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■ 蒲郡ファンタジー館
週末に蒲郡ファンタジー館に行ってきました。貝殻を使って作ったものがいろいろあるという情報と、「ファンタジー館」という名前とから正直しょぼいものだろう、と予想して敬遠しておりました。実際、近くにある竹島水族館は小さくてあっという間に周りおわってしまうものですし(その割には我が子たちは喜ぶんだよね、そういうの)。
雨が降っててほかに行くところがない、ということで期待せずに行ってみたら、なんか古ぼけた建物が見えてきたんで、こりゃもうさっさと周って出るしかない、と思ったんですが、意外や意外、楽しめてしまいました。
入り口からしてけっこう迫力。中に入ると膨大な量の貝殻をびっしり敷き詰めて作られた龍とか女体像とか竜宮城とか通路を作るいろんな装飾とか(海底を模している)に圧倒されます。こんなに徹底的にやっているとは予想しなかったんでおどろき。最初のうちはこんなものまで貝で作っている、と夫婦でバカ受けですが、そのうちにたんなるファンシーな趣味でできたものでないことに気付き、そのうちにそれにかけられた労力のでかさに思い至ってほとんど感動してきます。そんなに大きいところではないと思うんだけれど、周るのに30分くらいはかかったでしょうか、いやそれ以上あってもおなかいっぱいだけど。菊人形の館とかに近いものはありますが、大小いろんな種類の貝を使うことでかなり緻密なことができるわけです。砂絵とかに近いとも言えるでしょうか。
愛する妻は、日本国内いろいろ旅してきたけれどこんな建物はほかにないのでもっと広く知ってもらうべきでないかと主張していました。とはいえ、あんまり期待しないで行くんだからよいものであるんだと思うんですがね。
こちらにサイトあり。三河えびせんべいの館併設(というかこちらが母体か)。近場の方で敬遠していた人は話のタネに行く価値ありますよ。