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■ Science 6/18

"Matching Behavior and the Representation of Value in the Parietal Cortex." William T. Newsome @ Stanford University School of Medicine。 ("Matchmaking."にPeter Dayanによる解説あり。)
6/17に「Newsome苦戦しているな」と書いた矢先でいきなり登場です。
Decision makingをmaching theoryを使って説明して、さらにそれのneural correlateを見つけた、という論文です。関連すると思われる論文に

があります。このあいだ行った玉川大のシンポジウムにDaeyeol Leeが来てましたが、かなりデキる感を漂わせてました。むちゃくちゃ早口だったけど。でもって、Nature Nueorscience '04は左右どちらが当たりかのあてっこゲームで動物の選択戦術に合わせてコンピューターが戦術を変えたときのprefrontal cortexのニューロンの活動を記録した、というものでした。そうするとニューロンは前のtrialで左右のどっちを選んだかとか、前回報酬が与えられたか、といったと情報をもっているいうことがわかったというものです。これがまたreinforcement learningの式を持ってきてそのvalue functionがtrialごとに変化していくのと対応付ける、ということになってなんか数式がガンガン出てきてなかなか読むのがたいへんでした。
今回のNewsome論文もなかなか手ごわそうですが、journal clubで採り上げようかと思うので、これ読んでみることにします。
まず、Peter Dayanによる解説を読むと、なにげにボロボロです。
今日はここまで。


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