どうもありがとうございました。残りのNoeセミナーの内容や様子については、後日ご報告申し上げますので、期待して待っていてください。