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■ Faculty of 1000

Faculty of 1000すげ―気になる。でもうちのinstituteはsubscribeしていない。個人で一週間のtrialが可能なのだけれど、ちょっといまはタイミングが悪いのでまだ試してません。
すでにestablishされた人たち(Neuroscienceのfaculty membersはこちら)を数多く集めて、journalによらずによい論文を評価、発掘していくという趣旨は、(エラそーな言い方だが)言ってみれば私がこのサイトでやろうとしていることをものすごく強力にしたようなものであるわけだし。こうやって自力で論文をチェックしていると、どうしても採り上げる雑誌が有力雑誌に片寄ってしまう(EBR、EJN、neuroreport、neuroscience lettersまでチェックが行き届かない)という問題意識もあります(もちろん、私の仕事に直結する論文はどんなjournalに載っていようと洩らさず読むわけですが)。そういう意味で"Hidden Jewels"ってかなりすばらしいことだと思います。雑誌単位でのIFから論文ごとのF1000 factorへ、という流れができたとしたらその方が健全だと思いますし。
とりあえず誰がどんな論文を評価しているかだけでも読んでいると面白い。GoodaleがMilnerの論文を評価するってそれはないんじゃないの、とか。どうせEarl Millerは師匠のDesimoneの論文とか入れてるんでしょ、とか思ってEarl MillerのEvaluationsを見てみたら…いい奴じゃん<-都合良すぎ。
Subscribeできるようになったら、faculty memberのコメントにさらに突っ込みを入れる、なんてのもいいかも。
PubMedからもリンクされるようになったので、かなーり必須なサイトだと思うんだけれど、そういうわけでまだこれ以上コメントできません。


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