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■ たまにつづるメモ

  • 近くで本屋が開店した。リリー・フランキーの「誰も知らない名言集」が外国文学・評論のところにあった…トホホ。
  • 自己と他者はどちらかが先にできるものではなく、片方だけがあるなんてことはありえない。「縁起」の概念がわかっていたとすれば、片方から片方が生まれる、なんて図式は到底書けないはずだ。両方が一気にできる、という考えの方がよい。
  • 論文The early days of autopoiesis by F. Varelaを読む。Varelaは神経生理学(T.Wieselのところにいた)のトレーニングをしながら、本当に目指しているところを隠しながらドクター生活を過ごしていた。共感できる。けど真っ当な論文は出せてない。マスターか学部生のときの論文もせいぜいbrain research。共感できない。Biosystemに出た'74の論文(autopoiesisについてのシミュレーションをした初めての論文)は実はNature, Scienceにも投稿していたらしい。Complete rejectionだったと。彼がNatureに論文を載せるのはそれから25年後のimaging studyでのことだった。

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