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■ 木村研CM核論文

20050618のエントリにmmmmさんからコメントをいただきました。ありがとうございます。埋もれないようにここで続けます。
で、なるほど、[response bias +/-] * [CS+/-] のinteractionこそがneuesである、ということですね。わたしが書いてたことはけっきょく「negative prediction errorをコードしている」ということでしかありませんでした。ラボのサイトでの説明文の「期待とは異なる状況が発生した場合に,CM核は企画済みや実行中の行動をリセットしたり,切替えたりすることに深く関わる」という表現はそのへんのニュアンスをくんでいるように思えてきました。
さて、CM/Pfニューロンは彦坂研の1DR task / ADR taskのときにどう活動するか考えてみます。1DR taskではrewardが出ない方向のときに活動して、ADR taskではどの方向でも同じくらい活動する、とたんにcaudateの逆みたいに反応する、というところでしょうか。だとすると、hikosaka taskで見られるものよりもより多くの情報を今回のgo/nogoタスクが持っているとしたらそれは何か、というところがポイントで、まだ私よくわかっておりません。それがmmmmさんご指摘のPavlovian conditioningとの比較なのでしょうか。なんにしろ、もうすこし読みこんでみようと思います。


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