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■ Cortex 2005 4月号

"The hidden structure of neuropsychology: text mining of the journal Cortex: 1991--2001"
via Mochi's-Multitasking-Blog
via 認知科学徒留学日誌
追記:Mochi's-Multitasking-Blogでの、「神経心理学はイタリアで盛ん」というのがおもしろい。神経生理学でイタリアというとミラーニューロンのRizzolattiのグループとかしか浮かばないし。偶然だけど、今週のScienceに載っている論文 "Shared Cortical Anatomy for Motor Awareness and Motor Control"、運動系の失行と病態失認に関するものですが、これもイタリアのグループでした。そういえばoptic ataxiaのVighettoとRossettiなんていかにもイタリア名だな、と思って調べたら所属はフランスのINSERMでした……気を取り直しつつ、あと、GoodaleとかTulvingとかのイメージからカナダも盛んそうに思うけど、これはドナルド・ヘブとかに連なる心理学の伝統、といった方がよいのかもしれません。
ご隠居のコメントを受けてさらに追記:Science論文のラストオーサー、Paulesuによるworking memoryの最初のPET studyはNature '93 "The neural correlates of the verbal component of working memory" E. Paulesu, C. D. Frith and R. S. J. Frackowiak です。Brain '95の共感覚者でのPETは"The physiology of coloured hearing. A PET activation study of colour-word synaesthesia"

コメントする (2)
# ご隠居

あ,僕の神経心理学のお師匠さんもイタリアに留学していましたね.イタリアには面白い仕事をするひとが多いような印象があります.Rizzolattiも神経心理系かも.ヒト神経生理ではRossiniという大御所がいますね.Science論文のラストオーサーのPaulesuはWMの最初のPET studyをしたひとですね.めりけんじゃなくてイタリアでのんびりと隠居するのもおもしろそうだなぁ...

# pooneil

どうもありがとうございます。Rossiniはここ最近はTMSの仕事が多いようですね。PaulesuのWMの最初のPET study、リンクしておきました。Crith FrithやFrackowiakと一緒に仕事をしていたんですね。ほかにもsynaesthesiaのPET studyなんかも出していて、そういえばこれは以前にセミナーをしたときに読んだことありました。


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