[月別過去ログ] 2020年06月

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2020年06月30日

「ドルフィン・キック/ソクラテスの弁明」(さうして、このごろ2019年7-9月版)

繁華街を歩きながら、座り込んで地図を見ている旅行客とか、交差点で演奏するベーシストとか、暗闇にぼおっと浮かび上がる欄干とか、生ぬるい風とか、人混みを避けて進むジョギングランナーとか、そういうのを横目に見ながら、ブクオフにたどり着いて優雅な時間を楽しみ、白くまアイスを食べた。

「ドルフィン・キック」というのを考案した。イルカの鳴き真似をしながらドロップキック。めちゃ練習が必要(<-おもに鳴き真似の)

あと「アングリー・バード」ってのも考案した。めちゃ怒ってる。手のつけようがない。仕方がないので放置している。どっかへ飛んでいてほしい。銀閣寺。

「ヌガー」って、いいよね。(<-主に音韻的な意味で)

もろもろメール送り終えてラボからの帰り道、図書館の時間外窓口に本返しに行くつもりが、明日の予定とか考えごとしながら運転してたら、自宅に到着してた。私のオートパイロット(ゾンビ)モードが何もかもやってくれすぎて困る。いっそのこと実験と解析もしておいてほしい。

今気づいたけど、JR幸田駅の手前で在来線と新幹線が交差するのか。そんな重要なことではないが、はじめて意識に登ってきたことではあるので、ここに記して永遠の記録とする。


「骨休め」っていいよね。自分の中のガイコツ部分が、なんかアホ面してかぱっと口を開けているイメージ。世界が二つに分かれて、そこに海の水が流れ込む。

いまとくにウナギを食べたいとは思わないが、リョコウバトは食べてみたい。肉が美味で取り尽くされたというのを見ると。

早晩ウナギは絶滅するだろうけど、近い将来、専門店でありえないくらい高額になって、裕福な人がFBで自慢する写真をシラっとした気持ちで見てみたい。

今回の札幌での、全ての予定されてたイベントが終了して、JR琴似駅からホテルに向かうまでの帰り道で、これですべての日程が終了か、という感慨が湧いてきた。空気が涼しくてまるで秋が来たかのようで、なんだかメランコリックな気持ちになってきた。

今日撮った写真だけど、私にはこの画像に、雪が降っていて「夢の跡」が流れている光景が重ね合わされている。メランコリックな気分だから。


札幌からの帰りの電車の中で、和やかにしりとりをしていた家族が、ママの失言で小学生が一挙に機嫌を損ねてブチ切れ、居眠りしてたお父さんに八つ当たりしてお父さんがブチ切れて、ママが恐縮するというなんともやりきれないシーンに遭遇してしまったので、ここに記して永遠の記録とする。

Tom Froeseと会話していて「そういえばフローゼってドイツ的な名前?ドイツのミュージシャンで聞いたことのあるけど」って話をして、思い出せなかったのでその場でスマホでぐぐってみたらタンジェリン・ドリームのエドガー・フローゼだった。クラウト・ロック趣味が初めて日常生活で役に立った瞬間。

「ハクキンカイロ」と書いたTシャツを自作して、それを着ながら冷房のない部屋で汗だくになって、チューニングの合わないギターを掻き鳴らして、隣の部屋から壁ドンされたい。あまりの暑さにセミさえ鳴かず、すべての生きているミミズは地下に逃れる。遠くには鳥居を通して不二が見える。

「ヌフォガエル」ってのを考案した。ヌフォっとしている。つか寝るぞ諸君


先日クリスとskypeで話ししてて、なんか噛み合わないなあと思ったら、クリスが二重否定で話してるのを(「XXでないわけがない」)、私が単純否定だと誤解してたからだった。「英国人的だな!」とか言って笑った。

ブログ記事を作るために数年前のツイートをまとめていたら、「東岡崎からの空港バス」とか「改修工事前の実家」とか「田嶋さんのセミナー」とかそういうものに連続して遭遇した。しばし立ち止まって、心を当時へ飛ばしてみた。

