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■ JNS 8/18

"Adaptive Temporal Integration of Motion in Direction-Selective Neurons in Macaque Visual Cortex." Wyeth Bair and J. Anthony Movshon @ NYU。Movshonは有名だからいいとして、 Wyeth Bairの方について:"spikes"の著者らはハエのH1ニューロンが速くノイジーな動き刺激に対してニューロンのスパイク一発一発が正確に高い情報量を持って反応することを示しました。Wyeth BairはKochの元で(Newsomeのところのデータを解析して)哺乳類のMTでも同じことが成り立つことをはじめて示した人です("Temporal precision of spike trains in extrastriate cortex of the behaving macaque monkey."*1。その後はMovshonのところで自分の手でV1からデータを取って論文を書いているようです。
今回の論文では、V1とMTから記録して、今まで使われてきたようなランダムなdirectionの刺激を使ってspike triggered averagingをしてやって、刺激のいろんなパラメータに関する時間的特性を見てやった、というもののようです。んで、いろいろやって、いろいろとnon-linearityがあるということらしいです、そのくらいしか読めてませんがとにかく。

*1:なお、この系列の仕事はNeuron '98 "Efficient discrimination of temporal patterns by motion-sensitive neurons in primate visual cortex."としてBuracas GT and Albright TDによって結実します。


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