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■ 飛行機で読む本の候補200811

いよいよSFNですね。しかし今年はわたしは不参加です。ネタはあったんですが(JNS論文のdiffusion modelの部分とか、NCM2007で出したV1 lesionでのexpress saccadeとニューロン活動とか)、今年はちょっとあちこち行きすぎたので、実験に専念ということで。
……のはずだったのですが、HFSPミーティングでカナダのDoug Munozのところに行くついでにニューヨークのHakwan Lauのところに行って、コロンビア大学の心理学部のセミナーでトークをすることに。関係する方を訪ねたかったのですが、あいにくSFNの会期中なのでそれもかなわず。またの機会に!
んで、帰りのトロントから成田までの飛行時間が17時間ですよ。給油時間込みとはいえ。
仕方ないので読む本を探しました。さいきんはラノベばっかり読んでましたが、さっさと読み終わってしまって時間が保たないので、なんか長編を探してみる。
「鉄鼠の檻」 (文庫版) 京極 夏彦はいつも候補に入ってるんだけど後回しになりそう。
「ビューティフル・マインド」 シルヴィア ナサーも積んだままだったので読もうかと思ってアマゾンの批評を見たら(見ちゃうし!)、訳がひどいと書いてあったのでがぜん萎える。
「オウエンのために祈りを」 ジョン アーヴィング。アーヴィングは大学の頃に「ガープの世界」「熊を放つ」を読んだ以来で当分遠ざかっていたのだけれど、最後が一挙に来るみたいでスゲーよさそうだし、新潮文庫に入ってたので買いました。
「燃えよ剣」 司馬 遼太郎。自分はシバリョーとか、っていうか歴史物をまったく読んだことがないので、死ぬ前にここらでチャレンジ。楽しめるかどうかではいちばん間違いないはず。ちなみに岡崎には近藤勇の首塚があって(法蔵寺)、縁のある土地なのですが、まだ行ったことありません。
PRML訳本読むってのも急務なのだけれど、飛行機では無理だな。あー、ベイジアン、ベイジアン。
「全米NO1「こころの主治医」が教える なりたいカラダになれる7つのプログラム」 フィリップ・マグロー さすがにそろそろダイエットしないとまずいので。経験上(ダイエット成功歴2回! でも失敗歴も2回)、いかにしてわたしが「ダイエットモード」と呼んでいるマインドセットに入るかがダイエットには重要なのですよ。そこに入れば痩せるのはつらくない。逆に言えば、ダイエットがつらいような状態のときは成功しないんです。このあたりの体験談は昔書きました:20000816。ということでこの本が良さそうなので、図書館から借りてきました。次回のダイエットのテーマは「健康に痩せる」でいきたい。
というわけで「 オウエンのために祈りを」「燃えよ剣」をかばんに入れてくことにしました。


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