「クラウド・ファンディング」ってフレーズを考えた。雲が、ゆっくりと、通り過ぎてゆくのを、長い時間かけて、眺めつづけるの。ファンディングのほうは知らない。

「来世で」を多用しているので、輪廻転生を信じているとか誤解されないように説明しておくと、来世というものは端的に無いので、「来世でやる」とは「やらない」という意味。“God only knows” = “Nobody knows”なのと同じ。言わせんなよ…

夜の風があんまり気持ちいいから、近くの奈良井公園までビールとつまみ持っていって、夜空を見ながら、たまにKindleで「意識と本質」のII章を行ったり来たりする。こんな気分は久しぶりだ。近所を歩いても新鮮に見える。


誰にも通じない地元ネタ…248号で八帖の交差点越えた北のコンクリート塀が並んでいる佇まいが、千石の交差点を通り過ぎた小石川高校の前あたりを思い起こさせる。とここまで書いてストリートビュー確認してみたら、そんなに似てねぇ。しかも小石川高校は6年一貫制の中等教育学校になってた。時が駆け巡ってる。

「また逢う日まで」を車運転しながら絶唱したりするんだけど、あれってコブシ(メリスマ)の入るところが「なぜかさみしいだ〜け なぜかむなしいだ〜け」で「だ〜」の部分なのが絶妙に難しい。ふつう「しい」の部分に入りそうなものなのに、そうはなってない。ネット探したがだれも言及してないな。


Kindleにダウンロードしたまま積んでた「ソクラテスの弁明」をウォーキングがてら読んでみるか、薄い本だし、と歩き始めたら思った以上に面白くて本編から訳者の解説まで全部読んでしまった。ソフィストとは別に哲学者が誕生したこととか、大学の概念の誕生とか、やっぱ古典超重要だった。

衆愚によって感情で裁かれる状況とか、現在の状況を思い起こされるものもあった。あと、ここで出てくるソクラテスは、死を恐れず金を取らず貧乏で信念を貫くというなんだかロックな爺さんだった。そういうわけでそのうち訳者の「哲学者の誕生 ソクラテスをめぐる人々」を読んでおこうかと思う。

あと、これが「無知の知」の原典なわけだけど、正しくは「不知を意識すること」とあって、それってメタ認知じゃねーの?とか言いたくなってきた。

あと、ソクラテスは「神霊の徴」を聞いているんだけど、それはなんらかの行動(政治的参加とか)を制止する声として聞かれている。これには驚いた。まったく知らなかった。


2020年06月15日

「シケモク先輩/ウォーリーを探せ!」(さうして、このごろ2019年4-6月版)

家の駐車場から西の空を見たらいい感じに空の色が青から緑、黄、赤となっているのに気づいてスマホで撮影してみた。電線が邪魔、と言いたいところだが、電線があってこそ、というふうにも思う。


「ウィスコンシン・カード・ソーティング・テクニック」ってフレーズを考えた。ウィスコンシン州では一番なの。地元じゃ負け知らず。そうだろ?

「ゼロセン」ってのも考えた。ゼロがセンになるの。そんなのって、そんなのって、ほぼ無限大じゃん!

進化生物学とかで出てくる「ボディプラン」という言葉を見るたびに、「ボブ・ディラン」に空目するのだけど、とくに実害は被ってない。


車を運転しながら、DTMで作りかけの曲を聴いてたら急にメロディーが浮かんだのだが、長女のお迎えの時間になったのでそこで中断。メロディーを忘れる前に録音しておきたいのに今日に限ってドンキに寄りたいとか言うので、しかたなくドンキの外で待ってる間にボイスメモで鼻歌を録音。俺いったい何者。

もうちょっとマシな方法はないか調べていたら、Logic Pro XからiOS用GarageBand用にエクスポートできることを知った。ただし、Google Driveには対応してないので、iCloud Driveが必要。あれもこれも使うのが嫌なので避けてきたが、しかたないので無料分だけ使うことにした。

ともあれiPhone上のGarageBandからファイルを開いて、歌用のトラックを追加してみたら、伴奏流しながら歌を録音することができた。ボイスメモだと同時に音楽を鳴らすことができない(自動的に音楽が消音される)のでこうはいかない。

これまで歌入れは家族のいない機会にこっそりとしかできなかったのに、これなら毎日できるじゃん!またもや人生の楽しみが増えてしまった!


