« iRiverとわたし | 最新のページに戻る | 15日の夜 »

■ 15日の昼

ryasudaさんにポスター会場で会って、takashiさんのポスターがあることを知ったのでそこで話し込んでたら、一緒にお昼を食べよう、ということになりました。ryasudaさんと話すのは今回がはじめてでしたが、ryasudaさんはいい感じに力の抜けた味わいのある方でした。
Ryasudaさんとantaresさんとの立ち話で、rodentでの実験ではなにをやるのが適切だろう、という話になったので、visualよりはolfactoryだろう、という話になって、そういえばEichenbaumのrecognition memory taskを使ったepisodic-like memoryの話とかもolfactoryを使ったものだったですね、とかそういう話をしました。あと、water mazeなりplace cellなりの話がおそらくはvisual inputを元にしているにもかかわらず、visual cortexからの入力で海馬の応答が形成される、という形になっていないことにnhpでの研究者としての違和感を表明したり。しかしながら一方で、rodentのV1の応答を記録してニューロンを分類しているBulkhalter(綴り自信なし)のような人もいるが、それはかなり道としては遠そうだなあとか。
takashiさんも相変わらず。今後どうやっていくつもりですか、という問いにその場ではきっちり答えることが出来なかったけれど、わたしはニューロンおよび局所回路のレベルに主に注目して、consciousnessの「現象」的側面から離れないようなかたちで明らかにしていく、というスタンスでそのつど出来るベストのことをやっていきたい、というかんじで考えてます。いや、こんなんでは足が地に着いてない感じがしてダサいのだけれど。


お勧めエントリ


月別過去ログ