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■ さらにガヤからの返答
ガヤからの返答がメールで来ました。どうもありがとうございます。まだ書き込みできないようです。ガヤの長文コメントにどなたからの書き込みもないところを見ると、みなさんも書き込めないのでしょうか。とりあえずはスタールシートをデフォルトに戻しました。よければ書き込みテストしてみてください。書き込んだ本人は自分のコメントを消すことができます。
以下がガヤからのコメントです。
「知られている機能的構造と関連していることを示すことがいちばん信頼性をあげる」との点はまったく同意です。いまのYusteラボでもなんとか現象を(なんらかの)機能に関連付けようとしていますので、ここら辺の話題は請うご期待です。その上での問題は、なんとか関連を示したところで、やはりsequenceがchanceで説明が付いてしまうレベルでしか生じていなければ、結局は説得力がないわけで、mathematicalな点はいずれにしても逃れられない問題になるかと思っています。
あと、Arieli&Grinvaldのシグナル(これは脳表付近から取っています)の由来は、本人たちの見解では、「subthreshold synaptic potentials or suprathreshold calcium and back propagating action potentials in neuronal arborizations originating from neurons in all cortical layers whose dendrites reach the superficial cortical layers(J Neurophysiol 88(2002)3421)」となっています。ただ根拠が弱いので、どこまで本当に“言い切れる”かはまだまだ検討が必要かと思うわけです。実際、最近のNature 428(2004)423ではsuprathreshold activityとsubthreshold activityを分離までしていますが、その分け方は多少強引すぎるように私は感じます(しかもpooneilさんのいう多重比較の問題がもろに入ってきてます)。問題は本人たち自身がどこまで確信を持っているかですね。本音を聞いてみたいところです。
以上がガヤからのコメントでした。
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- / 投稿日: 2004年09月03日
- / カテゴリー: [セルアセンブリ (cell assembly)]
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