「シケモク先輩」ってフレーズが降りてきた。なんか70年代のドラマっぽいでショ。

特急電車で「右側に国宝犬山城が見えます」とかアナウンスが出てた。国宝かよ!とか思って検索してみたら、天守が国宝に指定されている城は姫路城、彦根城、犬山城、松本城、松江城の五つだけ、とのこと。

「コネクショニズム」ってのを考えた。コネ第一主義。(<-チガウ)


「ウォーリーを探せ!」ってのを考えた。ウォーリーは遠いところに旅立ってしまったのだから、そんなところを探しても見つかるわけがないんだ。でも僕らはウォーリーを探さなければならない。おい、ウォーリー、お前は一体どこに行ったんだい?

以前近くの西友がブリットポップやシューゲばかり流すと書いたけど、あれって西友で共通だったのか!はてぶ

そしてついでに選曲終了のニュースも知る。「西友が音楽ファン「お墨付き」の店内BGM選曲を終了? 真相を訊く」 いつだって、謎が解けたときは、謎そのものが無くなっているんだ…(<-意味ありげだがとくに意味はない)

「大西の有機化学」というフレーズが急に浮かんで調べてみたら表紙画像があった。高校の物理の試験で100点満点で5点を取って絶望していた私を救ってくれた大西の有機科学。


研究所の東門で飛行機雲があるのに気がついたので、スマホのパノラマ写真機能を使って撮影してみた。だからなんだと言われても、答えはヴェイパー・トレイルのように雲散している、としか言いようがない。


「サバミソグラフィー」ってのを考案した。「グラフィー」つけると大概なんとかなる。「サバミソイズム」ではダメ。全然わかってない。「サバミソレスク」は狙いすぎ。見ているこちらが共感性羞恥。わかるかなぁ?わっかんねぇだろうなぁ(<-昭和)

「【のどごし<生>】ブランドサイトはこちら」「お~いお茶ブランドサイト」というのを見ると「ブラインドサイトblindsight」と空目するのは俺ちゃんの職業病だ。わかるかなぁ?わっかんねぇだろうなぁ(<-もういい)

「ラーハン」と「チャーメン」を組み合わせて純化することによって「ラーメン」と「チャーハン」を単離することに成功しました!(<-モルダー、あなた疲れてるのよ)

「うどんこ病」ってのを考えた。「そもそもなんでうどん粉なんだっ、小麦粉でもいいじゃないかっ」って粘着してきてすごくウザいの。お花を大切に!


お勧めエントリ

  • 細胞外電極はなにを見ているか(1) 20080727 (2) リニューアル版 20081107
  • 総説 長期記憶の脳内メカニズム 20100909
  • 駒場講義2013 「意識の科学的研究 - 盲視を起点に」20130626
  • 駒場講義2012レジメ 意識と注意の脳内メカニズム(1) 注意 20121010 (2) 意識 20121011
  • 視覚、注意、言語で3*2の背側、腹側経路説 20140119
  • 脳科学辞典の項目書いた 「盲視」 20130407
  • 脳科学辞典の項目書いた 「気づき」 20130228
  • 脳科学辞典の項目書いた 「サリエンシー」 20121224
  • 脳科学辞典の項目書いた 「マイクロサッケード」 20121227
  • 盲視でおこる「なにかあるかんじ」 20110126
  • DKL色空間についてまとめ 20090113
  • 科学基礎論学会 秋の研究例会 ワークショップ「意識の神経科学と神経現象学」レジメ 20131102
  • ギャラガー&ザハヴィ『現象学的な心』合評会レジメ 20130628
  • Marrのrepresentationとprocessをベイトソン流に解釈する (1) 20100317 (2) 20100317
  • 半側空間無視と同名半盲とは区別できるか?(1) 20080220 (2) 半側空間無視の原因部位は? 20080221
  • MarrのVisionの最初と最後だけを読む 20071213

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